残響の足りない部屋

もっと多く!かつ細やかに!世界にジョークを見出すのだ

積み慟哭

(個人的メモです

これ以上買うなや
いまあるもの、
それは己が選別して血を流して手に入れ、
あるべき幸せな未来を獲得するために、
獲得したのだろうが、それを

夢だったろうが
学生時代を思い出せ、
そんな金の使い方など……

金の問題と同時に、
「飢えたこころ」の磨耗のなのだ
静かであれ
趣味は静かに満たされよ

「メシを食ってるときはね、なんというか、満たされてなきゃ駄目なんだ 誰にも邪魔されず、ひとり静かに、豊かで……」


井戸のなかを見つめろ
あるいはその先に風がふく
太陽はなくても
月は輝いているのだ

暖炉の音と暖かさ、そして良書
それだけでいいはずなのに……