「楽園追放」、今日見ました。面白かったのです。(dアニメストアにて視聴)
漫画&映画感想ブログ「Ceramic moon Plastic stars」の感想を読み、ブログ管理人/筆者・義実たかさんから直々にわたくしにお勧めも頂きました。
自分も見て、こりゃあ面白いや、ハードSFだわ、と。
これまでわたくし未チェックだったのは、作品公開当時、ついったーで流れてきたような「アンジェラたんハァハァ」画像に安く影響されて、宇宙萌えアニメと先入観を抱いてしまったんですね。
全然違う、「人間とは?自由とは?」を問う、完成度の高いハードSFでした。このブログの筆者(残響さん)は自らを恥じよ。
↓(その感想文)
ところで、義実さんとクローズドな場でこの「楽園追放」についてお話をさせて頂いていて(実はこのブログ記事を書いている今まさに、チャット的にお話をしている途中)、「楽園追放のアフター的SS※があったら良いですよね」みたいな話の流れになったのです。義実さんもブログでアフター後日談を希望されていらっしゃいました。
※SS……ショートストーリー、サイドストーリー、二次創作小説
で、話の流れで、残響が15分くらいで打鍵して、チャット画面に載せたものが以下のSSです。本編終了後、数年経過したくらいの時間が経ってから、フロンティアセッターがたま~にディンゴとアンジェラに手紙メールらしきものを裏ルートで送ってくる、っていう独自設定を基にしています。
また、「楽園追放」関連の小説は、さすがに視聴した当日なので、いずれもまだ読んでいない、という状況です。それを踏まえた上でどうぞ~。
楽園追放SS「天から降る一筋の歌」
ディンゴ「・ーー・、・ー、ー・(モールス信号)……「着いた」? 到達したっていうのか?」
アンジェラ「本当に!?」
デ「あいつ一体どこまで行った……ああ、さすがに読みにくいぜ……」
ア「石器時代の電信技術でしょ!!読み解けないでどうするの!」
デ「もうちっと新しい技術なんだよなぁ……」
ア「でも良かったわ、SOSじゃなくて。無事でよかった……」
デ「……んん?ここから先……なんだこれ、欧文モールスでも和文でもない……」
ア「でもやけに長いわね。意味がないはずない」
デ「わからん……」
ア「……あ、もしかして」
デ「判ったのか!?」
ア「フフーフフー♪、フフーフフーフフフーン♪」
デ「お前さん、いきなり歌い出してどうしたんだよ」
ア「ここから先の信号は、ピアノロールよ。これは、MIDI……コンピュータの譜面なの。フフーフフフーン……♪」
デ「待望の新曲ってことか……。やりやがるぜ。……なぁ」
ア「何?」
デ「そのまま歌っててくれ。セッションしようぜ(ギターを持ち出す)」
※残響が付けた初期タイトルは「トンツー・リズム」。その後フレドリック・ブラウンのSF小説をパクって「天の光はすべて歌」にしようとしましたが、義実さんがこの素敵なタイトルを付けてくださいました。