残響の足りない部屋

もっと多く!かつ細やかに!世界にジョークを見出すのだ

業務報告・新年の抱負・「第二〜」あとがき

○新年明けました

感慨、まるでなし! 年末も同じく! ただ忙しいだけの日々でした。空いた時間はほんと休む以外に使えなかったな……こんなんで冬コミなんて行けるかー! 世のオタクが全員コミケに行けると思ってるんじゃねーぞ!(別に行きたいと思ってるわけじゃないですが) 結局エロゲ一回も起動できなかったし。それくらい忙しく。今日はしますよ。やっと時間がとれましたしね。今日からコツコツまたエロゲプレイの日々に戻るのです。毎日平穏にありたいものです。
そんなわけで、年末だ正月だなんだといっても、わたし個人としては何も思うところがないという実につまんないところなので、新年の抱負とか誓いとか別にないのです。そもそも新年の抱負っていっても、じゃあ何で去年からその抱負抱いてなかったの? と難癖つけることが出来るわけで……まあそんなこと言ってたら友達無くすので、あえて考えてみましょうか。

○……しかし、考えるだに、自分の欠点が見えてきて困る(笑)。どんだけ自分は駄目かとか去年何も出来なかったとかそんなことばっかり。……ああまずここからでしょうか。「ネガ禁止」。でもそれって息するなって言ってるようなもんだしなー(そこまで言うか)。

○去年からの継続課題としては、「積み○○をしない」でしょうか。何だかんだで結局去年は積読・積CD・積みゲーが多かったのです。こんなの悪循環と徒労と浪費にすぎないので、もういい加減新規であれこれ買うのをやめよう……と言って止められるようなら、中古屋巡りなんてしてないわけですよね(笑)。もうこれはひとつの病気だ。まあでもしばらくはほんと買うのを控えましょう。……とか言いつつ昨年末にミヤスリサ氏の画集が出て、今月には星メモVFB、来月は竹本先生の『ねこめ〜わく』七巻……いや、これは買わなくちゃならないでしょう! それから、SMEE『ラブラブル』は予約済み、そういやベルセバの新作を未だにスルーしていてこれが引っ掛かっていて、しかも英国トラッド・ロック再発とな! ……いやいやいやいや、だから新規は駄目だって! 内田光子モーツァルトの協奏曲と新年再放送の「小西康陽 これからの人生。」でしのげ! ああそれと、冬コミ分の同人につぎ込んだ金額が夏をさらに下回りました。どんどん減っていく。サークルの数が減っていく。オタとしてはシンプルライフですが、それでいいのか、の声聞こゆ。

○「去年以上に遊ぶ」。ああ、これはいいかも。もっとこれを徹底させれば毎日が楽しいですし、これを念頭において生活すれば、自ずからお金を稼ごうとし、健康な身体を保とうと考える、はず。人間は遊戯人である、って言ったのはホイジンガでしたっけ? そこまでいかずとも、馬鹿みたいに楽しくいきましょう。毎日の生活や雑務などを苦虫を潰すような顔をして過ごしている同世代の人間を見るにつれ、失礼ながら「あーはなりたくないな」と思うのは事実。どーせわたしもいつまでも生きていられるわけじゃないんだしさ(去年一年でこれが口癖になってしまった)、シェリル・クロウの「All I wanna do」じゃないけど、「生きてるうちにちっと楽しい思いをしたいだけ」、ってなとこありますね。

○「書く書く詐欺をしない」……去年はほんとすいませんした。

○「少しは健康になる」……だからもう薬飲みすぎだって……。

こんなとこでしょうか。書くのはね、書くのは簡単なのよ。でも今日から即座にやれっつても難しいものばっかりなのよ、という情けない状況なわたしでした。


そういえば

そうそう、去年の12月24日でしたが、夜はNagaleさんとこで座談会に途中まで参加していましたが、昼間時間がとれたときに、以前(去年夏)に書きあげた同人企画(結局頓挫した)用の短編を投稿してみたんですよ。や、さすがに今なら多少冷静に読み返すことが出来て、今までずっと下手だ下手だと一方的に思ってましたが、手前味噌ですが、悪いところばっかりじゃないんじゃないか、と思って、何か投稿してみるのもアリかな、って思ったんです。下手な鉄砲数撃ちゃ当たるではないですが、しかし何もしないよりはマシということで。もちろん「第二文芸同好会」本編長編を四月完成→投稿が当面の目標ですが、まあやっておいて損はないかな、と。何か変な作品でしたが、妙に捨てきれない何か(愛着?)があるのも確かで。
そんなことを人に話したら、「クリスマスイブに送るなんて粋じゃないか!」って言われました。ああ、考えてみたら12月24日はクリスマスイブでした。わりに世間がどうなっていようと関心がない人間なもので。だから正月や年末にも取り立てて関心がない。むしろそれらの雰囲気はエロゲで味わう方が好きという何ともというかアレというか(苦笑)。ああ、パティにゃんはほんといいゲームでしたね。ましろ色の愛理ルートも地味ですが良かったです(メインヒロインが地味ってどういうこと?(笑)まあわたし愛理一番好きでしたが)。

●「第二文芸同好会の思い出」完結

と、いうわけで、今年最初の更新は昨日の第四話でした。なんというか……取り乱している感がありますね。第三話がわりにオチがつけられた話だっただけに、余計に比較してしまいます。勢いで書いて、最後投げっぱなしのようなところもありますし。……でもこれが自分に正直な書き方といえばそうなんでしょうか。まあもっと構成・プロットを考えろよ、とのツッコミはもっともなんですが。
テーマ自体は前から決まっていて、というか前々から考えていたことでもあったんですが、しかし思いのほかこはるが動きました。今までの話の展開だったら月がこの役回りになりそうなところではありますが、しかし書いてみて、わたし個人としてはこはるがこうして語ったということは、彼女のキャラを考えるとごく自然のように思えています。
……実際、この連載で書きながら各キャラを掴んで・作り上げていったところがありますからね。そういう意味では、意義深いものでありました、今回の連載。これがあったからこそ、本編がちゃんと書けるようになっている、というのは事実です。練り込みって大事ですね。
ともかく、これでこの雑談小説は完結です。ラストが妙にガチになってしまって……というかシリアス分が高めになってしまって、ユーモア・コメディ分が不足してしまったのは遺憾であります。それはわたしの力不足と素直に認めます。真面目一辺倒は、やっぱよくないですね。どっかで力抜かないと。まあしかし、ちゃんと早々に完結出来たことは一応は達成であります。去年の内にやれていればもっとよかったのですが。
……しかし、雑談小説は難しい。今までわたしが避けてきた分野――「会話文主体」の小説ですから。いかに自分がその方面の努力を怠ってきたかがわかります。
ともあれ、お付き合いいただきありがとうございました。

これからの予定

去年言ったように、『らき☆すた』の二次創作SSをメインに更新していきたいと思います。そうじろうとかなたの話です。かがみも絡みます。全三話ですが、原稿用紙50枚分と、ちょっと長いので、一話一話を分割して、小出しでアップしていきたいと思います。
しかし、創作活動はじめてもう8年に突入しますが、二次創作書いたのはこれがはじめてですよ。書いてみて、いかに難しいってことがわかりますね。……ていうか、いつもの小説の書き方で書いたから、なんか「いわゆるSS」っぽくなくなってる感が……あうち。
まあ、今年もやっていかなければいけませんし、来年も同じでしょう。延々と人生は続いていきます。長丁場です。大変ですね。ていうか、もうこの歳になると、歳をとったことが嬉しくなくなって嫌(笑)……なんてアレな新年の挨拶でしょう。

本日のBGM:NHK-FMバロックの森」(ジョン・エリオット・ガーディナー指揮・モンテヴェルディ合唱団のニューイヤーコンサート(バッハ)もありまして。なかなか心洗われる番組構成でGJ。わりに気分良く記事が書けました)