残響の足りない部屋

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まーた腰が痛い、ゲームブック、柴田英文精読教室

またですよ。また腰が痛いのですよ。

前回、TRPGのおかげで毎日が楽しいって話をした矢先にこれですよ。おかげで、各種オンセ用の素材を準備も出来ず、もちろんPC前に座ってキーボード打鍵のオンセも出来ず。

TRPGソロプレイという希望(ゆめ)が出来ていたから現在腐らずにすんでいます。安静を第一に。もしこの希望(ゆめ)が無かったら、変に焦っていたことですね。そうか、TRPGは健康に良いのか……

 

それにしても、この数年、しょっちゅう腰が痛いと言っているような気がします。なので、この日記ブログを「腰 痛い」で検索をかけてみたら、

(2014年)

「「若作りうつ」社会」の感想と個人的重い思い - 残響の足りない部屋

 

(2020年)

ぎっくり腰 Now on the time - 残響の足りない部屋

 

まだ腰がいたい - 残響の足りない部屋

 

腰と鬱とTRPG - 残響の足りない部屋

 

闇の色は脂肪の白さ --仕事に忙殺される日常、スマホ電子書籍依存、生活メンテナンス - 残響の足りない部屋

 

まったく私信な内容の記事です(2020/02/09) - 残響の足りない部屋

 

……2020年に入ってから、腰、やらかしすぎてね?
だいたい、風邪っぽくなってきて、ついでに腰もやらかす、っていう感じがあります。

それから、一番の理由はわかっております。太ったんですな。体重の増加、脂肪の増加。筋トレをサボるとすぐこれです。夜食を可能な限り控えているというのにこれです。いや、腰が痛くなる前に、しっかり夜食をとっていたことがマズいのは明白です。悔い改めよ。

身体のメンテナンスも雑になっていたのもあります。とくにこの3~4月で、春M3のCD創作のため、バリバリに制作をしまくっていたので、身体を振り返ることなく、今に至るわけです。なるほど腰痛になるわけですね。

とはいえ、「ぎっくり腰」のレベル……とくに「一歩も動けない魔女の一撃」というハイパークラスのぎっくり腰ではないのが、不幸中の幸いです。最低最悪のハイパーレベルと比較をしている時点で、ダメなのかもしれませんが。まぁしかし。

 

ゲームブック

せっかくTRPGを軸に据えてのライフサイクル、ライフスタイルが構築出来てきただけに、ちょっとなんだかなー、と思っておりますが。はやくTRPGオンセ、並びにオンセ準備をしたいです。TRPGの熱が、封じられている分だけ、ぐつぐつ沸々と煮えているのを実感しています。

しかし、現在出来ることは、本(物理、電子書籍)を読むか、音楽を聞くかしかないので、じゃあゲームブック読むか……っていうところです。TRPG/アナログゲームの流れで、こっちにも手を出しているのですよ。

KindleUnlimitedで読むことの出来る幻想迷宮書店やFT書房の作品を中心に読んで(攻略して)おります。電子書籍のリンク方式は凄く便利です。

また、スティーヴ・ジャクソンの「ソーサリー!」新装版を中古で入手したり。同じくスティーヴ・ジャクソンとイアン・リビングストンの「ファイティング・ファンタジー 火吹き山の魔法使い」の洋書ペーパーバック、そして前述の「ソーサリー!」の洋書ペーパーバックを海外輸入通販購入したり、といろいろ。

「火吹き山」、日本語翻訳版を買わんの?というご質問ですが、ええ、存じております。今度(7月)に出ますよね、ファイティング・ファンタジー・コレクションボックス。……正直に言いまして、8000円高いなー、というザンキョさんのチキン心が出ました。なので原書(英語)のペーパーバックをザクザク読むのでいいかー、というチキン心です。かっこわるい。でも、コレクションボックス、買わないとは言っていませんので、ひょっとしたら清水の舞台から飛び降りる式で買ってしまうかもしれません。

 

柴田元幸 編・訳・註『英文精読教室』

ああそうだ、英語原書関連でいうと、先日知ったのですが、柴田元幸氏が前々から「自分が高校生だったころに有ったらよかったのに的な英文読解参考書」を作りたい、と言っておりましたが、ついに満を持して出ましたね。研究社から。「英文精読教室」第一回配本の一巻と二巻。わたくしはまず一巻「物語を楽しむ」買いましたよ(こんなことをしているからお金が……)。二巻に関しては、まず一巻を充分楽しんでから……(いずれ買わない選択肢はない)

books.kenkyusha.co.jp

こちらもザクザク読んでいます。思っていたよりも、柴田氏による「各作家バイオグラフィ&アメリカ文学史上の位置づけ」みたいな解説文は少なかったですね。それに該当するのは巻末の「雑談的な補足」になるのでしょうが、これも面白いんですが、網羅的にバイオグラフィをきちんと、っていうのではないです。

それよりも柴田氏による「英文に直に親しみ、どんどん英文を読んで(訳して)いこう」というスタイルの編集方針は、まこと正しいと思います。この本は批評のためにあるのではなく、英文の精読にこそあるのですから(タイトルの通り)。

語釈も、「一般的で表面的な英語の語義はもうわかってるだろうから、それよりも物語中での言葉の使われ方について、ぐっと本質的な講義をしよう」という柴田先生の意志が伝わってくる語釈です。ところどころ、あの「柴田節(ブシ)」がじわり出てきて、「ああ、翻訳教室の学生や村上春樹氏はこの柴田節の読解をいつも受けているんだなぁ」と思わされます。

その充実した語釈をもとに、柴田訳を読み、そして自分で試訳してみる。この精読教室、なんのトリッキーなこともしていない。イラストすらもない。しかし「精読」の意味が伝わってくる、いわば柴田先生の講義。柴田氏が心底やりたかったことが、こうして充実した形でシリーズ化して行われることが、自分も本当うれしいです。

 

しかしまー、腰が痛いな……。そんなわけで、TRPGオンセもですが、各方面ちょっと反応が遅れています。心当たりのある方々すいません。