残響の足りない部屋

もっと多く!かつ細やかに!世界にジョークを見出すのだ

『恋神―ラブカミ―』プレイ日記その3

2010年11月04日13:00


いつきルート終了。
ある程度想像はしていたものの、安牌・無難なストーリー運びで、落胆することはないものの、興奮することもなく。
ただ前にも言った通り、いつきというキャラの魅力が非常によろしいので、その点は非常に満足してます。


いちゃいちゃ分があの後(第六章以降)補給されるかと思ったけど、思いのほかあっさり目……というか、今年あまりにバカップルゲーをやりすぎたわたしの舌が肥えすぎているのかもです。
単純に、シチュだけいったら不足はなかったのですから……もっとべたべた甘々いちゃいちゃしてくれよー、な、描写面での不満はありますが、そこはいちゃラブパッチ&各々の妄想で補完、といったところでしょうか。


いちゃラブパッチですが、面白い試みだと思います。
データ量にして130MB、まだいつき分しかやっていませんが、本編中で出来なかったバカップル分をこなそう、とするもので、確かにそれは質的な面で言ったら本編よりもいちゃいちゃしてたので、名に違うものではありませんし、わりに満足もしました。
まあパッチですから、それほどの量は稼げませんよね。それは理解できます。
「もっとバカップル的に突き抜けてくれよー!」なきらいもなきにしもあらずですが。


このパッチが、PULLTOPが今までかたくなに固辞し続けてきた「FDを出さない」という方針の、転換のきっかけ(実験)なのか? という疑問が浮かびますが、しかし憶測にすぎません。それを言ったら、過去作のFDどーすんだ、な話になりますし。
ともかく、こういったおまけは、商売的に考えてもポジティブに「中古で買わせなく」する面も持ちますし、何より、アフターストーリー(いちゃ分)を求めるユーザーのニーズにも応え、メーカーも、本編で語りえなかったストーリーを描くことができる、その上、あの憎むべき割れによる被害を、「緩やかな手段で回避」することができます(正規品でしか物理的にパッチ入手のためのコードを入手出来ない、という意味で)。
まあこのアフターストーリーパッチについては、今はいい面ばかりを書きましたが、もうちょっと考えてみましょう。焦って結論を出すのは良くない。


P.S.1
しかしいつきアフターシナリオですが、本編終了から半年も経って、あんたらそれまでHしてなかったの? と読まざるを得ない描写があり、そこんとこ納得がいかんです。

P.S.2
「神様アイテム/能力」のエロへの結びつき方が、な〜んか抜きゲーっぽい、とふと思ってしまった(笑)。あれ? 明るい純愛萌えゲーじゃなかったっけ? イメージ的に齟齬……まあでも、エロゲらしいというか、エロゲだからいいのか、というか。そうそう、いつきルートはアフター入れれば計五回Hしてますが、エロくはないです、正直な話。