●だいたい、ドイツ軽戦車35(t)完成しました
結局、前の模型日記で書いたように、ジェリカンをドカ盛りの寒地戦仕様、ロシア戦verになったとさ。
いやーーーーーー、軍用ポリバケツばっか作ってましたよ。十個は作ったんじゃないかな。
「張り合わせ、整え、小パーツを丁寧に、張り合わせ、ディテールを……」
みたいな妙なマントラ唱えながら、作りましたよジェリカン10個以上。
その成果がこれだ!
はっはっは、ドカ盛りですなぁ。
ガンプラでも、結局いらんディテールを懲りたがるし……で、それで失敗したりするし……
まあいいや。
とりあえず、作るところまでは作りましたから、あとは塗装。
この下地の同系色でいこうと思ってます。ダークグレーな。んで、履帯にウェザリング軽めにやって、砲身を多少ギラつかせて、完成、ということにしたいと思います。(砲身を上下逆に接着してしまったなんてことは言えない)(とてもいえない)
……あ、忘れてた。タミヤ謹製の軍人フィギュアがあった。
というのがありまして、そりゃあこの手の人物・小物・ディテール関連は、模型界でもタミヤは屈指であります。
このキットでも、軍人さん独りついてきましたしね。その思想は、すごい賛同できるのですよ。尊敬するモデラーであるところの森博嗣博士も、「風景の中にある鉄道、を常に意識していたいと思います」と、ミリタリーと鉄道模型の違いはあれど、同系統のことを仰ってましたし。
……ただまあ、これ、以前フィギャー・キャラクター系立体をお好きの友人(ネットづきあいの方々。Nagaleさんや義実さんやシグシグさんやまるまるさん……ってあの界隈ほぼ全員やないかいw)たちに、ちょいと残響の趣味について「?」と疑問を持たれたことであるのですが。
残響は、一切フィギュア(美少女フィギュア)をしないのです。
オタクのくせに!!
とくに義実さんには「こっちにきなさーい、こっちにきなさーい」と、手招きを非常に受けたのですが、結局いまだにマイルーム(仕事部屋兼・寝室兼・書庫兼・オーデオルーム兼・工作室兼・ほぼ物置)には、メカメカメカ。メカはあっても、美少女のひとつもない。
もっとも、これらは「鉄道模型の乗客」というコンセプトなので、棚に飾って愛でるということはない。
……マジそれくらいだなぁ……あとはほんと、レゴやダイヤブロックの人形くらいしか、自分の部屋には「人物立体」はないぞ。
なんだなんかなー、と思うわけですが、結局自分は「模型はメカに限る」という硬い硬い信念があるんでしょうな。
そういうわけで、友人たちには非常に申しわけないのですが、相変わらず残響は模型マニアのくせに、フィギャーをしないのです。
誤解してほしくないのは、フィギャー……とくに「美少女フィギュア」をバカにはしてない、ということです。
むしろ、自分はあの「工芸品」……ネットや雑誌のワンフェスレビューなど見ていて、常々敬服の念を抱いております。
ただ、自分のジャンルとはかけ離れている。レベルの高さは知りつつも、門外漢だから、あえて口も手もださない。そんな感じです。
興味がないというよりは……同じ立体としてリスペクトするけれど、「だから軽口たたきたくない」ってとこかな。
そこらへんは、過去にこんな感じでちょいと書いたこともあります
ところがどういうわけだか、こうやって「陸・海・空」それぞれに興味があるにも関わらず、そしてオタクだというのにも関わらず、フィギュアには全く興味がないという不思議。いや本当に興味がないのです。事実わたしはフィギュアを一体も持っていませんし、昨今の模型誌は美少女フィギュアの項が多くなりましたが、読むのほとんどすっ飛ばしています。友人にも不思議がられました。なぜ?と。考えてみるに、最初の定義「可動・改造が可能なおもちゃ」でないからだ、というふうに、自分の中では結論が出ています。完全なディスプレイモデルには興味はないけれど、例えば武装神姫とかFigmaとかだったら、あるいはドールだったら興味が向きます。要するに、「遊べないものに興味はない」んですね。フィギュアで萌えようとか微塵も考えていません。ただ「遊ぶ」のみ。……というか美少女への興味は、わたしの場合完全に二次元媒体に限定されてるんですよ。もっと言えば一枚絵・制止画に。だから漫画やエロゲがこんなに好きなんですが。オタとして不思議だな、と自分でも思うのですが、まあこれが自分です。というか、ことはもっと単純に、わたしは模型は基本メカにしか興味が湧かない、と言えるのかも。
(引用は上記リンク先。ただし、このころは、模型を半ば、事情があって「やめようかなぁ」と思っていた時期でありまして、いまとはずいぶん状況違いますね)
で。
そういうわけなので、いずれくるジオラマのため、ということなら今回の軍人さんフィギュアも作ろうか、と思いますが、たぶん……うまく作れないような気がするんですよ。
「うん、人体は面白いよ」
と語るシーンがあるんですが(地味なシーンですけど)、まだ自分はそこまでの柔軟……というか、場数を踏んだ発言はできませんなぁ……まだまだわたしは青い……
少女素数 (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
- 作者: 長月みそか
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2010/03/12
- メディア: コミック
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青いといえば。
ずーーーっと前から、買ったはいいものの、ちまちま組んで、休んで、放置して、また組んで、ということを繰り返してきた、リンドバーグのケーブルカーのキット(たぶんOゲージ)なんですが、ようやく、ある程度は形になりました
設定色は、キットの箱によればこうなんですが(背後のフートンがちらかりすぎ)、
ここは大胆にオリジナルカラーリングにしてみました。
こらっ、そこ、厨2とかいわないっ!
イメージとしてはドイツあたりの路面電車、もしくはスイスのレイテッシュ・バーンなデザインのつもりなんだからっ! ドイツやスイスなんだから山岳地帯にケーブルカーぐらいあるだろっ!(超いい加減な考証)
まあね。
さすがに屋根まで黒や赤……いや「紅」にしたり、金のモールド入れたりしたら、さすがに「ナニカにかぶれすぎ」と思いますし、それでは逆にオリジナリティにも欠ける。
なので最終的には、ここはあっさりめのグレーにしようと思うのですが、しかし屋根があっさりしたキレいめの塗装になってる、というのもリアリティがないですよね(汚れ塗装的に)
しかし、一番重要なのは「バランス」であって……
ううむ、模型道、精進であります。
しっかし、完成まで、相当時間かかったなぁ、このキット……