残響の足りない部屋

もっと多く!かつ細やかに!世界にジョークを見出すのだ

(日記)鬱がやってきて、晩秋に居座っています

日常

しばらく来ていなかったあいつが、やって来ました。久しぶりだな……会いたくはなかったぜ……。

そう、「鬱」です。プチ鬱でなく、しっかり何日も居座る鬱。漬物石のようだぜ。

これくらいの重みの鬱は、前の冬=今年の2月にあったきりでした。この一年、なんだかんだで健康だったのですね。

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さりとて、こちらも青春のほとんど10年以上を、強迫神経症統合失調症と鬱に食い潰された人間です。素人ではございません。こういう時はジタバタしてはいかんのです。いかんのですよ。落ち着いた行動こそが求められます。クールになれ!

……とはいいつつ、鬱がやってきたはじめの時は、「これは鬱なのだ」と認識も出来ていなく、普通に友人とメールやチャットをしておりました。疲れるのが異様に早いな?と、変な兆候はありましたが。そしてそこから体が動けなく……(後述)。
即ち今回、初動の対処が若干遅れ気味でございました。友人諸氏に対してメンタル暴走はしていなかった……と思いたいですが、ともかくご迷惑をおかけしていたら、失礼しました(平伏)。

 

ときに最近、なにげに本の購入冊数が多くなっていました。これもこれで、ひょっとしたら無意識でのストレス解消……すなわち「鬱の前兆」だったのかしら……?と、今となっては思います。
まぁそれはともかく、引きこもって本や音楽を聴くことに専念ですね。

創作漫画同人誌第二作を描きたい思いもありますし、来年の春M3に向けて音源制作をしたい気持ちもあります。でも、今それをやってしまうとロクなことにならないのは明白です。

 

●プレッシャー

創作のプレッシャーというか、「生産的なことをせねばならぬ」と思い込んでのストレスがあったのかな?と疑念。

きっとあったのでしょうね。自分は常日頃からナチュラルに「そう追い込む」人間です。自分自身を。間違いなく。

だから、ここのところは、なるべくそう追い込まないように「フッフ~ン創作、創作ねぇ、まあナチュラルにやれば良いのよ」という態度をとろうとしていたのですが……手前の根幹に染み付いた自分自身の心性ってやつぁ。こういうタイプの真面目さは誰も幸せにしない真面目さだぞ、っと。

少なくともそういうプレッシャーなり糞真面目心性は、鬱の時は完全に良くないので、強制シャットダウンせねば。

 

●体が動かないタイプの鬱

今回、とくにこれです。精神のトラウマ暗黒の沼には、そこまで囚われてはいないのですが、とにかく体の動きが悪い。サイドブレーキかけたまま車のアクセルを踏んで動かそうとしているようなこの心身の重さ

鬱の時は、あまり真面目に思考をせず、モノをいじるなどの小さな「手慰み」をやっているのが一番です。そうして時間を稼ぎ、回復してきたら、ぼちぼち動いてみる……というのがいつものパターン。

ところが今回、この「手慰み」に至るまでのささやかなパワーがなかなか出てこない。手慰み自体も、あんまずっと続けていられない。

まるで殻にこもった愚鈍な貝のように、フートン(布団)にくるまって寝る。寝る。寝る。たまに食物を摂取して、寝る。……このままでは良くない、と思いつつも、それ以外の方策が出てこない。

そんな状況ですね。

 

●もうちょっとしたら

音楽を上手く取り入れたり、動けるときに体を軽くストレッチして柔らかくしたり、とか。

あるいは魔法瓶でいつも暖かい飲み物を用意し、漢方薬で身体を整えるとか。

寝床も清潔にしておいた方が良いです。でも寝床の横に本をあまり多く積みすぎてもいけないので、厳選して、厳選。

毎日の薬服薬は、現在かなり厳格に行っています。どのタイミングで薬を何錠飲み、どういう効果があったかを、逐一メモってあります。今度の病院診察で、そのメモを主治医に見せます。

とにかく今は、回復に努めるために、「何もしないことを選択する」ことを選びます。時間を稼ぎます。精神の防空壕の中で。それは大事なことだと思うのです。

そんなわけで、しばらく安静に引きこもっています。