2009-07-31 修道院は眠らない 待ち続ける。いつか来る福音を信じて、その時まで祈り続ける。闇の中を歩いている。終わることなく待ち続けている。考えたら、始まりはいかなるものだったか。いつからこのように歩き出したか。輝ける明日とはどのようなものであったか。我々はずいぶんと忘れてしまった。忘れながら待ち続けている。始まりも、明日も、願いも、苦悩も、今は粉々のかけらと化してどこかへ。我々は今、何かのただ中にいて、そして、待ち続けている。(続く)