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残響の足りない部屋

同人DTMとか模型庭園とかエロゲとかの日記

カタハネリマスター発売前記事(1)

ドーモ、カタハネ信者です。

カタハネ

数多あるエロゲ(ビジュアルノベル、ノベルゲーム)のなかで、ただ二つだけ最高点100点タメライなくぶっこんでるゲームの片割れです(もう片方はアリスのアトラク=ナクア)。というわけで、今回から8月末の発売まで連載するこの記事は、どう足掻いても信者目線の記事なので、ソコントコ後了承ください。なお、旧版カタハネについては、適時「無印」とか「オリジナル」、今回のリマスターについては「リマスター」とか「AcB」とかって略します。わかるよね。

さて、では、先日アップされた新OPを。

 

 

では、簡単な雑惑を……

 

新OP

 

おお、「走りだした列車」からはじまり……ベルとエファの対比……そして……ってえええええぇぇえぇぇえ!そのCG持ってくるかいっ!

よりにもよって!よりにもよって!作中最大の落涙滂沱CG、「アインの背中」!!!「真の男は背中で語る」を体言するまさにこのCG!

のっけからの大胆すぐぃる演出にびっくらこいただおら。

 

そこから、ココがてくてくコミカルに歩く紙人形めいたカットが入りますが、これも読み解きによっては涙ですよ。シロハネ編とクロハネ編をあらわすカットで、同じ動きをしているココ。長い……本当に長い年月を、同じように過ごしてきたココ。歩き続け、いろいろな人を見続け……背後に時計がありますが、このココの時間間隔、というのはひとつのテーマにもなるものです。

 

CGの使い方ですが、本編CGを大胆に使いまくる……有名なシーン、マイナーなシーン、どっちも。個人的に注目したのは、ロッカおっかさんが劇場で見上げるシーンですね。「子供たち」皆を見上げるシーン。もちろんその中には放蕩息子も……。しかしシロハネ篇ではそっちを拾っておきながらも、クロハネ編ではユッシ殿とハンスをオミットしましたねw それでいいのだ(えっ

 

しかし「もっとも」大切なシーンは、当然のように隠してあります。デュアの馬上のシーンでかっこよさを描くのは「よしっ!」ですが、しかしデュアの「ラストシーン」は描かない。くうぅ……門を……門を……!

 

そう、「アインについて」、非常に断片的な描き方しかしていません、このムービーでは。もっとも、旧OPでは、ミスリードさすために、

 


カタハネ2007ver.2 trailer [HD]

「なんだかウラのありそうなミステリアスな脇役」としてしか描いてませんでしたからね……それを、新OPでは「重要キーマン」として描くのですから。

 

そんで。

おいぃいいぃぃいい!!「アインの墓」は反則だろぉおおお!

一世一代の「裏切り」、歴史に対するとてつもない大諧謔!!

ああもうこれを書くと何もかもネタバレになるので書きませんが、よりによってそのCGまでも明かすか!

 

このOPやOPテーマは誰に対して?

 

「なんか爽やかで、なんかシリアスっぽそう」という意味では、新規ユーザに対して訴求するものですが。

これはまずもって旧ユーザ、ぼくのような「信者」に対する「再演」を高らかに告げるアンサーソング、アンサーOP(?)としての心憎い「ただいま!」の声でしょう。戻ってきた、戻ってきたぞ、カタハネがっ!

OPテーマ「Life goes on」。「Alea jacta est!」とも「it's just farewell」とも「memories are here」とも違う、どこか落ち着きながらも疾走する……あえて言えば「スケールがそれほど大きくない」曲です。

難しいんですよね。「旅/物語のはじまり」は「Alea jacta est!」ですし、「これからの日々」は「it's just farewell」が受け持ちますし、物語のメインテーマは「Memories are here」があまりに受け持っていますし。三つが三つ、大名曲ですから。

だからこそ、そのどれでもない……物語を俯瞰して、少しだけ鼓舞する。もう一度帰ってきた劇場が、ありえなかった再上演(アンコール)の産声をあげる、みたいな。そんなささやかな凱歌(けど、あほみたいにパーッとさわぎたてないようなところが、笛&Jコンビらしく、ぶるよぐらしく、またカタハネらしいじゃありませんか)

 

苦言を呈せば、そのように「もともとのカタハネ」を知っている人間には、落涙滂沱ものですが、しかし、そのような文脈を知らない、まっさらなユーザにはどれほど訴求するものか、というところはあります。

それこそ、昔の名声だけを頼りにしてるんじゃないか、っていう批判も。

ただまあ……カタハネばかりは……「やれば力づくで納得させられてしまう」物語を有していますからね。それも、プレイしているときの気持ちは、とても上品な気持ちになれる、これ以上ないほど上品な作品づくりをしているのですから

 

上品、といえば、「Life goes on」全編を通して聞こえるエレクトリックピアノの音。どこか優しく、どこか懐かしく。疾走する半分アコースティック、半分テクノめいた曲ではありますが、上品で……。まさに作品の格というものを保障しているものではあります。

 

……あー、また信者トークしてますね。しょうがないとはいえ。

 

(つづく)

 

(追伸)もう予約完了してますよ