残響の足りない部屋

もっと多く!かつ細やかに!世界にジョークを見出すのだ

えんたーえんたーみっしょん(模型日記)

●今日も元気に! にしずみどの軍神伝説……じゃなかった、模型日記!

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えーんたーえんたーみっしょーん、早くここにおいでー
……と、ガルパンムードでお送りする今日の模型日記。
にしずみどのといったら、主人公ですね!(簡単すぎる紹介)
知りたいひとは渋の紹介とか、ニコ大百科の紹介とか。マジ軍神
 
しっかし、夏っていったら、このクソ暑さですね。ロクなことがありゃしませんよ! 特に湿気! 塗料がそのせいで、すーぐに妙なにおいになってしまって……え? もとから妙なにおい? いやそうですけどね……
まあ、こんだけアツゥイと、さすがに塗料の乾きが早いです。いくら水性塗料だからって、10分たたずにガチ渇きかよ……おそれいるぜ……
 
だからといって、一斉に外で吹きつけとかサーフェイサー処理とかやろうって気にはなりませんわなぁ。死ぬぜ。
 
あ、今日の模型アップ写真は、ガルパンでおなじみ(といまやなってしまった)西住どのたちあんこうチームのIV型戦車D型改です。
いやー……配色間違ったw
これじゃトコトン自衛隊色ではありませぬか。
本来なら、この色は、背後にあるドイツ軽戦車35t(つくりかけ)に塗る感じの予定だったのですが、IV型にためしに塗ってみて「あれ?案外いけんじゃね?」と思い、そのままがんがん突き進んでいって……少なくとも駆動部のあたりは別の色にしてツートンカラー(地味目)にするつもりが、あれよあれよのままに、ほぼこれ一色になってしまった西住どの。ぐへへ一色に染まって……(愚劣)
 
しかしまあ、自分も、昨日書いてたように、スケールモデルを半ば離れた形となっていたにも関わらず……少なくともミリタリー系はほぼすることがあるまいと思っていたのに、いまやガンプラよりもミリタリー系を重点して作っている始末。
 
それは艦これガルパンの影響が大きい……とくにガルパンかな。艦これは昨日も書いたように、ろくにやってないですし。
しかしガルパンは、ビルドファイターズ以降なにを見るかな?と思い、たまたまてけとーにかけた再放送で、まんまとはまってしまって、そこから「ガキンチョ以来のミリタリー模型出戻り」が始まってしまって……
 
ああ、何を思ったか、模型屋さんでプラッツの1/72IV号戦車D型改をかってしまったのが運のつき。
しかし……ほんと、何を勘違いしていたのか、久しぶりの戦車模型工作だというのに「1/72」をかってしまったという事実。
せめて1/35にしろよ! 何気に情報量がパナいキットだったので、すげえちまちました工作でしたわ!
ガキンチョのころに組んだ戦車は、同じ1/72スケールでもここまで小さくはなかったので、ここまで苦労はせんだったけど、このモデル、さすがにガチ仕様なだけあって……
 
で、非難するわけじゃないですけど、ガルパンファンが「よっし! 模型つくってみるか!」ってんで、こういうふうに公式キットに手をだしてみて、見かけのファンシーぶりに反した難易度……これは、言葉悪いですけど、罠だわあなぁ、と思うわけです。
価格帯にしてもそうなんですが、同じIV型のガルパン仕様のプラッツのキットでも、1/35は、これのおよそ二倍(だいたい4k)はしますからね。お値段。
初心者は「を!価格の安いほうのが、とりあえずはつくりやすいだろう!」と思うでしょうが、しかし一般的に「小さいほうが作りにくい」です。ディテールのガチさが同じならば。
取り回しとか、ディテールパーツの追及とかね……
 
とはいいつつも。
きちんと組んだら結構いい感じになれるキットでもあったので、なんだかんだいって好印象は持ってるキットではあります、今回のIV型。
上記の批判も、パッケデザインのフランクさ……初心者にも「よし、手にとってみるか!」と思わせるファニーなデザインというのは、今までの模型にはありませんでした。ミリタリー/スケール系には。
萌えの功績……というところなんでしょうかね。実際、これ組んで、また久々にタミヤのお世話になるか……ってんで、先のドイツ軽戦車買ったわけですからね。
 
だから、あとは……このネット時代なんですし、われわれ多少工作やってるひとが、バリバリネット上で「啓蒙」……じゃなく、素直な感じで工作記事、レビュー記事をあげていけば、いいんじゃないかな、とか。
 
あと、模型屋でぜひとも買いましょう。で、店主のひとに聞いてみるのが一番だと思いますよ。そこでエラソーにいうような店主だったら……この模型氷河期をやっと脱しつつある時代ですから、首絞めるのはそういう人だと思いますよ老婆心ながら……
模型っちゅうのは不思議なもので、実際にキットを手にとって、重量確かめたり、パッケの全体像から実際の工作難易度を確かめたり、とかってあるものなんです。これは工作重ねていくごとの「勘」なんですけど(マニア泥沼ともいう)
 
昨日の記事の引き続きですが、「楽しさ」は、われわれ年くった工作少年だったら、ぜひとも次代に引き継いでいったほうが、健全だと思うのですよ。
それには、自分たちが、一生懸命楽しさを「出す」こと。小理屈とかじゃなくてね。
ついつい、マニアトークに花を咲かせがちになりますし、それが非常にたのしいのもマニア道なんですが、同時に、初心者に対して陰険になっていい道理でもないですしね……なぜか「模型玄人は初心者に対して陰険になっていい」って道理が、ちょっと前まではびこっていたので……
 
もう、そういう時代じゃないんだからさ。