残響の足りない部屋

もっと多く!かつ細やかに!世界にジョークを見出すのだ

過去に作った詩

この詩に関しては7月31日分の更新をご覧下さい。

○断罪行軍

我々は行軍している。森の中を踏破している。
我々の足は草のつると、根と、他のあらゆる森の堆積物を感じている。
そうしながら森の暗闇を分け入っていく。
我々は動いている。
我々は我々を前へと進めていく。
「我々はここを踏破できているだろうか?」
誰もそのことは言わない。
身動きが取れなくなることは、地獄の中にいるようなものだ。
我々の足は硬い。
我々の足は重い。
いつからこうなったのだろう?