残響の足りない部屋

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エロゲーマー諸子百家(9)アミーゴさん

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アミーゴさんのサマリー ErogameScape-エロゲー批評空間-

主義:ハーレム絶対主義

 

※エロゲーマー諸子百家シリーズについてはこちらをどうぞ 

 

【傾向】

愛情のある偏見、即ちダンディズムの粋人

 

 

まず最初にこの伝記テキスト「エロゲーマー諸子百家」的にどーでもいい話をすれば、残響、先日「ちちゆりガールズ」買いました。アミーゴさんのブログのエロ漫画レビューがきっかけとなって。

身捨つるほどのエロゲはありや 漫画レビュー「ちちゆりガールズ」

以前にアミーゴさんがこの漫画を取り上げたとき、ふと、残響……コワモテ百合者たる残響に言及されたことがあったのです。アミーゴさん曰く

 

この「ちちゆりガールズ」という漫画は、ファーストインプレッションの段階で、残響の偏狭な百合哲学からしたら、「これは百合ではない、”レズ”だ!!!」と断定するにふさわしいものでありました。百合の精神性があまり見受けられなかった。だから率直に、その時アミーゴさんに残響は「はい、これ百合でないです」と申しました(勇気あるな)。

 

……だのに、今こうやって「ちちゆりガールズ」買ってる、というのは、まあ「女の子同士のせっくす」というものがどういうものか、その幅の広がりを知りたかった。百合って基本、情勢厳しいですからね、商業展開において。また、読まず嫌いというのもアレでしたから。

で、実際に読んだ感想としては、やっぱり「レズじゃんこれ! でも、出てくる百合ップルをもっと精神性豊かに可愛くイチャラブを描いてくれたら、スタンディングオベーションは惜しまないよ!それだけキャラは可愛いから!」という結論になりました。ごめんね……、めんどくさい百合オタで。

 

……ここで、今疑問に思いつつも深く感じ入ったのが、アミーゴさんは残響に「百合定義論争」をふっかけなかったことなんですね。話の流れからいって、そうなっても不思議ではない。でも、されなかった……アミーゴさんは、ご自身が相当エロスシチュ、キャラ萌え属性において、強固な観点を持っていらっしゃるに関わらず、絶対にそれを「布教」しないのです。それについて論争をかますことはない。

このソリッドな奥ゆかしさを筆頭に、残響はアミーゴさんを……ダンディズムの方、だと思っています。

 

よく、アミーゴさんをリアルでお見かけしたら、「めっちゃオシャレ!」だった、という言葉を、よく聞きます。でも、実は(アミーゴさんとお会いしたことない残響ですが)、その言葉はわたしにとって不思議でもなんでもなかったり。ああやっぱり、みたいな。

ダンディズムを持つひとが、オシャレでないわけがない。

アミーゴさんの言説活動は、言説空間コミュ内でいろいろトークされたり、出来事に対してコメントを発せられたり、エロ漫画やエロゲのレビューを丹念に書かれたり、あと競馬。麻雀。

そのどれもに、「精通」されてる、という印象を強く思わせる。それも、オタク的な愉悦、というよりは……「粋人の嗜み」という印象を強く。

粋人」。これはこの文章の中で、ほとんど「ダンディズム」と同一なのですが。

アミーゴさんの活動を見ていて、「うわブッサイクだなぁ」「ダサイなあ」と思うことは、まずない。アミーゴさんが精通されてるあれこれで、アミーゴさんは極めて洒脱に嗜んでいる。常にお嬢様的上品、というのではない。本質を捉えた上で、的確に物事を処理する。

 

皆さんご存知のように、アミーゴさんは「ハーレム絶対主義者」です。エロゲ言説空間の中でも、アミーゴさんはハーレム、というものに対して、極めてラディカルな主張を持ち続けておられる。

で、ダンディズムとは――公平で素直な心から生まれるものか、といったら、違うと思うのが残響の立場です。もちろん、上品さは必要ですが。それよりも、ある種のダンディズムは、明確な、主張を含んだ「好き嫌い」「オブセッション」を母体として、そこから生まれるものだ、という感じがするのです。

というか、アミーゴさんという実例を見ていたら、そのように思わざるを得なかった。

アミーゴさんは誰にも強制しない。でも、嫌いなものははっきりと嫌いと仰る。善し、としたら、それを明確な偏見であると承知したまま、しかし自分はそれを言いたいのだ、と、いう形で仰る。

「嫌い」の代表格が、えろすけでのサノバウィッチレビューだとしたら、「好き」の代表格が「彼女と俺と恋人と。」の感想なのでしょう。

アミーゴさんの「サノバウィッチ」の感想

アミーゴさんの「彼女と俺と恋人と。」の感想

 

まったく公平で、フェアで、いつもやさしくて、人に波風立てない的な主観から発せられる言葉、というものは、……つまんないことは明確ですね。ですがそれ以上に……「何の価値もないテキストになっちまう」ということです。お太鼓持ちテキストという以上に、シゲキも、深みも、何もない。新たな知見など……。

ですが、アミーゴさんの「好悪」に基づいた、偏見が昇華された形のダンディズムは、明確に言説空間に「価値」を与える。アミーゴさんが言説空間で存在感があるのは、このあたりにあるのではないでしょうか。

そして、アミーゴさんの粋人たるダンディズムは、それだけで……背後に様々なるアミーゴさん的萌え/エロカオスを抱えているだけに、強く、また上品である。これが矛盾しないことは、もう書きましたね。

(事実誤認、記事取り下げなどありましたら、残響まで!)