インターネットを本気でやりたい、という気持ちが日増しに高まっている。適当や惰性では駄目なんだ。少なくとも私個人は。インターネットを楽しく読みたい。
そこで何をするのが大事か、と考えるに、いつものようにまだ見ぬ良きwebサイトを好奇心に従って探すのはもちろん大事。
ただそれと同時に、「私はこういうサイトを楽しく読んでいる」ということを記録していくのも大事だろう、と改めて思うわけです。
「記録」に関しては、私は気に入ったwebサイトやweb記事のURLを、主にgoogle Keepに保存しています。ブラウザのブックマーク(お気に入り)も使うけれど、Keepに保存するサイト・記事は、インターネット生活の中で、より「大事にしたい」という気持ちがあるものです。ささやかに親密なる念をこめて、chromeブラウザ拡張からKeepにサイト・記事を保存。Keepはカード式の閲覧にすると、サムネイルを自動的に作ってくれるので、その後の管理にも役立ちますし、何より「ふと旅先で得たカード」みたいなお土産感もあってよろしいです。
そんなわけで、私が気に入っているwebサイト、ブログ、ブログ記事を、「楽しく読んでいます」という表明のために、ここに記録します。記録し、こうして記事(文章)にし、もっと大事にこれらのwebサイトを読みたいのです。この記事は今後も続けていきたいです。
「生存記録」
hayasinonakanozou.hatenablog.com
2025年の秋あたりから、私はこのブログを熱心に読むようになりました。筆者elein氏がミドル・エイジ(中年)を折り返し、生活を送る文章が綴られている。すごく静かにしみじみとした、「味」がある文章で、丁寧な筆致。時に諦念を感じさせながらも、またそれが独自の味わいで……というのは私のような安穏な読者側の勝手な感想だけれども。読書や映画や旅行などの感想&紀行文が主なコンテンツで、「文芸や芸術に真摯に向き合いたい」というelein氏の気持ちに触れると、なんだかひそかに嬉しくなってくる。
中年以降の随筆(エッセイ)の妙味。氏の文章の中でも「中年問題(ミッドライフ・クライシス)」は何度も言及されている。それでも日々は続いていくし、インターネットとも良い距離を保っていたい。だから氏はSNSから降りようとされるし、日々のいちいちを愛おしもうとされている。そういう文章を読むのは私にとって嬉しいことであります。
結城浩「プログラマの心の健康」
何度だって読み返す。私にとってひとつの道しるべのような読み物。1997年に書かれたテキストです。筆者・結城氏はこの頃はまだ「数学ガール」シリーズを上梓されていなくて、プログラマでありプログラミング技術書を書かれていた時期です。なるほど、ほぼ30年前。しかしここに書かれていることの価値は、令和のいま減じているどころか、ますます重要さを増していると思います。
「わ・ざ・と、ゆ・っ・く・り・、や・っ・て・み・よ・う」の精神、というか営為。あえてペンで文字を書いてみる。急がずに、慌てずに、焦らずに。それがこのコスパだのタイパだのの令和時代、どれだけ難しいか。周囲のスピードを意識してしまう。意識して、どうなるものでもないだろうに……。
私が今回こうして自分のお気に入りサイト&記事を書いているのも、「自分なりのインターネットの速度」を設定し、保っていたいという気持ちからだ。ネットサーフィンと言うけれど、ひとつひとつのオンライン活動をもっとゆっくり、大事に行っていたい。バズった記事を即座に見て、速読して、ああ、反応なんかしてしまったりして。そうじゃないんだ。そうじゃないんだよ。
島根県道路カメラ情報&ライブカメラweb配信
https://www.roadi.pref.shimane.jp/
私は長年シマーネ農業王国に住んでいますが、こういう情緒もへったくれもない定点観測カメラ情報や、ライブカメラの配信をたまにじーーっと見ていることがあります。Lo-Fi HiphopやVaporwaveを好むようになってから、あるいはpanpanya先生の影響で、こういうのをぼーっと見るのが好きになってしまいました。
道路の定点観測も悪くないけど、個人的には河川や湖のがとくに好きですね。風が静かに鳴っているのが聞こえていたりするとなお良いです。人を見たいわけではなくて、ただ時間が流れているのを見たいというか……。
今、私はひらたCATVの「宍道湖・船川河口」を見ながらこの文章を書いています。今現在はまだシマーネ農業王国のwebカメラだけしか見れてませんが、これからいろんな日本の各地のwebカメラを見ていきたいと思っています。その数が膨大なのは言うまでもなく。
見て、何になるってものでもないですが、なんか癒されるんです。それに、映る風景がちょっと寂しげっていうのも良い。情景は情景としてここに在る、みたいな感じ。それは野外スケッチとかすれば、もっと「広く・深く」情景の味わいを感じられると思います。やばいくらい外で絵を描きたくなりますね……! とはいうものの、このwebカメラも、これはこれで良いです。
水産研究・教育機構 キッズページ
https://www.fra.go.jp/forkids/index.html
とくに私は「楽しむ」コーナーのペーパークラフト配布ページが好きです。
このページはFRA 水産研究・教育機構が運営しているサイトの中の子供向けページで、「海とさかなや水産業のことをいっしょに楽しく学びましょう!」とTOPに書いてあるように、海洋・漁業について充実した内容が収められています。ペーパークラフトも力が入りまくっていて、魚介類だけではなく船舶までレパートリーに含まれています。
参考記事
2019年9月の
最近じっくり読んだ好ましいブログ記事という物語(9月中旬) - 残響の足りない部屋
2018年5月の
身体も心もダウンしていた二週間、癒しとなったHP/ブログ記事 - 残響の足りない部屋
路上観察入門の日々(コロナ禍において) - 残響の足りない部屋
panpanya先生の世界が30代の自分の世界をごそっと変えていっちまった件について - 残響の足りない部屋
今回のこのお気に入りwebサイト記録、ほとんど「まちを彷徨い記録する」楽しみと同義のような気がしてきた。