残響の足りない部屋

もっと多く!かつ細やかに!世界にジョークを見出すのだ

書き続けるということ

書くということ


ともかくも、体調が悪いとか、そんなこと言い訳にもならないというか……要するにここの更新のこととか、あと小説のこととかなんですけど。そういう風に自分を許していては駄目だとは思うんです。前回更新したときは、もっと更新頻度を上げようと思っていたのに、まあ、この始末です。ほんとに、HPなりブログなりを毎日更新している人は偉いと思います。

継続もまたひとつの才能かもしれません……いや、より正確に言うならば、才能を成り立たせる上で欠くべからざる要素、なのかもしれません。かもじゃないな、自明ですね。とにかく、継続性・持続性がなければ事を為すことはできません……無論才能=センスは重要ですが、「何があっても書ける」という状態を保っておかないことには作品なんて、ブログの定期更新なんて出来ません。書き表さないことには「表現」は成り立ちません。

……ということを煩悶しては、まあわかっちゃいるんですけどね、と言った感じで、ぐるぐるぐるぐる。憎むべきはこの身体。精神は「書きたい」と思っているのに、身体に体力がないから、薬の副作用がすぐに出るから、バテて、ロクに物書きが続かない、という。


そんなわけで小説進行状況

複数同時進行の新作小説企画ですが、とりあえず資料集めは一段落して、さあいよいよ書きはじめるか、みたいなところに至ったのですが、前述のように、なかなか身体が「書く」モードに移行してないという情けない有様なので……うん、というか正直なところ、8月の小説完成でずいぶんエネルギーを消耗したというか、まあ燃え尽きた、まではいかないものの、ちと持てるエネルギーを費やしすぎたので、「書く」モードにすんなり移行できてない、という。

情けないこと言ってるなぁ……自分でも思いますよ。まあ確かに8月末から今までをオフと捉えればいいのかもしれませんが、しかしあんまりそういう時間はとりたくないのですよ。先にも述べたように、継続は力ですし、何より書きたいものがあります。かなり。……とはいえ、実際書いてないのですから、何をかいわんや、です。

あるいは、スケジューリングの下手さがここで災いしているのかもしれません。同時進行するにしても、とりあえずの優先順位を決めた方がいい、というのは自明です。もしくは、書きやすいものから書いていって、順々に身体を慣らしていく、というのが必要なのでしょう。……う〜ん、いつになったらスケジューリングが上手くなるのやら……わかってますよ、それもまた「経験」の一言によって説明できてしまうというのはね。ただまあ……なんだかんだで物を書くようになってそこそこの年月が経っているわけですから、少しは学んでもいいんじゃないかなぁ、と。

まあ幸い、企画の方向性というか、コンセプトだけはまとまっているので、やみくもな出航だけはせずにすみそうですけど。……あまりに当たり前なことすぎて、全然足しにならない!(笑)

同人企画について

以前言っていた、高校時代の友人・みずき君との同人企画ですが、アナウンスすることを忘れていましたが、え〜、頓挫いたしました。ええ……。理由は、この企画に対する取り組み方の違いによるものといいますか、気持ちの相違といいますか、彼と話していると、そもそもの考え方自体が違っていた、というアレな事態だったので、そんなグダグダならいっそやらない方がマシ、ということでやめることにしました。

小説自体は書きあがっていて、彼からの評価は芳しいものではなかったのですが、まあわたし個人としては、確かに欠点はあるけども、そんなに悪くないんじゃないかなぁ、と思っているものなので、とりあえずストックとして取っておくことにします。ブログに載せるには少々長いので、掲載はここではしませんが、何かの機会で使いたいと思ってはいます。

てなわけで、あの企画はお流れになりました。うーん……まあ、相互が「何か違うよな」と思いながらやっていく、というのはわたしとしても本意ではないですし、止めるなら止めるでスパッといった方が気持ち的に楽ですので、こういうことになりました。

再び書くということ

このブログにしても、毎回長文のダラダラした報告や、長文のコラムなんかを載せているから更新頻度が下がる、というのは事実なのですよ。以前から言っているように、もっと軽くてサクッとした更新を心がけた方が、更新頻度は上がりますし、読みやすいですし……要するに、テキストサイトのノリで書いているからいけないのですね。やっぱりブログは基本短文の頻繁な更新……が主なんでしょう。きっと。

一応、コラムにしても、書きたいネタは結構溜まっているので、やっぱり更新頻度を上げることは大事なのです。備蓄しているうちに、鮮度も落ちていきますし。そりゃもちろん強迫的に更新するよりはのんびり更新した方がいいのですが、何というか、定期的に何らかのものをキビキビと更新してないと、サイトとしての「ハリ」というものがないじゃありませんか。……まあ一応そのくらいの自覚はあるのですよ。

というかですね、このブログは本来文芸ブログであって、小説とか詩とかを載せる場であって、オタトークがメインのものではないのです……多分(苦笑)。まあ書きたいものを書いていればそれで良いのですが、しかし新作のアップが滞っているのも情けない話で。日ごろの雑文・コラムも新作の文章、と定義できないではないのですが、やっぱり創作物をビシッとアップしたいところ。

……一応なんとはなしに計画しているのが、例のらき☆すたSSなんですけどね。ここぐらいでしか載せる場所ないですし。まあでも、ショートショートの一本くらいは書いておきたいところです。

twitterについて

話は変わりますが、一応わたしtwitterやっております(リンク集参照)。ですが、八月末を境にして、友人(毎度メールやtwitterで熱く漫画論・オタ文化論を交わさせていただいている義実たかさん)とのやりとりを除いて、ツイートすることがなくなってしまいました。

なんか……呟かなくても、別に問題はないな、と妙に悟ってしまったというか、日々の行動を逐一ツイートすることに個人的に意義が見出せないというか……そして最も重大な理由としては、短文形式に飽き足らなくなってしまった、という理由が。

小説完成を期に、そういうモードに移行してしまったようです。単発的な呟きよりも、しっかりとした長文で論を立てることを。それから、ログがすぐに消えていってしまう、というのも、構築的な議論をするにおいてちとアレというか。簡単に言えば、呟くよりも、コラムを書きたい、というモードに移行したわけですね。

多分、小説という枠の大きい媒体に慣れきってしまったから、こういう志向に変化してしまったのだと思います……と一応の理由づけ。もちろんtwitterのことを否定しているわけではありません。留保なく便利なツールだとは思います。ただ、今の自分には合っていない、と感じるだけで。

う〜ん、かつてはほんと毎日呟いていたのですが、しかしあれにしたって、結局はブログの書き方と大差なかったですからね。いくらtwilogがあるとはいえ、あそこで書いた議論が、流転していくのを任せるのにいささかの「もったいなさ」のようなものを抱いていた、というのも事実です。簡便に更新できるから、ついついあそこで呟いて事を済ませてしまいましたが、やはりきちっとした論を構えたい、という欲求が強くなってきて……。

まあこれも、個人内モードの推移によるものであって、いつかはまたtwitter復活するかもしれません。また延々と音楽とエロゲに関するヨタ話をするときがくるかもしれません。未来はわからない。断定はしません。「判断を差し控えることは、無限の可能性を生むこと」なのですから。サクッとアンチtwitterみたいな文章を書いていた方が痛快でわかりやすいのかもしれませんが、そこは物書きとしてのモラルです。安直に批判(というより非難)をすることは簡単ですが、建設的な議論をするのは容易でなく、そして、そういう議論こそが後に残るのですから……と、そのことを、文章を書いてきて、本を読んできて、つくづく思い知りました。だから馬鹿みたいに、阿呆みたいに「判断を差し控える・考え続ける」方を選びたいと思います……まあ確かに鈍重に見えますけどね。

これからの予定というか

そんなわけで更新頻度を高めていきたいと思いますが、しかしそれは体力との相談……そんなことを言っていては話は進まないのはわかっていますが、しかし体力の問題も結構キツい問題でして。

ただ、書き続けることだけはしていきたいと思います。なるべく努力します。愚痴を言ったり弁解したり後悔するよりは、精進した方がいいのは明らかでありますから。なんか今回の更新はずいぶん真面目なことを書いたなぁ……よし、今度は思いっきり馬鹿でいやら(略)

●本日のBGM:朝だったのでなし、というか珍しくあんまりかける気にならず。