残響の足りない部屋

もっと多く!かつ細やかに!世界にジョークを見出すのだ

2009-07-30から1日間の記事一覧

過去に作った詩

●この詩に関しては7月31日分の更新をご覧下さい。○絵筆俺は絵筆を見ている。折れた絵筆を見ている。折られた? さあ? 形容に今は興味はない。その折れたところを注意深く見る。真冬の竹ぼうきのようにささくれだっている。俺はこれで何かを描くのか? 違…

過去に作った詩

●この詩に関しては7月31日分の更新をご覧下さい。○私は残虐な咆哮を持っている。私は残虐な咆哮を持っている。私はいよいよそれを出そうと思う。出さなければならないのだ。結果は見えない。路線が見えない。しかし私はとっかかりを作らねばならぬのだ。…

過去に作った詩

●この詩に関しては7月31日分の更新をご覧下さい。○サーフィンささやかな日常のなかにいて、取り込まれているのか、あるいは、どこかの海岸でサーフィンをするかのように生きているのか、どちらだろう?彼女はどちらにいるのだろう?

過去に作った詩

●この詩に関しては7月31日分の更新をご覧下さい。○崩壊していく塔「塔が、塔が倒れる!」拡声器からの声はノイズが混ざっています。落下する部屋の中に居ます。あと少しで地に打ち付けられるのか、海へと突き刺さるのか、ここにいてはよくわかりません。…

過去に作った詩

●この詩に関しては7月31日分の更新をご覧下さい。○1975年10月17日とん、とその石版を手で突き放し、まず1mの距離をとる。幸せになるために。

過去に作った詩

●この詩に関しては7月31日分の更新をご覧下さい。○密林我々は草のつるの間をすり抜けていかねばならない。空中に浮かぶたくさんの草のつる、樹のつるのアラベスク……隙間をすり抜けていくのだ、生まれたときから。……いや、取り込まれてもよいのだけれど。

過去に作った詩

●この詩に関しては7月31日分の更新をご覧下さい。○あなたは空となるのだからあなたがここの「空」であろうとすることはわかった。この広がる地平を見続けることになる空に。ならば老婆心で忠告させてください。あなたがどのような道を歩もうとも、あなた…

過去に作った詩

●この詩に関しては7月31日分の更新をご覧下さい。○断罪行軍我々は行軍している。森の中を踏破している。我々の足は草のつると、根と、他のあらゆる森の堆積物を感じている。そうしながら森の暗闇を分け入っていく。我々は動いている。我々は我々を前へと…

過去に作った詩

●この詩に関しては7月31日分の更新をご覧下さい。○私は血みどろの中にいます今日からは過去を全て肯定して生きていこう。今まではそのようにしてこなかったけど。あらゆる失敗を一つの事柄としておこう。私は血みどろの中に居ます。私は今ここにいます。…

過去に作った詩

●この詩に関しては7月31日分の更新をご覧下さい。○森の中の穏やかな光森の中となってしまった街である。その巨石には一面に苔が生えている。その苔のパッケージングにささやかな光が降り注ぐ。しかしそれは特別なことではない。一週間に3、4回必ず繰り…

過去に作った詩

●この詩に関しては7月31日分の更新をご覧下さい。○私はリコリス1立ち続けていよう。足元を砂風が行く。きっと私はそよ風と互角程度、けれど心を冷たい水で洗い、しっかりとした神経の足で立つ。夢の中で筋肉を弛緩させようとは思わない。しかしまわりに…

過去に作った詩

●この詩に関しては7月31日分の更新をご覧下さい。○もし私が世界を描けるのなら1世界中、大地の上が一年間凍結したら……マッチ棒の群れのようなビル群も人々が頭の上の方に思い描くさまざまな不気味な空想も、コールタールにも似たもろもろの廃棄物も全部…

過去に作った詩

●この詩に関しては7月31日分の更新をご覧下さい。○遠浅透明な海、骨でさえ宝石になる遠浅今日も海はゆらゆらと揺れている今日もあちらこちらに海草や珊瑚の色が昨日も明日も静かな風がこの空間にはあるのだ潮の音が聞こえてくるこの弱々しい音が海の音だ…

私的ポートレイト・イン・ジャズ

●再びブログの長さについてプロフィールを編集しました。もっとしっかり書いてみました。ミスもあったので……。改めて見返してみると、ずいぶん偏狭というか、偏屈な好みというか……。慣れないうちだからしょうがないとはいっても、やっぱり長いですよ、わたし…