ブログ「ヒカリ輝くセカイを求めて」
旧HP「見上げた夜空のかなたより」
・えろすけ出現度 無
・twitter出現度 低~中
・ブログ更新度 ふつう
・エロゲ以外度 艦これin deepをはじめ、それなりにソシャゲを
【傾向】
妹 と オーディオ
まあもっとも、趣味道を嗜むにおいて、紳士たるは重要なことです。それはいかにバランスを保つか、ということ。常に切れるナイフを抱えて趣味をする者は、ちょっと違うんではあるまいか。
言動の節々に、ファニーな陽性の明るさを保っている、気持ちのいい人……それがわたしのレイシアさんに対する、まずもっての印象です。
ではその裏には、ただ明るい光の庭だけがあるのか……? いや、この方はこの方で、まず「オーディオ」に対する屈託があるのです。
わたしがエロゲクラスタで付き合っている方々の中で、レイシアさんほどオーディオに散財、情報収集、そして熱くオーディオとメイクラヴをしておられる方を知らん。
そのオーデオ趣味は、求道にも似て……。
だけれど。
わたしは、もともとオーデオ趣味というものを、唾棄していた音楽人間だったのですね。なぜなら、オーデオにまつわる権威主義だの、オカルティズムだの……なんか、人間的に趣味をジェントルに楽しんでいない、と見受けられるパターンが多かったのです。
でも、レイシアさんのオーデオとの楽しみ方は、全然そんなのとは違ってた。
そうさな……木漏れ日の降り注ぐなか、大事な友人、あるいは妻とそっと寄り添っているかのような。そんな健やかさと、確かな愛情があった。
わたしは、そういうオーデオマニアを、見たことがなかったのです。だから、レイシアさんには一方的に感謝しています。わたしが、オーデオという文化を、切ることなく、ひとつの「大事なもの」としてみることが出来るようになったことを。
ところで、レイシアさんのブログを見れば、執拗に、執拗に語られるのが、
「妹」
に対する飽くなき熱意。
あの陽だまりのような穏やかなファニーな言葉を放つレイシアさんが、妹のこととなると、フォームドチェーンジ! 萌え豚! となるのが非常に見ていて面白いw
以外に思われるかもしれませんが、またレイシアさんも、長文を書くことが苦にならないひとであります。
それは新ブログでもそうですが、旧HPでも、相当量の文章をガガガガガ!と書かれています。それも読みやすく。
ではレイシアさんはその長文力でどのようなものを成し遂げたいか? 見たいか?
それは、あくまで残響のひとつの勝手な推量なのですが、レイシアさんというひとは、どこか「実際に手にとれるもの」から世界を計りたい、と思ってる方なのではないか、と勝手に推量しています。
理論・推論でもって、天空にアカデミックな抽象議論の伽藍を築く……ことは、たぶんレイシアさんは、憧れても、そっちの方面にはいかないんじゃないか、と。
むしろ、世のささやかな不思議から、センス・オブ・ワンダーでもって、ささやかな不思議の喜びをゲットすることを選ぶんじゃないか、と
それは、アカデミック論理議論をヘイトする、ということではなく。あくまで参考にしながらも、大切なちいさなもの、を、手のなかの形を大事にする。そういうかたなのではないかと。
以前、レイシアさんが、ちょっとした発言をしたときに、炎上してしまったことがありました。それは、今思えばそれほどでもない、ちょっとした脇の甘さだったかと思うのですが、まあ炎上インターネッツ恐るべし。レイシアさんを焼きました。
きっと、レイシアさんが「ちいさなもの」を収集しながらも、この荒野たる現代で生きていくのは、簡単なことじゃないんだろうなぁ、と思うのです。
話はずれますが、まして、レイシアさんが好む「妹」。これを「弱き存在」と評することもないですが、しかしどこか「ちいさなもの」としてのフェティッシュさを好んでおられるのではないか――?
話が乱雑になりましたが、わたしがレイシアさんに対して思っているのは、
・「形となって手にとれる抽象概念のセンス・オブ・ワンダー」
・「ちいさなもの、へのセンス・オブ・ワンダー」
ということを、よく思うのですよ。
(事実誤認などありましたら、残響のほうまでご一報ください!)