残響の足りない部屋

「ホームページオブ百合機械」の別館日記ブログ。毎日更新。今日も世界と逆向きに。

エロゲの未来

●十年前、エロゲがこんな形になるなんて予想できたか?


何の分野にしてもそうだと思うんですけどね。三年後だって予想できませんって。
ただ、ラノベにしてもエロゲにしても、バトル+ハーレムラブコメが主流になってきてる、ってのは、明らかにオタの趣味を反映したものであり、いくら「もう飽きたー」って言っても、それを望んでいるのは「私達」だということを忘れないでいたいと思います。
ニーズのないところに商品はありません。いくら粗製乱造の柳の下のドジョウが溢れたところで、それを望んでいるのは私達なのです。
そして「皆の欲望をわかりやすい形で提示した」ものが勝ちです。アニメで皆がブヒった「IS」って結局そういうことだったんでしょう?
まあこれはオタ文化全般に言えることで……話を戻してエロゲに焦点を定めてみれば、唐突ですが、MOONSTONEのtwitter連動機能って、一体誰が得をするんでしょうか。
せめてエロゲやるときくらい「繋がらず」にいようぜ、って思うのですが、これもまた古参の戯言でしょうか。
それを思うに、エロゲって、根本の部分は全然システム的に進化していないのに、演出やインターフェイスはどんどん洗練されていってるんですよね。でも根本は変わらない。これほど「ゲーム性」が進化しないジャンルってのも珍しいです。
だからこそわたしはエロゲって「メディア(容れ物)」だと思っているのです。いろんなキャラや物語やネタを詰め込めるメディア。まぁ、ノベルゲーに限定した話のような気もしますが、それ以外のSLGRPGにしたって、そういう意味合いを持っていると言えます。
ただ、先駆者はやはりいつだって偉大です。内容と結びついているかどうかはさておき、考え出したことそれ自体はやはり大したものなのです。たとえ誰得であろうとも、やはりtwitter連動機能は大したもの……だったのでしょう。


だとするならば


せっかく生み出された新たな機能を使うにおいて、これが必要なシチュというものを逆算して考えていかなければならないわけです。
で、思ったのが、オンラインエロゲだったらアリなのかな、と。
らぶデス555のように、あのようなカオス空間だったら、twitter連動というのもアリなのかもしれません。
そしてさらに考えると、3Dオンラインエロゲ、という方向にも話は膨らみます。ぶっちゃけわたし3Dエロゲに一切興味はないんですが、やはり好きな人は好きなようで、そりゃ実際の女性と寸分違わないキャラと好きなこと出来るんだったら、そりゃ快楽原則まっしぐらですよ。
それがましてやオンラインになってみたらどうでしょう。
今のマシンスペックではそれは難しいと思いますが、十年後あたりのPCスペックだったら、それくらい余裕で出来るんじゃないでしょうか?
エロゲ版グランドセフトオート。まったくのカオスでしょう。人はそれに顔をしかめるかもしれません。しかし、それを言ったらモンハンだって三国無双だって、「狩猟」「乱武」という快楽原則に則ったものなのです。
だったらエロ方面だってあっていいはずです。
繰り返しますがわたしは別に興味はありません。ただ興味半分で面白おかしく眺めることはするかもしれません。そんなときがきたら。
そのとき、twitter連動機能というものは、快楽原則をさらに増すものとして使われることとなるのでしょう。人間、どこかに野蛮人(バーバリアン)になりたい、という夢想があります。ジョルジュ・バタイユの議論を借りれば、エロティシズムは抑圧されているからこそ、ときに「暴発」を求めるのです。
それは今までは紙芝居エロゲだったり、3Dエロゲだったり、AVだったりしたわけです。
ところがインターフェイスの拡張により、リアルとバーチャルのエロスが完全に一致したとき、ひょっとしたら風俗をも脅かす一大バーチャルポルノ産業が出来上がるかもしれません。
何と言っても、初期投資さえ済ませてしまえば、後は自由気まま、勝手し放題なのですから。こんな安いエロスはありません。
twitter連動機能は、この未来のオンラインエロゲにおいて、「皆でエロいことしようぜ!」という快楽原則のためのツールになるかもしれません。
もちろん未来は不確定です。ただ、こういう機能が現在「誰得」と言われているのを見て、では得する方法は?と考えたら、このような考えが浮かんできた、ということです。お粗末。


●本日のBGM:なしでした