残響の足りない部屋

模型と音楽についての日記ブログです。楽しい随筆文章を書くのを継続していきたいです。

日記9月 東方Projectのある人生:紅魔郷NC、カードダス、ペパクラ

●ブログデザインを少し調整

ブログのヘッダ画像を自作のドット絵「さよなら、星空のストロベリー畑」にしました。画面全体が出ているのではなく、一部抜粋です。もとの画像はこちら。

「さよなら、星空のストロベリー畑」
英題:Farewell forever,Strawberry Star Island

小さな星の小さな物語はここに終わる
みんな元気で、と言い合いながら。
かすかに香るイチゴの実
これが孤独ということなんだと

出典:個人サイト掲載↓

redselrla.com

 

●東方projectあれこれ

上海アリスReprise「東方紅魔郷:New Classic」買ってプレイしています。

touhou-project.news

www.youtube.com

私はシューティングゲームが得意でない…というかビデオゲーム全般が得意でないのですが、それでも東方Projectが大好きなのです。学生時代に紅魔郷をプレイ(+音楽CD「蓬莱人形」)してから、かれこれ20年くらいずーーーっと東方が好きです。なのでもとの紅魔郷、ほぼリアルタイムでプレイしています。発売から半年くらいの遅れなので、リアルタイムと言っても良いでしょう。

今となってはなんだか昔のような2000年代初期。リアルタイムプレイ当時、紅魔郷をノーマルでなんとかクリアしました。エクストラのクリアは無理でした。「亡き王女の為のセプテット」を聴きながらノーマルで6面レミリアを倒して、エンディング。「紅桜 ~Eastern Dream...」が流れます。

その時の「何かとんでもなく綺麗なものを見た」という気持ちを、20年経った今も鮮やかに覚えています。「若く多感な時期に、熱量が込められた素晴らしい創作物に触れた」という表現ではとても足りない。その時の私は頭から足先まで、幻想世界の美しさに撃ち抜かれました。幻想の中の美しさにこそ価値があるんだ、と。私は幻想の創作を生涯やっていくことにしよう、と決め、今も自作妄想世界・レッズ・エララ神話体系をやっています。

そんなわけで自分にとって間違いなく「人生を変えた作品」である東方紅魔郷New Classic、プレイしない理由がございません。1、2面はそりゃいけます。3面の弾幕が円を描くように回転するので相変わらず被弾(ピチューン)。もうちょっとは道中やボス戦を安定させたいなぁと思い、今は練習中です。

その一方で、東方Projectの現在最新作の「東方錦上京」も楽しくプレイしていますし、本日通販で、予約していた新作音楽CD「霊長新益京」が届きました。もちろん聞きます。

hobby.dengeki.com

そうかと思えば、バンダイから出た「カードダス 東方project」を、なんと箱(BOX)で買った私です。今、CDをPCに取り込みながら、カードのパックを剥いています。20パックは流石に多いな……。最初の3パックで連続してチルノが出ました。3枚。3×3で⑨ですか?!?(⑨=丸9とは、東方ファン界隈で「バカ」を指す符丁です)

それからのび部屋さんのペーパークラフトキット新作「博麗霊夢2026」もダウンロードさせて頂きました。楽しく組みたいと思います。nobiさんは今年の秋の例大祭ではペパクラ霊夢2026verの「ポーズ版」を作成されるご予定。旺盛な創作意欲に敬服します。

sumatorausagi.seesaa.net

さらに今日、いよいよネップリ(ネットワークプリント)にも手を出しましたよ。pixivの「FANBOXプリント」で、コンビニで東方projectの二次創作イラストを印刷購入出来ます。まず3枚いきました。写真サイズで。アルバム(バインダー)に保管しちゃうんだぁ。私の紙もの蒐集が留まるところをしらない。

print.fanbox.cc

今の私は、原作のSTGや音楽CD、昔から好きな工作(ペーパークラフト)、そして近年好んで蒐集しているカード……と、私自身の今の嗜好に合った形で、自然なマイペースで東方を楽しめているな……と、ほのかに嬉しく思っています。

それだけ長くお付き合い出来ている「幻想郷」という世界観。まして、ZUN氏がずっと現役で新作を作り続けていらっしゃること。これは、「ありがたい」と思うことはもちろんの事ながら、もう何と言って良いんでしょうね。現在進行形の楽しさと、尽きぬ感謝とが一体になった、なんともいえない嬉しい気持ちです。

なので、私も東方を本気で楽しんでいきたい。たぶん、一生付き合うことになる作品群/世界観ですし、それは私の人生にとって、とても善いことだと思います。東方はいろいろな楽しみ方が出来る、と言われます。それはジャンルや表現手段だけでなく、人生のライフサイクル・ライフスタイルの変化にも応じてくれるのかもしれません。事実かように、私のような者も今なお楽しませてくれる。ありがたい話です。

幻想郷は、博麗神社はそこにあるのです。人生の楽しみが、理想が、ここにある、ということをしっかり確かめて、良い関係を保ちながら、私は今日も自分の仕事や創作を頑張っていく。そういう個人的な納得感は、私にとって良いものだと思います。というか、私が20年前に撃ち抜かれた理想(幻想郷)が今も生き続け、ZUN氏が新作を作り続けているということ。本当に凄い。凄すぎる。嬉しい。

東方Projectは、楽しいですよ。

和菓子の季節の予感がする…!

今日はこんな色・形をした和菓子を食べました。
黄色のところがしっとりした「あん(餡)」で、白いところはプリっとした食感、どちらも違った甘味がしていて、複合する爽やかな甘さと食感。お気に入りの和菓子「切り玉かん」です。

 

切り玉かん

このところ、和菓子を好んで嗜むようになりました。

きっかけは、例によってダイエットなんですけれど。漫画家・なぎまゆ氏のダイエットエッセイ漫画で、
「脂質が少ない和菓子ならOK。味わって丁寧に大事に食べる」
という風に書かれていたことを読みまして。

 

※上は当該漫画のついったーですが、収録されている漫画単行本「痩せるより大切なことに気づいたら、人生で一番楽に17kgのダイエットに成功しました」はとても面白かったです。以下書籍情報↓

https://www.kadokawa.co.jp/product/322308001039/

 

「和菓子…かぁ…」

この漫画を読んでなんだか、ダイエット云々だけじゃなく、和菓子って良いかも……と思うようになったのです。

上の絵で描いた「切り玉かん」は、地元スーパーの特設コーナで売られていたのを買って、それ以来お気に入りになっている和菓子です。

ゆっくり食べたい。バクバク喰らうのではなく、味わって大切に……。

この和菓子を製造し販売している実店舗にも行きたいのですが、私も日ごろなんだかんだで忙しくしていて、なかなか行くことが出来ません。いけませんねぇ……。こうして気に入ったお店には、やはり足を運びたいものです。

扇屋菓子舗さんの切り玉かん。こちらはバターケーキも良かったです。バターケーキは10月から4月の製品なので、また買います。

sweetsplaza.com

今、季節ものという話が出ましたが、そうなんですよ、和菓子は季節もので、その季節折々で新作が出ます。それもまた心くすぐるものではございませぬか。

バクバク喰らうのではなく、味わってゆっくり頂く(嗜む)。そういう時間を大事にしたいです。悪鬼のようにストレス解消で喰らうのはもう卒業ですよ。飽食の鬼よさらばです。

また、私の住んでいる町にも和菓子屋さんがございます。私の個人バレのためここはお店の名を秘しますが、これからはこのお店にも行きたいものです。今までは贈答用のメイン品物しかあまり食していませんでしたが、これからはいろいろなレパートリーを楽しんでみたいものです。

 

ゆっくり、ゆったりした時間を一日の終わりに「本当に」組み込む。私の一日の終わりを、ゆっくりさせる。それは意味のあることだと思います。それくらいは許されるでしょう。長い目で見たらそっちの方が良いと思います。

今回は和菓子のことばかりを書きましたが、「喰らうのではなく、ゆっくり味わう」ことが出来れば、洋菓子も大変良いと思います。お茶もあると最高ですね。ジュースだって良いですよ。ちゃんとコップに注いで、味わう……。

結局「ゆっくり味わう」心の余裕が何より大事という話でした。当たり前すぎますが、実際にゆっくり味わう時間を、習慣的にちゃんと組み込むように努力する。そのことが大事だと思います……。

 

参考記事

pocket.shonenmagazine.com

中盤以降の話ですが、マジで「パティシエ・凛太郎(主人公)」には頑張ってほしい、と思います…!

 

na-na.media

扇屋さんレポート記事。大変丁寧に、写真付きでレポートしてくださってありがたいです…!

ameblo.jp

なぎまゆ氏のブログの「ダイエット・健康」カテゴリ。なぎまゆ氏のエッセイ漫画は刊行されている本は全て読みましたが、どれも大変面白かったです。

 

diet カテゴリーの記事一覧 - 残響の足りない部屋

当ブログのダイエット関連の記事一覧です。

インターネットのお気に入り記録 夏休み特集号

本連載記事「インターネットのお気に入り記録」は、私残響のお気に入り個人サイト・ブログ・web記事を記録し発表するためのものです。

 

前回の

modernclothes24music.hatenablog.com

少年少女たちは夏休みです。いろんな経験や思い出を、楽しんできてほしいものです。

え?大人で社会人なおれたちには夏休みはない? そりゃあ…まぁわかりますけども。血涙でもって。

でも、「夏休みの思い出」を、大人の私たちも作ってはいけない法はないわけです。私たちも思い出を作っていきましょう。未来の私たちが振り返って励まされるような思い出を……。

というか、積極的に思い出を作るというのは、その明日にでも「やってよかった」とすぐ思えたりするようなものですよ。実際私、先日とある機会があり、友人への応援漫画として1pまんがを描きました。その人に笑ってもらえたらよいなぁ、と思いながら。いや、描いている時間は生き生きしましたね。描いてよかった。翌日もじんわりそう思ったほどです。

私は未だに、小学生の時、朝から自転車をこいで夏空のもと、模型屋さんに最新キットを買いにいったことを思い出します。趣味の意味を疑わず、他人にどう思われるかなんて考えもせず。模型屋さんに行って、キットを買って、すぐ作りたい! …あの時、少年の私は実に「正しかった」。今はずいぶんとヌルくなったものです。だからこそ、私はあの自転車をこいで模型屋さんに走っていた私のように、またなりたいのです。SNSなんかやっている場合じゃない! 

 

Yostar李社長×4Gamer.net:Kazuhisa社長/編集長 対談連載「社長のボヤキ」

www.4gamer.net

現在ゲーム業界のなかでもトップを走るYostar(「アズールレーン」「ブルーアーカイブ」「雀魂」etc)の社長と、老舗ゲームメディアサイト4Gamer.netの社長兼編集長による「社長業」「経営」をめぐる対談です。キラキラ感・イケイケギラギラ感が絶無。社長という立場を謳歌するなんて全然なく、「社長なんて究極の雑用係」「社長=無限働かせプラン」「社員は福利厚生使えるんだろうけどおれら社長は使えないし…」と、とてもリアルな「社長業」の姿が見えます。

そもそもこのお二人も「社長になってやる!企業!」というタイプではなく、なし崩し的に社長になって仕事を半ば便利屋的にやっていく…というタイプでした。だから一般的な「社長」のキラキライメージからは相当遠い。本人の仕事にスター性はなく、仮にあったとしてもそのスター性を仕事の為に使うのが一番合理、という話ですらあります。あ、ここわかりにくいですね。要は、新作ゲームの発表の時にタレント呼んでいろいろ手間やギャラが出たりするようなら、社長が出てプレゼンしちゃった方が早い、っていう類の話です。その方が手間もギャラも大幅に抑えられるし、「(この場合)社長にNOはないですからね」という風に諦め、今日も仕事が回っていきます。

前からこの対談連載、面白く読んでいたのですが、この数年実際に私が事業の代表になってみると、ここで書かれていることが非常に実感をもって身に迫ってきます。「あー、この感覚かー」という。ついでに言うと桜玉吉「幽玄漫玉日記」の会社・社長業パートも「うわ、わかる~」と思いながら読めるようになりました。なっちゃいました。

「案外理解されない社長の気持ち」。会社の中で社員として働いている人たちが、この気持ちを奥底まで痛感する必要はありません。もしそうなってしまったらそれはそれでヤバい状況でしょうし。社長としての対価も一応もらってはいるけど、「それくらいはねぇ。ていうかそれくらいの対価もない会社ってどうなの」というくらい。

対談している社長お二人が率直に、ユーモアも交えつつ、しかし本気の愚痴を言い合う対談なので、テンポよく読めますが、ベースにあるのがある種の慢性的疲労…というのも事実です。それでも会社は回していかなきゃいけないし……。

ラスト付近の「社長(俺たち)にとってのモチベーションって何?」のくだりは良い話でした。「気の置けない仲間たちと一週間頑張って、帰りにささやかにちょっと良い食事するのが幸せだった」。どこからか聞こえてくるロード第四章です。なんでもないようなことが幸せだったと思う……。そんなわけで、面白い記事ですし、今の私の仕事状況的にも大事な記事でした。

 

デイリーポータルZ編集長が選ぶ、クラフト感のある個人ホームぺージ/「野花の写真帳」

csoption.nifty.com

デジタル、インターネットにおける「クラフト感」。ひとつひとつwebページや企画、日記を丁寧に作っていく。webデザインにも凝ってみる。CMSでサイトを完璧に管理するのが目的じゃないんだ。自分が、自分自身としていつまでもいじっていられる「箱庭」感、クラフト感。それがあるホームページはいつも、いつだって最高なんだ…!

というように、デイリーポータルZ林編集長は@niftyの#好きがつながるプロジェクト 内のこの企画ページで、三つの善き個人サイトを紹介されています。とても良い企画ページです。

好きがつながるプロジェクト | @nifty

日用品でラジオを作るページ、野花の写真をupするページ。ローカル鉄道の駅や路線にちいさく佇む庭についてのページ。どのサイトも最高でしたが、私が特に好きになったのは二番目の「野花の写真帳」でした。

「野花の写真帳」

https://hototogi.world.coocan.jp/hototogi2/

いろいろな植物の、いろいろな情景がある。それだけでなんて嬉しいのでしょう。私から見たら、ずっと「夏休みの自由研究」をされ続けている、という風に見えます。素敵です。素敵な写真と、落ち着いていて長くない文章。長くなくていいんですよ。何かにせっつかれるようにして長文をものす、というのがすべてではない。自分のペースで自然と付き合い、自然世界への愛を自分の中に感じる。それがナチュラリストの生き方だと思います。

 

「生存記録」旅の話

hayasinonakanozou.hatenablog.com

この残響ってやつは本当にブログ「生存記録」が好きだな!と自分でもセルフツッコミしてしまうほどです。 いや、本当に好きなんです。

どこがそんなに好きなんだろう? まず、筆者elein氏の落ち着いた筆致、文体が好みです。私のようにメッキのテンション高さ・擬態の明るさみたいな筆致とは全然違う。ていうかそもそもなんで私はこういうメッキの明るさみたいな文体になっちゃったんだろう……。ともかく、elein氏の落ち着いた深い思索、趣味やネット社会への取り組み方、文芸から得た滋養を実社会や旅行でも活かしていこうとされる姿勢……そういう静かで豊かな書き手としての姿勢を、ファンとしていつも愛読しているわけです。

それから、読んでいる作家・作品でも「あ、それ私も好き」というのが結構あるのが勝手に嬉しく思っています。とくにpanpanya先生への愛は、私も同じくするところです。

modernclothes24music.hatenablog.com

ところで、私は敬愛するブログ/個人サイトの筆者の方が、自身のサイトのカテゴリ分けやシステム構築の裏話をされるのを読むのが好きです。私はそういうファンなのです。なので、「生存記録」の「お出かけ」カテゴリの舞台裏について話されるのを読んで、私はとても嬉しかったです。やはりelein氏の文芸(当然ここには漫画や映画、ADVゲームなども含まれる)の読み方は好きです。読み方……自身への「刻み方」、あるいは、文芸観を、ご自身の人生に豊かに活かしていこうとされる姿勢。文芸とは、ある意味で「視点をズラしてみるこころみ」です。そしてこの世界というものは、視点を少しズラすだけで、素晴らしくもなったり、迷宮になったりもします。panpanya作品のように。楽しいですね。

 

そんなわけで、最近の「生存記録」更新は横浜ベイブリッジへの旅行記録があって、面白く読みました。……と、まさに本日、次の記事がupされました。

hayasinonakanozou.hatenablog.com

私は、各地の同人イベントに自作の音楽CDや漫画同人誌、模型ジオラマを持って旅行(遠征)し、イベント参加した後シマーネ農業王国に帰宅する…ということをこの10年くらい何度も行ってまいりました。

多いのは、毎年春秋に東京で行われる音系・メディアミックス同人即売会「M3」。これは本当に良く行きました。他の音楽系の同人イベントにも行きました。それから岡山で開催された小さなオールジャンル即売会。九州コミティア。そして山陰の模型展示会にも参加をしたことがあります。

これらのうまいタイミングで、各地の友人とオフ会が出来ないか…と目論んで、実際にお会いしてくださった方々がいらっしゃいます。ありがたい限りです。場合によっては同人即売会の売り子までお手伝いしていただいちゃって……いや確かにこれはありがたい限り。その節は有難うございました。

そういう意味ではかなり「目的」のはっきりしている旅です。私のこの10年間の旅行は。その旅行中でも思っていたことですが、ずいぶん「目的」のための行動ばっかりだなぁ、と。町をゆっくり散歩してみる、っていう行動が、案外少ない。それはそれでもったいないことをしているなぁ……と思っていました。

反面、隣の町にいる、私の長年のリアル友人のI氏はこの「のんびり旅」の達人なのですね。彼は鉄道と飛行機、とくにボーイングが好きで、羽田の飛行場で写真を撮った後、東京をゆっくり街歩きするのが楽しみで、と話していました。ゆっくり街を歩いて見えてくるものがある。その価値を私も知っているだけに、彼の話を聞いて「いいなぁ!」とうなずいたものでした。

今回の「生存記録」記事の内容は、加齢によって旅の「ままならなさ、うまくいかなさ」が増えた、という内容です。私にしたって上記の「目的」はっきり旅……もっと言えば同人イベント遠征、というのが今後どれだけ出来るのかなぁ、と思うようになりました。前は夜行バスに乗って東京までGo、バスターミナルから駅を乗りついで、同人CDや同人誌や設営什器を入れ込んだキャリーカートをかつぎ、イベント会場まで歩く。イベントが終わったら、まぁ打ち上げをすることもありますが、結局その日のうちにヒコーキに乗ってシマーネ農業王国まで帰る。翌日仕事もあるし……なんていうあわただしさです。

そういう体力がかかる旅っていうのは、この先そう多くはやれないだろう……とぼんやり思うようになりました。仕事の状況も変わって、今はなかなか休みの時間がとれない。創作自体は今後もやっていきますが、たまにはコミティアとか文フリ(東京…が無理なら大阪や広島…)に出たいなぁ、という気持ちもあります。

でも、前みたいな「目的」に向かってバーストするような旅じゃ、きっと疲れてしまうんだろう。いや、過去のどの旅も最高でしたが(それはお相手してくださった友人たちのおかげであります)、体力と金銭を結構使ってしまうものだというのも事実。

「無理をしない、ゆっくりした旅」を自分も少し試してみていってもよいかもしれない…と思いました。旅の良いところは、elein氏も書かれているように、

知らない土地を歩いているあいだは、普段の自分、普段の生活から少しだけ離れられる。見知らぬ街で、見知らぬ建物を眺め、見知らぬ道をさまよい、電車の窓から流れていく景色をぼんやり眺める。---生存記録「中年の旅、悲哀の作法

と。仰るように旅をしていて、これまでの私の生活ーーもっといえば毎日の散文的日常の生活文脈ーーから、少しふわっと「離れた」な、と感じることがあります。そのふわっ、とした感覚は、なんか良いものです。このふわっとした感覚は、別に同人イベントにフルパワーで出陣遠征しなくても得られるものです。そして今の私は、自分自身にちょっとした変化ーーちょっとした意識や世界観のズレーーをもたらしてくれる、このふわっとした「離れた」な感を、たまに接種してみたい。

なにせ、日々忙しくしていると、このふわっとした「離れた」感ってものが皆無になっていきます。その皆無さがいずれは自分自身の固着化、やがては老害化になっていくことは容易に想像がつきます。

 

それから、本記事のタイトルには「悲哀の作法」とあります。

作法……確かに、日々私自身が感じている40歳ゆえのかなしみ、あわれさ、ペーソスに対して、ああ嫌だいやだと愚痴ったり、ふて腐ったりするのはよろしくありません。

それにはある程度「作法」でもって対応していくのが大事。悲哀にも、作法がある。旅で感じる自分のままならなさに対しても、「まぁこういうのもあるよね」と、自身にたいしておかしみを見る。それがまさに作法です。

記事の終わりの方で「自分自身(心身)と相談し、旅の内容を変えていく」という記述があります。自分自身ってやつのポテンシャルはどんどん下がっているのに、ぼやきまくる声ばかり大きい。そんな自分を愛するのはなかなか難しいです。

でも、私に一番近いところにいるのが、自分自身(の心身)ってやつです。なんだかんだ、良くやってきたじゃないか……と少しは自分でも思いたい。こういう風に、自分自身を少し赦す……ダダ褒めるのではなく、ある程度受容して、毎日を送っていく。elein氏の文章を読んでいると、なんだかそういう風に思わせてくれる。だから私はブログ「生存記録」が好きなのです。

(記事の感想になっている……のか? でもこういうことをぼんやり考えました)

 

予告

本連載「インターネットのお気に入り記録」ですが、記事がこの時点でなぜか5600字になってしまっているので、さすがに長く、いったん切ります。

他にもご紹介したいお気に入り記事・サイトがございまして。またこの夏の間に書きたいと思います。よろしくお願いいたします。

残響(ブログ管理人)

シール蒐集とスクラップブックの話

相も変わらず、シールを蒐集しています。集めては、スクラップブック(以下SB)に貼っています。

↓この話題の始めの話

modernclothes24music.hatenablog.com

 

令和の今を生きる少女たちの間では、シール集めが流行しているそうですね。私の知り合いの方の娘さんも、サンリオのポンポンドロップシールを集めて、専用のバインダー手帳に集めていました。

今の私は、彼女たちの遥か後塵を拝しているようなものです。私のSBはまだ1冊目ですよ。そういえば昔、女児先輩とか幼女先輩って言葉がありました。私はこの言葉をかなり真剣に受け取っております。

もちろん数を持っている人が偉いんだ、って話ではないですし、このシール蒐集趣味をはじめたばかりの私です。この少なさは伸びしろと考えるべきです。はやく2冊目のSBをはじめたいなぁ。

 

私は、こんな感じにSB(スクラップブック)を活用しています。

基本はこんな感じです。わら半紙的な紙の大きいノートに、ぺたぺたシールを貼っています。カテゴリもシリーズも特に分けずに、フィーリングのまま貼っています。この点からして女児先輩は私の遥か先を行って入るわけです。少なくとも知り合いの方の娘さんは、サンリオものでもハンギョドンとマイメロはちゃんと別のページにしていた……。

前の記事でも書いたように、私のシール蒐集のはじめは「元祖SDガンダムスナック」のおまけシールからです。もう完全にノスタルジーですよ。我ながらいいカモだなぁとも思いつつ、しかし少年の日々があまりに懐かしく。

そして近年のドット絵ゲームのなかでも大ヒット作の「都市伝説解体センター」のシールです。百均ショップで買いました。まだゲームをプレイしていないのですが、それでもドット絵愛好家の私、やっぱり手が出ちゃいますね。ドット絵、ピクセルアートの隆盛を、とても喜んでおります。

 

こまきときこさん(漫画家、語学・植物愛好家)作のエスペラント(語)シールです。「Dankon」はエスペラントで「ありがとう」です。このユーモラスなデザインが私のSBに癒しの緑の風を吹き込んでくれます。

また、以前こまきさんのBOOTH自家通販で同人誌を注文させて頂いた際に、本の包装に使われていた外国語シール(テープ)も一緒に貼るのです。こまきさんのこういうお心遣いを、こうして貼ることでひとつの「思い出」にしたいのですね。シールは手に取れる。そしてノートに貼ることで見返せる。ある意味で「思い出の物質化」のようなところがございます。

 

なんと、大切な紙であれば、裏面にのりを付けることで、なんだってシールになってしまうのです!

これは友人が送ってくださった福岡のカレー(冷凍レトルト)の包装紙です。美味しかったですし、包装紙もグッドデザイン!と思いましたので、裏面にのりを付けてシール化し、SBへ。

そう、喜ばしいことに、だいたいの紙はシールに出来るのです!※ 「この紙、良いなぁ」と思うこころひとつあれば、紙はシール(ステッカー)になるのです。紙の神はここにこそ宿るのです。Everything I paste gonna be a sticker.(私の貼るものすべてがステッカーになるんだぜ)

※ただ、紙の裏面がのりを弾く場合は、そこそこの確率で起こります。その場合はのりを他の材質のボンドに替えるか、いっそ思い切って四隅をセロテープで止めちゃいましょう。

 

 

最初のナユタン星人のシールのあとは、ご覧のとおり切手ですよ。

切手には小宇宙(コスモ)を感じますね……。郵趣(郵便趣味)の豊かさを少しずつわかりはじめております。

切手はかわいいですね。手紙や葉書を送るための金券に、こんなにかわいいデザインをしつらえているだなんて。路傍の花に似たささやかなかわいさをこれからも愛でていきたいです。そう、このシール集めは私にとって、押し花や植物観察・愛好ととても似ているフィーリングです。

 

さて、これまでのスクラップブック運用の紙面でもうお察しのことと思いますが、私のSBのシールや切手の貼り方はすごく雑です。ジャンル分け&カテゴリ分けより、「ちゃんと」シールを貼ることよりも、ほとんど何よりもただ「貼る」快感を最重要視してSBにシールを貼っています。

ずぼらな私の場合、そういう風に「雑に貼る」形でなくちゃ、絶対にスクラップブック運用が続かないだろうな、と確信したからです。いつの日かもっと丁寧にカテゴリを分けで貼る日が来るのかもしれませんが、まず今はシールをGETしたら貼る、貼る、貼る!という原始的な喜びを味わっています。それで今は充分だと思っています。

 

これからのSB運用ですが、SBのページ紙面をもっと贅沢に使っていきたいですね。シール2、3枚くらいを貼って終わるくらいのいきおい。

かわりに、残りの紙面に丁寧にコメントを描くのも良いでしょう。おそらくその際に参考になるのは、絵画の図録のキャプションです。infoと簡単な解題を書く。シール(絵の紙)の邪魔をしないように……。

TCG(トレーディングカード)は「持ち運べる小さなアートだ」と誰かが言ったそうです。小さなアート。シールは、その精神に通じていると思います。それを目いっぱい大事にすることが、この趣味の根幹にあるものだと思います。

さっきまで「雑な運用」と言っていたのと矛盾しているような気がします。私は、ただシール蒐集を「義務」のつらさにしたくないだけなんです。どうも妙に神経質な私は、ついいろいろな趣味に「義務」感を持ち込んでしまう悪癖があります。それはいけない。シールは「楽しいもの」なんです。でしょう? ですよねシール愛好家の皆様? ここだけは共通見解だと信じておりますよ私は。

シールのある日々を楽しく過ごす。それがモットーです。だから飢えた悪鬼のようになってシールを集めまくるのも違いますし、手に入れたシールをホコリかぶせておくのも違います。私が、シールで遊ぶのです。シールをGETして、SBに貼って、見返して、それで楽しい。それだけで良いんだ、と私は本当に思います。

 

 

……というところで、今回の記事を終わりにしようと思いました。

さて、いま私の目の前にあるものは何でしょう。パソコンです。パソコンにはプリンタが接続されています。私は仕事で日々ラベルシールを印刷することが頻繁に多いのですが。

あれ……私、自分の絵を……印刷して、シールに出来ちゃうんじゃない……!?

あっ………!!

き、気づいちゃいましたね……! なるほどなぁ。このシール趣味、ちょっと奥が深すぎないでしょうか……!?

 

参考記事

note.com

dailyportalz.jp

ポストクロッシングの紹介記事で知ったエハガキ華氏の書かれるものを、敬意を抱いて読んでおります。

dogmabooks.sub.jp

香山哲氏のシールのページ。このうち私は「スノードーム」シールと、香山氏の「ながいひる」でのバザーで購入した外国の切手を大事にしております。あ、それとその時に購入した「スノードーム」と「水銀」のポストカードですが、私はポストカードも蒐集するようになりました。その話はまた今度……。

umdc.shueisha-games.com

bandaicandy.hateblo.jp

www.post.japanpost.jp

私はまだこの趣味をはじめたばかりだ。

 

SS「腰」

info

レッズ・エララ神話体系中世篇「時雨とエヴィル」シリーズよりSS(ショートストーリー)です。

 

modernclothes24music.hatenablog.com

 

登場人物

・エヴィル:おなじみ銀髪黒服の黒魔術師さん。アレリアのことは面白いやつと思っていて、彼女が危機に瀕していたら簡単に命を投げ出すくらい気に入ってはいるが、毎度の下ネタ振り回されに困惑するのはまた話が別。

・アレリア:悪魔騎士。とんでもなく力が強く、超巨大騎士剣をぶんぶん振る。左腕に悪魔が宿った小手を装着しているボブカットの少女。斜め上の角度から殴りつけるようにぼそぼそしゃべる。エヴィルに恋らしい。もちろん時雨のことも好きである。性欲がつよいのだが、案外嫉妬をしないカラっとした不思議系少女である。

 

SS「腰」

アレリア「なんでエヴィルは私のアタックに気づかないんだろう」
エヴィル「それ【攻撃】、ってルビふらないか?暴走馬車が突っ込んできたら避けるだろ普通」
ア「アタックパワーはNo1!恋のクイズはいつでも難関だから」
エ「お前本当は無口系じゃないよな」
ア「まぁいいや、気づかれるばかりが恋じゃない」
エ「(ズコッ)←腰砕け」
ア「腰は大事にして」
エ「おお、結構世話焼きのアレリアであった」
ア「性的な意味で」
エ「ないわー、前後運動を想起させるのがないわー」

 

あとがきと追記

たぶん2021年に書いたものらしいですが、正直記憶がない……。なにしろほとんど自動筆記的に書いたもの、内容がないよう、な代物ですので。
そして以下、2026年6月現在の追記というか新作御負け(おまけ)というか……。

 

エヴィル「話の腰が砕けっぱなしだからタイトル【腰】か」
アレリア「性的な意味で腰砕けだからじゃない?」
エ「絶対言うと思ったわお前」
ア「連戦に耐えうるタフネスこそがせっくすでも戦闘でも大事なわけだと思う(キリッ」
エ「せっくすを消せ(delete)。そこさえ無ければお前はマジで本当良いこと言ってるんだから」
ア「イイことしよ?」
エ「なんでお前は下ネタとなると俺様レベルに頭の回転速いんだろうなぁ!!」
ア「ところで挿入時のちんこ円運動なんだけど、亀頭ドリル回転っていうのどう思う?」
エ「そろそろ下ネタの前衛度が理解できん領域になってきてるが、一応答えるか。その意見や具体的感想は、男に求めるより女に求めた方が良いのではないか?(白目」
ア「やさしいね」
エ「……」
ア「………」
エ「……えっ、オチは?」
ア「ふふっ」
エ「えーーーーっ?」

 

おわり(今日も平和だッ)