残響の足りない部屋

もっと多く!かつ細やかに!世界にジョークを見出すのだ

これまでの「本日のBGM」リスト

●本日のBGM:ニック・ドレイク『ブライター・レイター』(ブリティッシュ・フォークの素晴らしい奇蹟の結晶。フェアポート・コンヴェンションのリチャード・トンプソンのギターが聴けるところなんかわたしにしてみたら「おおおお」な感極まる感じなのですが、一般的でない(あるいは、一部筋にしか伝わらない)のは認めよう)


●本日のBGM:ブルックナー交響曲第7番」指揮:ゲオルグ・ティントナー、演奏:ロイヤル・スコティッシュ管弦楽団(ふくよかなホーン、繊細に積み上げられ、編まれていく音、それが荘厳な空中の城になり、悠久の流れになり……)


●本日のBGM:『チャーリー・パーカー・ストーリー・オン・ダイアルVol.1』(千のサックス奏者よりも一人のパーカー、とはわたしの言った言葉ですが、でも多分ほんとだよ)


●本日のBGM:忘れてました!(本来ならビートルズサージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』をかけているはずだったのですが……)


●本日のBGM:ミシェル・ルグランロシュフォールの恋人たち』オリジナル・サウンドトラック(ジャンゴの店長さんのおすすめ度合いがただごとではないフランス映画のサントラ。試聴して一目ぼれして買いました。実に楽しい音楽です)


●本日のBGM:カルロス・ヌニェス『メロディーズ・フロム『ゲド戦記』』(スパニッシュ・ケルトの雄。バグパイプの響きがーっ。オリジナル曲がいいよ。ああ過去作が欲しいです)


●本日のBGM:サラサーテツィゴイネルワイゼン」(重厚なオケの上に物悲しく弾き倒すヴァイオリンが乗って、ってな感じで、これこそヴァイオリン協奏曲だな、と思うことしばし)


●本日のBGM:ジョー・ストラマー&ザ・メスカレロス『ストリートコア』(ストラマーの遺作。パワフルなサウンドで、今は亡きストラマーの意志が溢れまくっています。実はこの作品、今書いている小説「聞こえてくるものだけを」のテーマソング(盤)でもあります)


●本日のBGM:スパークス『恋の自己顕示』(ジャンゴで、店長さんのおすすめということで試聴してみて、一発でハマった作品。この頭のネジが外れた陽性のねじれたポップ感覚は唯一無二です。始終あかんべーをしているかのような感覚?)


●本日のBGM:マイルズ・デイヴィス『ウォーキン』(「マラソン・セッション」の内の一枚で、ハード・バップの名盤であることは言うに及ばず。張り詰めたテンションの高さ、その中で繰り広げられるスタイリッシュな演奏)


●本日のBGM:レスター・ヤングテディ・ウィルソン・カルテット『プレス・アンド・テディ』(プレス(ジャズ符丁:レスターのこと)は最高です。その優しげな音色は、テディ・ウィルソンのあたたかみのある音色と実に合っています。「パパ・ジョー」ことジョー・ジョーンズのプレイもいいです)


●本日のBGM:NHK-FMN響定期公演を聴きながら(NHK-FMはクラシックが多いので気に入っています。今日はこれから、毎週のお楽しみ番組、吉田秀和氏の「名曲のたのしみ」がやります。今回はハイドンの10回目。ハイドンはとても好きです。)


●本日のBGM:『モーツァルトブラームスクラリネット五重奏曲』カール・ライスター(Cl)(モーツァルトの方、有名ですね。K.581・イ長調。心おだやかに、な感じで、なごみます)


●本日のBGM:小曽根真The Trio『新世界』(日本のコンテンポラリー・ジャズです。リリカルなピアニズムが素敵。ストリングスも入って、シックな出来です。)


●本日のBGM:エリック・クラプトン『レプタイル』(確実で誠実なメロディー、リズム。枯れた親父ロックと言えばそうですが、しかしそれ故の味わいもあります。少なくとも、わたしはこういうのは嫌いじゃありません。それによって休まる心もあります)


●本日のBGM:パティ・スミス『トランピン』(パンクの女王の、愛と反戦をテーマとした2004年作。サウンドはハードでありながら穏やかな面も見せます。歌詞も「詩人/市民としての矜持」を表し、力強いです。そういえば、彼女のドキュメンタリー映画が公開されるそうですね。見たいーっ! それから、ジャンゴでパティ・スミスケヴィン・シールズザ・コーラル・シー』、買いました。『ホーセス』から変わらず、やはりパティ・スミスのポエトリー・リーディングはすごい……これぞ「表現者」って感じで。ケヴィンのサウンド・スケープも見事です。ただ、歌詞カードがないので、洋書のテキストを買わねばならないなー、と思っています)


●本日のBGM:ピクシーズ『ドリトル』(わたしが世界で一番好きなバンドの2ndアルバム。ポップさとノイジーさ、「何かすごくヤバいことがすでに終わってしまった」みたいな感じの独特な歌詞、ブラック・フランシスのハイトーン・ヴォーカル、そして断末魔のような絶叫、キム・ディールの童女のようなコーラス……このバンドについてはほんと語りだしたら止まりません)


●本日のBGM:ソニック・ユース『ムーレイ・ストリート』(今はただ、この爆音のハウリング・ノイズに身を任せていたい)


●本日のBGM:CROW'SCLAW『Blacker Than The Blackest Black』(へヴィメタルの東方アレンジをしているサークルのオリジナル作(インスト)。やっぱりメタルはフレージングと轟音!)


●本日のBGM:ジョン・コルトレーン『ソウルトレーン』(改めて『至上の愛』や『セルフレスネス』を聞いてみて、また、コルトレーンの伝記『ジョン・コルトレーン 私は聖者になりたい』を読んでみて、わたしの中で再びコルトレーンブームが沸き起こっています。で、この盤ですが、白眉は5曲目「ロシアの子守歌」。つまりはあれですね、シーツ・オブ・サウンド。結局わたしは音数が多いのが好きで好きで仕方がないようです。)


●本日のBGM:T-ボーン・ウォーカー『モダン・ブルース・ギターの父』(タイトルが全てを表しているかと。正直申しますと、実は聞きはじめの頃はピンとこなかったのですよね、これ。でも次第に、フレージングが腹にずしんと来るのを感じるようになりました。やっぱりブルースの偉人です。)


●本日のBGM:ビーチ・ボーイズ『トゥデイ!/サマー・デイズ(アンド・サマー・ナイツ!!)』(二枚のアルバムを一緒にしたCDです。永遠の南カリフォルニア神話のシンボル、ビーチ・ボーイズ。何かビーチ・ボーイズを聞いていると、あのころのアメリカって良かったんだよなぁ、と思ったりします。もちろんそれがビーチ・ボーイズの、ブライアン・ウィルソンのすべてではありませんが。しかし「ヘルプ・ミー・ロンダ」は名曲。)


●本日のBGM:ダイナソーJr.『ファーム』(USオルタナの雄。やっぱりマスシスのギターはすごいです。ジャズマスがーっ、ジャズマスターがーっ)


●本日のBGM:ソニック・ユース『ダーティ』(この音、ビート、このハウリング・ノイズ、きりきりに歪んだアバンギャルド性、これこそロックだ……と思うのですが、普通の人のロック観と違うのは認めましょう。)


●本日のBGM:ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス『エレクトリック・レディランド』(すごすぎ。ギターのフレージングの独特さにしても、勢いにしても、熱量にしても。圧巻は長尺セッション「ブードゥー・チャイルド」。鬼気迫るものがあります)


●本日のBGM:ポール・ヴァン・ダイク『イン・ビトウィーン』(最近テクノ・ハウスに再入門しようかという状況です。こういう音楽をよく聞いていたのは高校生のころです。今なら、また違った聞き方が出来るでしょう。だってあの頃はメロディーしか聞いていなかったからなぁ〜。シーンの流れが速すぎて、追いつくのが大変ですが……まあ、のんびり行きましょう。次はBTかロバート・マイルズかゴールディーかな)


●本日のBGM:なし(最近はわりと邦楽を聴いています。凛として時雨とか100sとか。あ、それとビートルズの『ホワイト・アルバム』を聴きだしました。)


●本日のBGM:ニック・ドレイク『ブライター・レイター』(このアルバムを紹介するのも二回目ですね。しかし、前聞いていたときは明らかにこのアルバム、というかニックの真価を理解していなかった、と断じましょう。それほど、今、英フォークの奥深さ、ニック・ドレイクというアーティストの精神を感じ取っています。このイギリスの不可思議な陰鬱さを、乾いてかすれた声でささやくように歌う、その歌い方。トム・ヴァーレインにも影響を与えた、オリジナリティ溢れるアコースティック・ギター。この世に(わずかでも)存在したことが、「音楽」にとっての財産であり、わたしにとっての深い滋養である、と今は思うのです。そして、まだまだわかってない、まだまだ聞き込まなくちゃ、と思わせるミュージシャンです。)


●本日のBGM:あふりらんぽ『URUSA IN JAPAN』(ほんとよくこいつらメジャーデビューできたよな〜、と今でも不思議に思っている、一部筋では有名なギター&ドラム編成のバンド。決して「ガールズロック」と定義してはいけない(笑)。しかしこの暴れっぷりはすごいよ、きっと、何にも怖いものなんてないんでしょうね)


●本日のBGM:イギー&ザ・ストゥージズ『ロウ・パワー(淫力魔人)』(もうアレかな、こういう感じの音が好きで好きでしょうがない、っていうのはひとつのビョーキなのかね。小奇麗/小器用にまとまってるのを見ると妙にイラっとくるからなぁ。それじゃ「ちょちょんのちょん」じゃないか、と。もちろん、それは「洗練」を非難している、ということではありません。洗練されたのは好きです。ジェリー・マリガンの『ナイト・ライツ』を愛好するのとガレージロックを愛好するのは、わたしの中では矛盾していません。ようは、本気/本物の精神性がそこにあるか、といった問題です)


●本日のBGM:ダイナソーJr.『Youre Living All Over Me』(最近洋楽をダイナソーJr.しか聞いていないという不思議な現象が起きています。そんなにマスシスが好きなのか?(好きですが)本・漫画と同じで、ほんと開拓精神が薄れている……現状に満足するということは平和でいいことなんですけど、ね?(しかしどこかでもっとディグしろよ!という声が聞こえてくるのも事実)まーしかし、話は変わりますが、この音質を受け入れられなかった、って人もいたみたいです。当時は。しかしわたしからしてみたら、これが普通、という、この正反対ぶり(笑)。あーやだやだ、オルタナでロックに目覚めるとロクなことがない(笑)) 


●本日のBGM:ホワイト・ストライプス『Get Behind Me Satan』(ブルースが好きな人、カントリーが好きな人、古き良きアメリカン・ミュージックが好きな人、未来を何も恐れることはありません、わたしたちにはストライプスがいるじゃありませんか!)


●本日のBGM:ジェフ・ベック『ブロウ・バイ・ブロウ』(「フュージョン」に対する、ロックからの強烈な回答。ジェフ・ベックのギターをはじめて聴いたとき、「何て『強い』音だろう」と思ったものでした)


●本日のBGM:『フランク・ブラック・アンド・ザ・カソリックス』(まあわたしのピクシーズ/ブラック・フランシス(=フランク・ブラック)への傾倒は今更語るまでのことでもなく。しかしこの荒々しいサウンド・プロダクツはどうだ! たまに世間には「解散以降のブラック・フランシスは大したことないぜ」なんてほざく奴がいますが、まあ、ソロになってからの「味わい深さ」を理解出来ない人とは、あえてこっちから仲良くする必要もないでしょう。しかし、今度のソロ新作『ノンストップエロティック』、タイトルが最高にイカしてるぜ!)


●本日のBGM:ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス『エレクトリック・レディランド』(不気味なまでに何回聞いても飽きることがなく、新たな発見が毎度のごとくある。わかっちゃいるんだけど、「クロスタウン・トラフィック」でのイントロや、「ジプシー・アイズ」のドラムの入りから歌いだしにかけて、といったところで、もう体がグル―ヴィーに反応してしまう。それはそうと、『THE EFFECTOR BOOK』VOL.5のユニヴァイブとオクターブ・ファズの特集、面白かった。各種エフェクター紹介ページが輝いて見えたぜ……)


●本日のBGM:ダイナソ―Jr.『ファーム』(とりあえず、年末から今年にかけて、これ何回聞いた? レコードだったら擦り切れるほど聞いてますよ(まあ誇張ですが)。しかしこの枯れた甘みと轟音と延々と続くマスシスのソロは良い……)


●本日のBGM:ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス『アクシス:ボールド・アズ・ラヴ』(何でこんなにジミヘン好きなんでしょうね? 自分も、こういう風にファズが使えたらなぁ……)


●本日のBGM:ブラック・フランシス『ノンストップエロティック』(ソロ新作。ソリッドで、引き締まったタイトなサウンド。今年の夏にはピクシーズ来日しますし、充実してますね〜。しかし前にも言いましたが、タイトルが最高にイカしてます)


●本日のBGM:エマーソン、レイク&パーマー『展覧会の絵』(実は、キーボーディストとして、キース・エマーソンが超好きわけでして。あー、プログレはいいね。英ロックの辿り着いた境地のひとつだよ。こういう音楽ばっかり聞いてたいよ。まあフェアポート・コンヴェンション聞いたらトラッド・ロックばっかり聞いてたいと言うし、レスター・ヤング聞いたらジャズばっかり聞いてたいというし。なんだかなー、自分)


●本日のBGM:ジミヘンのアルバム各種(何でこんなにジミヘン好きなんだろ。ただ、とにかくジミヘンのギターの音色は、フレージングは、独自すぎるほど独自です。ファズやワウペダルの使い方が、あの脳内宇宙と直結して、夢幻の色彩の音空間を広げるのです。わたしはただそれに眩惑されるのみ)


●本日のBGM:ロバート・ジョンソン・ザ・コンプリート・レコーディングス(夭折のデルタ・ブルースの、もう何というか偉人というか人間国宝というか……ベースラインとリードギターを一本のギターで同時に演奏し、なおかつそれに合わせてエモーショナルに歌いきる、という……はじめて聞いたときはピンとこなかったことを白状しますが、あるフレーズが耳に入ってきて、がばっと跳ね起きました。これは尋常じゃねえぞ、と。そこからは、彼の音楽的アクションのひとつひとつが、実に偉大なものであることを、体の節々で感じました。これがブルースの真髄か……恐ろしくも、妙なるもの)


●本日のBGM:ソニック・ユース『ラザー・リップト』(小説の最後の方では、ガンガンにソニック・ユースをかけながら書きまくっていました。このノイズと、研ぎ澄まされたギターと、疾走感溢れるビートと共に)


●本日のBGM:『放課後ティータイム』(まぁ、こういう回ですしね)


●本日のBGM:シューベルト弦楽四重奏曲第14番ニ短調 D.810 『死と乙女』」(最近クラシックばかり聞いています。しかしこの曲の戦慄さはどうだ! 演奏はアマデウス弦楽四重奏団。この夏はロックばっかり聞いていたのですが、秋はクラシックばかりになるのでしょうか。それにしてもこないだ聞いたベートーヴェンのピアノ協奏曲はよかった……)


●本日のBGM:ナンバーガール『サッポロOMOIDE IN MY HEAD状態』(久しぶりにナンバーガール聞いてます。それも解散時のラストライヴ盤。奇妙な余裕感と、そして戦慄すべき鬼気が混在するノイジーさ。ギターノイズを撒き散らしまっすぐに突っ走る(楽曲的にも、ライヴ的にも)その姿、それに「これが最後だったのか」という感慨を抱きます。良くも悪くも……そして今、アルバムはラストの「OMOIDE IN MY HEAD」「IGGY POP FANCLUB」を、それはそれは猛烈に、直線的に、ノイジーに、最後の不退転で)


●本日のBGM:ジェネシス『ナーサリー・クライム』(いいなあ。英ロックの極みだなぁ。しかしどーしてわたしの作る曲にせよ演奏にせよ、それらはことごとく「下手な3流の演奏技術のないプログレまがい」になるのは何故なんだ!?)


●本日のBGM:エマーソン、レイク&パーマー『展覧会の絵』(なーんで最近プログレとクラシックしか聞いてないんだろ?  自分でゆーのも何だけど、ほんと飽きないよなー?)


●本日のBGM:ピンク・フロイド『原子心母』(ほんっとーにプログレばっか聞いてるな!こないだも中古屋でイエスのCD買ったし!)


●本日のBGM:モーツァルト弦楽四重奏曲第17番ロ短調 K.458『狩り』」(アマデウス弦楽四重奏団の演奏で。グールドにしてもリヒテルにしても、あるいはこれはわたしの歳の問題かもしれませんが、わたしは「厳格で、己のスタイルを堅牢に固持している」タイプの演奏家が好きみたいです)


●本日のBGM:モーツァルト「フルートとハープのための協奏曲 KV299」(モーツァルトってフルートがあまり好きではなかったらしいですけど、それでもこれだけのキュートな旋律を書くのですから、まったくもう、ですよね)


●本日のBGM:レッド・ツェッペリンBBCセッションズ』(「1」〜「4」の頃=初期ツェッペリンの名ライヴ盤です。二枚目の冒頭の「移民の歌」のグル―ヴィーさといったら何!?)


●本日のBGM:上海アリス幻樂団『幺樂団の歴史3 Akyu's Untouched Score vol.3』(ゲーム音楽は良い。それにしても、ああ、サンプラーシーケンサー欲しいなぁ……)


●本日のBGM:ダイナソーJr.『ファーム』(一年前アホみたいに聞きまくっていた盤をもう一度聞き返しています。初心に戻る意味でも……しかし一年前のあの時点が「初心」だったかどうかはともかく……まあ、成長している、という幻想/希望的観測は持たせてくださいよ)


●本日のBGM:今は何もかけてませんが、さっき寝床で延々とモーツァルト聞いてました。「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」は優しく演奏するべきだと小一時間(略)


●本日のBGM:モーツァルト各種(ディヴェルティメントとか、ピアノ協奏曲とか、「フィガロ」とか。「疾走する悲しみ」とはほんとよく言ったものだと思います。あらゆる形式においてモーツァルトはマスターピースを残していきました。吉田秀和氏に言わせれば、あまりに完成されすぎて「あるジャンルの息の根を止めてしまった」ほど。最近モーツァルトばっかり聞いてます。いくら聞いても飽きることがありません。それどころか、もっともっと、と急かすように。しかしエイフェックス・ツインが「テクノ・モーツァルト」と言われたのも故ないことではありません。ストリングスのうわものやメロの流麗さ以上に、「あらゆる形式においてマスターピースを残していった」という天才ぶりに)


●本日のBGM:NHK-FMバロックの森」(ジョン・エリオット・ガーディナー指揮・モンテヴェルディ合唱団のニューイヤーコンサート(バッハ)もありまして。なかなか心洗われる番組構成でGJ。わりに気分良く記事が書けました) 


●本日のBGM『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』(ギタリスト、ライ・クーダーキューバに単身乗り込んで現地のミュージシャンと音楽交流。同名の映画にもなりました(ヴィム・ヴェンダース監督)。音楽の深く……あまりパッとひとことでは言いたくなくなるくらいの充実ぶりです)


●本日のBGM:『世界の映画音楽 ミュージカル編3』(中央公論社から出ていた……ああ、奥付みたらもう40年経ってる。LP盤です。中古屋で投げ売りされてたからつい買ってきちゃいました。「マイ・フェア・レディ」とか「シェルブールの雨傘」とか「チキ・チキ・バン・バン」とか入ってます。何と言うかいろいろ懐かしくてつい振り返っちゃいますね。音が、音楽が)


●本日のBGM:ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス『アクシス:ボールド・アズ・ラヴ』(いいものはいいんだ。ひまわりさんにしても、このアルバムにしても、と思います)


●本日のBGM:ベートーヴェン「ヴァイオリン・ソナタ 第9番 イ長調 作品47 『クロイツェル』」(ジノ・フランチェスカのヴァイオリンとロベール・カザルシュのピアノ。ヴァイオリンとピアノの殴り合い的一大傑作曲。この怒涛の弾き倒し感。またもや投げ売りされていた中古レコードを救済事業感覚で買ってきました。ちなみに、グレン・グールドベートーヴェンのピアノ・ソナタ集とのニコイチのセットでした。それで400円。だから中古レコード漁りは止められない)


●本日のBGM:Soundstudio B「Linked☆Lovers」(件のED曲です。ボーカルは茶太氏。だからこの曲はわたしを狙い打っていると)


●本日のBGM:クリーム『クリームの素晴らしき世界』(こんなことばっかりやってたらそりゃ早晩解散もするわな、という、3ピースロックバンドの音楽的殴り合い。なんか最近そんな「殴り合い音楽」ばかり聞いてないか?)


●本日のBGM:メンデルスゾーン真夏の夜の夢』(抜粋)(ジョージ・セル指揮。フィラデルフィアではなくアムステルダム。心楽しい、華やかな演奏です。メンデルスゾーンは音楽に色彩感覚を持ち込んだ、と今読んでる本にあり、なるほど、と。大切に聞かせてもらっています<私信)


●本日のBGM:シューベルト 交響曲第7番「未完成」(シャルル・ミュンシュ指揮・ボストン交響楽団。LP盤っていいですね、心が落ち着く。親密さを持った空気がある。お前には現代人としての進歩性と発展性がないと言われようが(確かに言われる。iPod全盛の時代ですし)、レコード収集&鑑賞を止めることは出来ない。というわけで前回に引き続きホントありがとうございます。おかげで心楽しい時間を過ごさせてもらってます<私信)


●本日のBGM:NHK-FM「ガットの調べ」(本年度より月一ペースで放送される、ガット弦楽器専門番組。マニアックな……。ガットとは、動物の腸を用いた、柔らかな音色が特徴の弦です。なかなかに和みます。今回はチェロでした)


●本日のBGM:サム・クック「ライヴ:ザ・ハーレム・スクエア・クラブ」(ああ、ソウル……)


●本日のBGM:NHK-FM「今日は一日”タンゴ”三昧」(小松亮太氏がパーソナリティを務めていて、当方タンゴには無知でしたが非常に濃かったですね……ピアソラと小松氏のCDを即座に買ってしまいそうな自分が怖い)


●本日のBGM:The Who「ライヴ・アット・リーズ(25周年エディション)」(炸裂してますね〜さすがライヴ・バンド)


●本日のBGM:NHK-FMワールドミュージックタイム」(音楽評論家・北中正和氏がパーソナリティを務めるワールドミュージック民族音楽専門番組。こういうのを聞いてるとわたしの音楽経験(地図)の幅が広がります)