残響の足りない部屋

もっと多く!かつ細やかに!世界にジョークを見出すのだ

自己を紹介:基本情報、性格傾向、本の趣味(日記2日目)

今日電話してたんですけど、その話の中で、

あなた〇〇が好きだったの?
みたいなことを何個か言われまして。相手とはかなり何回も話をしてるのですが。そこで気づいたのが、最近の残響(筆者のことです)は、自分自身で「わたしは〇〇が好き」的リスト(自己紹介リストですね)を、わかりやすい形で表していなかったな、と。
 わたしは、自分自身の自己評価の低さにより、
自分が興味を示してるようなものは、大体世間の人たちは普通に知識たくさん蓄えてるだろうから、あえて言う必要もないな
と考えています本気で。

 ところが、これちょっとおかしいですね。個々人は個々人によりそれぞれ「世界の切り取り方」が違うわけで、ゆえに世界の豊穣があるわけです。簡単に言えば(今のくだり要るか?)、
「自分の常識はほかの人の常識ではない」
「書き手のことなんて、自分から表明せん限り、このブログ読んでる人にはわかりっこない
 ごく当たり前の話です。ていうかこれ、自己評価の低さっていうより、自他をきちんと区別する客観的視点の無さの話だな……。
 それから、

「最近の残響さんの興味関心、2017年時点での残響さん像っていうのを纏めて書いておく必要もあるな」

とも思ったのです。Twitterではそういうのって語りにっくいですからね。ブログっていうのは、おあつらえ向きの媒体です。
 そいでは語ってみましょうか箇条書きで。

 

●何をやってる人なの?

・「残響」というハンドルネームです。もともとはもっと長い文章のハンドルネームだったんですが、周囲から「呼びにくい」と何回も言われ、そのうち「残響」と縮めて呼ばれるようになりました。なのでこれ、実は略称、あだ名です。
・百合(女の子同士の恋愛)観測趣味と、模型工作趣味のHP「ホームページオブ百合機械」を運営しています。また、この日記ブログ「残響の足りない部屋」を書いています。Twitterは現在告知用・DM用として取っておいてあります。
・音楽趣味が高じて、同人音楽をやっています。「8TR戦線行進曲(エイトトラック・せんせんこうしんきょく)」というサークルで、主に春・秋のM3(音系・メディアミックス同人即売会)に参加する形で活動しています。絵を相方の小西さんに描いてもらって、残響はギターやシンセサイザーを弾いて作曲。二人でサークル8TRであります(プリキュアみたいなノリで言うな)。2017年春M3で出した新譜はこんなん
・このサークル「8TR戦線行進曲」ですが、残響が自分の創作(小説、webサイトデザイン、音楽)をやる活動名でもあります。サイトはここ
エロゲー批評空間にて、エロゲ長文感想を書き連ねることもあります。5000字くらいから大体「調子出てきたナー」という感じで、延々電波文を書き連ねておりました。最近はその書き方改めましたが……(電波大量、いくない!)ログはこちら。まあ、こちらのブログにも批評空間で書いた文章を転載したいとは思っています。
陸の孤島シマーネ農業王国に住んでいます。東京で開催されるM3への参加が困難……ッ! 
・ぬばたまの32歳
・限りなくニート疑惑が持たれていますが、一応仕事しています。オタクという経歴を活かして、職場の人間がことごとくパソコン音痴であることを良いことに、職場のPC関連の尻ぬぐいをする仕事をしています。「だーかーらーっ!このソフトじゃそういうことは基本的に出来ないんですヨッ! やらなきゃ殺すと言われたら物理的にやりますが、このソフトでやりたくはナイッ!」。基本的にものづくり系の仕事です。この「ものづくり」という生業自体には、模型趣味ということもあって、とても納得している。雑用の無茶振りに辟易してるんであって……。
・この職業、盆暮れ年末が鬼の修羅場になるので、夏冬のコミケに出られない。今まで一回も行けたためしがない。オタクのくせに……。
・昔、埼玉に住んでた。また、大学時代、京都~奈良のあたりに住んでた。
・大学では日本文学・古典文学・漢文学比較文学をやってた。大学院を中退。病気で。
・あー、病気については、先日のブログ記事参照。あんまりよろしくない話。

 

●傾向

・電波長文。論理的にわかりやすい文章を書くことが「そんなにスキルツリー伸ばしてるとは思えない」。
・よけいな戯言ばっかりを入れたがる。上の文章なんかスキルツリーの比喩いらんかったよねと。
・よく仕事場でも家庭でも「ほっといたら真面目腐る傾向にある」と言われてるので、積極的に文章にユーモアを入れようとしたり、文体を崩そう崩そうとしとる。その結果が電波じゃあなぁ。(人生にため息をつく)
・勘で生きてる。少なくとも生きたほうが自分の場合良いらしい。大体、後々になって「素直に勘に従っていればよかったなぁ」という人生を送っている。臆病な小理屈がブレーキをかけるのよ
・決して社交的ではないが、「自分が好意を持ってる人にこれを言わないと、いつまでも自分は言わないんだろうな」と思うと、とたんに無性に言いたくなって、さらりとクサいセリフを吐いたりする。恥ずかしっ!

 

●読書傾向

・もうそろそろ読書ばっかりするのやめようと思うんですよ。だって、頭にばっかり詰め込んで、それを実地の人生に活かして、「生きて」いかないとどうにもなりませんものねぇ。自然のなかで生きた思想を練り上げるのだ……というスタイルにそろそろフェイズシフトしないと。
・いちおう文学部出身ということで、本は多少読んだと思います。けども、上述のように「リアルな生の中で練り上げる思想・知恵」という風に考えがシフトしてはいます。

・でも著者の好みは言ってもいいよね。影響を受けたやつらとかさ。
村上春樹は、主な小説は読みました。それ以上に、彼のエッセイは、初期の村上龍との対談とかのようなレアなものとか、翻訳本のあとがきとか、そこまで全部をいってるわけではありませんが、少なくとも書籍になった40冊くらいのエッセイは全部暗記するほど読んでます。
森博嗣も同じような感じで、S&Mシリーズ、Vシリーズ、四季シリーズは読破しましたが、Gシリーズからはフォローしきれなくなって。スカイ・クロラシリーズもそこまで読み込んでるわけではない。ただ、ベストを選ぶとしたら文句なしの即答で理系研究学問小説「喜嶋先生の静かな世界」です。近作では剣豪の哲学小説「ヴォイド・シェイパ」シリーズは読破しました。えがった。エッセイは、雑誌に単発で収録されたようなものとかまではカバーできてませんが、やっぱり発刊されたほぼ全部くらい……65冊は確実に読破してる。ベストはやっぱり模型趣味者として、A&Bレポートこと、5冊の庭園鉄道本と、「創るセンス 工作の思考」。
土屋賢二のエッセイに関しては、文春のエッセイが完全に金太郎飴になってきて、流石に追いきれんぞ!と思いながらも、やっぱり好きですね。むしろ最近は、本業の哲学の著作のほうが非常に面白く思えてくるようになってきた。アリストテレスウィトゲンシュタインの流れをくむ哲学者として、「その哲学問題自体が、常識的に考えておかしくないか?」という立場から繰り出す論は、今読んでみれば「うん……たしかにそうだよな」っていうふうに思える。
橙乃ままれにはずいぶんと勇気をもらいました。「まおゆう魔王勇者」にしたって、「ログ・ホライズン」にしたって。いつも魂を鼓舞されます。この人の脱税疑惑に関しては、ああこれで経済をネタにすることもう出来なくなったな……とはおもいましたが、ままれはそれだけの作家ではないと思っているので、ログホラの「なろう」連載と、止まってる書籍化進行がんばってください。
時雨沢恵一の「キノの旅」で、小説……というか「文章で絵画表現、詩的表現」ができるんだ!という風に、人生の展望が開けた。チャクラが開いた……それで大学、文学部まで行くんだから、まあ人生は変わったのは確かであります。良いのか悪いのかはよくわからない。
・芦名野ひとし「ヨコハマ買い出し紀行」こそが自分にとって最高の漫画である。最高の創作物のひとつ、と言ってもいいかも。言葉はとにかく静寂で詩的。風景もまた。ダラダラ語るだけがすべてじゃない……って残響さん自分を全否定やないか……。
ラヴクラフトとか、ダンセイニ卿の、幻想クリーチャーとか幻想風景にいまだに憧れているというね。
小宮裕太のイチャラブエロ漫画は神!

・本に関しては、ものっすごい直球で影響を受けた、今も読みまくってるのは……これくらいかな。書きすぎたかな。初手からこんなんだったら、確かに電話で言われたように「毎日続くの?」と言われてもしょうがない。

 

●メモ


・少女週末旅行、最新話をくらげバンチで読みました。全く予測がつかない流れになってきました。この先の「頂上」に何があるのか……希望か、ガチの絶望なのか。おおポストアポカリプス……。アニメも大変よろしいです。
つよきす3学期ですが、ちょっとプレイするPCを、ノートからデスクトップに移します。やっとデスクトップの調子が安定してきたので。(画面周りでトラブルがあった)
・この文章はライ・クーダーの「Bop till you drop」を聞きながら書きました。冬にライ・クーダーののんきなR&Bというのも、お前いつの時代だよ……って感じで素敵ですね。

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・明日は日曜で、まあ締め切りの迫ってるものとかもありますが、明日しっかりやれば大丈夫かな、と。
・自己紹介で、好きな作家、なんてわりとサラっとかけると思ったら……ええいもうこれで3800字だぞ。ざっくり書いてるから疲れてはないけれども。
・やっぱりTwitterはまだ離してます。
・ああ、来週あたり、平日の休みで、ガルパン戦車道休暇とらないと……。