残響の足りない部屋

もっと多く!かつ細やかに!世界にジョークを見出すのだ

今年一年をマッシヴ振り返る

●このブログの記事更新

 

あんまりしなかったな……2015年はじめは主に音楽記事を更新してましたが、春M3を境に更新が途絶え(ちょっと理由はないわけでもないが、まだ語れない)。

代わりに、イベントレポートが増えましたね。

というか残響さんがアクティヴになったというか。春・秋のM3と、北海道旅行。なるほど……今年は計三回、大外出をしたというのか……この出不精のぼくが……!

2015春M3チェックリスト&ライヴ予定でごぜいやす - 機械と百合とスピッツがぁっ

2015秋M3レポート(前編) - 機械と百合とスピッツがぁっ

北海道旅行記(1日め、北海道到着編) - 機械と百合とスピッツがぁっ

 

毎度のことながら、長文癖は……多少はKAIZENのきざしが……ないか? ないのか。でも、内容のある長文にしたいとこですね。具体的には、論理構成をしっかりした形に。まあ、放言という形でガガガーと書くのも、ストレス解消にはいいのですが。

 

エロゲーマー諸子百家(あとがき)

 

ぼく個人からの観測範囲をもとにした、エロゲーマーの方々をばったばったと書きまくるこの企画。途中間隔は開きましたが、およそ半年かけて、当初の予定通り、20記事アップしました。20人以上書いた、ということは事実なんですが、ほんとうはもっと書きたいひとはいます。また、これ書いてる間でも、「あ、このひとも書きたい!」と思ったひとが増えたり、新たな関係性ができたりしたのも事実。

でも、あんまり続けるような企画じゃないしなぁ、と。どの道ひとに迷惑かける企画なんだし。

あと今だから打ち明けるけど、これ書いてるとき、ぼくが一番文章スランプで、同時に自分の命のはかなさというか、余命というか、この先の人生に一番悲観していたときでした。だからこそ、書き残しておきたかった。

しかし書いてて、そして書き終わって感じたけど、自分っていうのは結構孤独にtwitter言説空間なり、エロゲ言説空間にいると思ってたけど、それは大いに誤りで、相当のひとにお世話になってたな……と改めて。いまさらですが。最後のほう、なんか今の日本の「……絆っ!」ブームっぽい「ありがとう」文が多くなってますが、そこんとこは、自分の素直な感謝の気持ちがあったりします。

なにはともあれ、これを書かせていただいた方々に対して、万雷の感謝を。

 

エロゲー批評空間でのレビュー

 

自分のメインフィールドのひとつだと思ってますが、どうも今年は更新の数が少ない。

残響さんの「その花びらにくちづけを わたしの王子さま」の感想

残響さんの「きみはね 彼女と彼女の恋する1ヶ月」の感想

残響さんの「ユリキラー 淫欲に堕ちる百合たち」の感想

残響さんの「トラベリングスターズ -Traveling Stars-」の感想

 

(全部、エロゲー批評空間の当該記事にリンクがとびます)

 

……ていうか百合ゲー(アンチ百合ゲーも含めば)おおいな!

たしかに今年は、なんかエロゲ言説空間でぼくが、百合ゲ警察、ユリキラー芸人として認知度が高まった感があるけど、たしかにこのえろすけ更新の百合率のたかさ、エロスヶでの百合言説ブチマケ度、twitterでの百合言説を踏まえていえば、サモアリナン。

……このなかで一番力いれたのは、やっぱりトラベル(略)のやつかなぁ。33000字。なんか一日で書けてしまったけど。なぜだ。……まあ、それだけイチャラブとぼく、という観点でいえば、反面教師にバリなってくれた、ということなんでしょうね。

 

●突発的対談企画「庭が出るまで」(仮永遠)

 

発作的対談企画「庭が出るまで(仮永遠)」

twitterのほうでは告知していましたが、エロスケのマルセルさんtwitterアカウント、偽トノイケダイスケさん)と、幾たびも対談さしていただく機会を設けさしていただきました。

半年まえから、折にふれてさせていただいているこの企画、主に「エロゲにまつわる思い出」とか、「エロゲ業界論」とか、「エロゲーマー言説・生態論」とか、「トラベリングスターズに見る、イチャラブエロゲの失敗例」とかを、延々と二人で語っていました。

自分は諸子百家でも書いたように、マルセルさんの論理力、分析力には敵うべくもないのですが、これだけ続いてる、ということは、マルセルさんにとっても、なにかしら益のある形でお話が出来てるぼく、と自惚れていいのかしら。ただ、ぼくの受け答えが、時折ピントをはずしてしまうこともあり……が、そこからまた議論を発展させてしまうマルセルさんなので、敵わねえなぁ、と。ともあれ、今年一年、お世話になりました。コンゴトモヨロシク……。次の課題作品は「吸血姫のリブラ」と「イブニクル」あたりでしょうかね……。

 

●百合論

 

どうも今年は、自分にとって、「百合者」としての考えを煮詰め、土台を築いていく年であったようで。というのも、なんか自分が百合発言、百合論をいったら、なんか引かれるパターンが多くて……。

自分では、普通だと思っていたんですけどね。ただまあ、そのナチュラルに百合を愛好してきたこれまでが、自分の個性になっていた、というのは驚くことでした。

ともあれ、百合姫を読んだり、りりくるを聞いたりする日々であります。

 

●自作CD製作

 

最新情報 - レッズ・エララ神話体系;8TR戦線行進曲

(このリンクが、ぼくの同人サークルの公式hpです)

あ、すいません、これのメイキング記事まだ書いてなかった……。

今年10月になって、突如として1ヵ月で「自作CD、つくろう!」「作曲しよう!」と思い立ったのですが、まあそこからの濃密な1ヵ月といったら。

そんで、無事完成しまして、秋M3で委託配布(無料)させていただくことになりました。ぼくもじかにM3会場で行って、いろんなひとに手渡さしていただいたぜ。

まさか自分が作曲できるとは思っていませんでした。いまでもふしぎです。

でも、次回はもっとちゃんとしたものを作ろう。というわけで、来年4月の春M3にむけて、現在フルアルバム作成中です。

 

●自作小説

 

うえの自作CDの元ネタとなった、自分の小説。今年は大して進んでいませんでした。

 

ncode.syosetu.com

 

togetter.com

 

VRMMO旅小説に関しては、どうもなんか今までの作品よりは人気を博したらしいんですが、どうも失敗だったかなこの小説……と今は思っているところで。更新はどうなるかはわかりません。

twitter小説/Togetterまとめ、に関しては、おおよそ15くらいのまとめをアップしてますが、このほとんどが今年更新のですんで、まあそれなりにやったほうではあるのかな……と。

でも、twitter小説に関しては、来年以降、もっとバリバリにやってく所存です。

 

●地下室TIMESさま寄稿

 

音楽webマガジン「地下室TIMES」さまに、音楽記事を寄稿させていただきました。今年はおおよそ8~9記事くらい。ありがとうございます。

残田 響一 | BASEMENT-TIMES

(ぼくの書かせて頂いた記事一覧です)

自分としては、ここに寄稿させていただくようになって、およそはじめて「ひとに読まれる文章」というものを自覚したような気がします(いまさらかいっ!)。ひとに読まれて、ひとにとって価値あるコンテンツ。

今まで、そういう視点がなくて……自分の吐き出しを、文章にもとめていたんだなぁ、と自分のエゴイスティックぶりにびっくりですよ。でも、地下室TIMESの担当さんと一緒になって文章をエディットしていって、自分の文章のよさと悪さが一目瞭然になって、感謝しております。

ここ半年ばかりは、寄稿させていただいてないのですが(エロゲ批評と創作で手一杯だった)、またよろしくお願いします。

 

●このブログ改名

 

「機械と百合とスピッツがぁっ」ていうタイトルに変えました。

のわりには、模型記事も、スピッツ歌詞で百合妄想!記事も、更新していません。すいません。狼少年で。ネタだけは……ネタだけはある……!

あとは書いて更新するだけですね。それをしろ。それをしろ。

とくに「スピッツ歌詞で百合妄想!」は、自分でやっててたのしくて仕方がないので。

 

●Pretty×Cation2地政学

 

地政学の視点から見る咲宮市地方都市論、序説ーーPretty×Cation2レビューメモ(1) - 機械と百合とスピッツがぁっ

年末から唐突にはじめた、プリティケ2レビューのための資料。こんなことやって誰得だろう……。

ともあれ、プリティケ2の舞台を自分で妄想して分析してみる、という企画。そういうことをすることによって、このゲームの「箱庭」感、そして俺と穂波とのダイアリーを、俺なりにつむぐのだ……(キモい

 

 

●来年もよろしくお願いします

 

……以上、つらつらと今年を振り返ってみました。なお、インターネット上での活動を主に書きましたが、実生活では……仕事が増えたり、仕事のやり方をかえていったり、と、結構大変でした。なんとか適応するのに頑張っています。昨日も日付変更直前までやってたし、仕事……。

まあそれはともかく。

来年は、ブログをもっと更新していきたいですねぇ(ほとんどのブロガーが書いていそうな言葉)。

ビジョンは見えていて。

「自分なりの思考を、文体も、文章のまとまりも、思考の論理性もかなぐり捨てて、書きまくる」、ほとんど思考物置のように書く、というものです。

そうしていかなきゃ、より「価値のあるキチっとしたテキスト」や「自分らしい創作物」もかけないだろうなぁ、と思って。

せっかく、数年続いた場所があるのですからね。使っていかねば。ということで、来年からのこのブログは、今まで以上に訳のわからない文章が増えると思いますので、立ち去るなら今だっ!

今年一年、ありがとうございました。では、ぼくはとりあえず年越しエロゲをすることにします……(オチはこれ)