残響の足りない部屋

もっと多く!かつ細やかに!世界にジョークを見出すのだ

今後のエロゲ予定(4)

予定決定


C:Drive「妹スマイル」を予約しました。「ラブライド・イヴ」、「いろとりどりのセカイ」は熟慮の上、スルーすることに決定しました。
エロゲ一本買うのに信じらんないほど(一ヶ月くらい)時間を費やしたことに自分を褒めたいのかバカにしたいのかよくわからない心境です。


で、なんでこのゲームにしたのかというと


「初恋タイムカプセル」プレイ日記をお読みになられた方は、わたしがあそこで盛大に大コケした――分かっててはまりに行った――ことをご存じと思います。
しかーししかし、それにつけてもおやつはカール、バカゲーライター海原楓太氏に対する信頼が失われたわけではありません、せんべえ博士とアラレちゃん! このノリには意味がありません。「ひまわりのチャペルできみを」自転車レースの影響です。詳しくはげっちゅ屋ブログを参照、来て見て勝ったの三勝、お姉ちゃんの三乗であります!
激しく脱線しましたが、要は海原テキストにまた触れることが出来たらな、って話です。意味のない文章で行数を稼ぐな!


んでもって、体験版プレイしてみました。
いやー、初恋タイムカプセルのときとは全然違いますね! バカさに対する絶対的な安心感と爽快感。三女・花梨と五女・みかんの頭の悪さが大変素晴らしい。主人公もナチュラルに妹たちを溺愛するバカなのでこれも良い。そうだよ、海原氏はこうでなくちゃ、と思わせる出来でした。
問題は、体験版でのドタバタが、個別ルートに入ったらナリを潜めてしまう――妹たちとの大所帯の掛け合いがなくなってしまう――心配がありますが。
それの判断材料である個別Hシーンで、笑わせにかかっているのが花梨ルートのみなので、はたしてどれだけバカゲー/バカップルゲーとして炸裂してくれるのかは未知数ですが、ただこの妹たちのアホさと可愛さは気にいったので、何もないってことはないでしょう。
まあこういうゲームを喜んで楽しんでる時点でわたしの頭の悪さも図られるってもんですが。大概にしろよと思いつつ、一日一回「ひまチャき」起動させてる時点でもう引き返せないこのB級バカゲーの道。
というわけで、今夏はこれ一本でいきます。もっとまっとうな、メジャーなゲームをプレイしなさい、との意見には耳を貸しません(貸せよ)。
夏は東方の新作もあるし……ランスクエストまでは手が回らないかな……。
てゆーかひまチャきが大作すぎて……。


ラブラブル信者として今回のノベライズ版について一言


読みましたとも。ええ、読みましたとも。コミックメガストアに続いて、ラブラブルに関連する書籍はすべて読みつくす勢いであります。
それくらい気にいっているゲームを……こう料理されちゃったら……。
いや、「そういう出来」なんです。お察しください。
ラブラブルのコンセプト「ヒロインとのいちゃラブ」から大幅にずれまくった本書、なんだよこの四方八方やってやってやりまくり感は……
ラストページ引用してみましょうか。


「千夏とは恋人だから、お互いの家、お店、学校でエッチができる。
家にいるときは花穂と――
お店では、奈々子さん、つぐみ、さつきと――
こうなったら体力と精液の続く限り、やってやってやりまくってやる。
いずれは全員と一緒に――
俺の高校生活は始まったばかりだ。
どこまでも夢が広がって行く。
最低と言うヤツがいるなら、言わせておけばいい。
俺もみんなもハッピーなんだから!」


これラブラブルじゃねーです。ハル君じゃないです。
そりゃらぶでれのときもハーレムありましたよ? だけど、あれはネタ的におるごぅる氏が上手く組み立てたから面白かったのであって、本書のように、ゲーム「本文」をコピペする勢いで作っているのは、魔改造を通り越して、「ノベライズ版の筆者はラブラブル全然好きじゃないのでは?」って思わせるくらいです。
どうせハーレムノベライズ作るのであったら、キャラを十二分に動かしてほしかった。
前回のラブライドの件とは違って、こっちは「コンセプトを徹底していない」のが問題であって……。
願わくば、これでラブラブルを知った人が「なんだ、話題にはなってるけどこういうのか」と思ってラブラブルに対するイメージを悪くすることのないよう……せめて!せめて体験版だけでも……印象ガラリと変わりますからマジで。
てゆーか一番の疑問はSMEEがこれを認可したことですよ……なんで?。


●本日のBGM:なし(最近奮わないですねこの欄)