2009-08-21 虹にすれすれ ●この詩に関しては8月21日分の更新をご覧ください。○虹にすれすれその色彩の前に私の羽音は聞こえなくなってしまった高度数千メートルの甘美な円周軌道をとって、導かれるように私の他には誰も来ていないこれが大空、空色の夢360度の空間自由性を全身で感じながら、私は虹に接近するその大きな壁は分厚いのに、向こう側が透けて見えるあざやか過ぎるのに目に痛くないこれこそが私の求めていたもの