2009-07-30 過去に作った詩 ●この詩に関しては7月31日分の更新をご覧下さい。○崩壊していく塔「塔が、塔が倒れる!」拡声器からの声はノイズが混ざっています。落下する部屋の中に居ます。あと少しで地に打ち付けられるのか、海へと突き刺さるのか、ここにいてはよくわかりません。石の壁や本棚が子供のように暴れています。窓の外は薄暗く、この塔も薄暗く。私は自由です。いつだって逃げられるし、いつだって終わらせられる。破壊の連続の中、私はスピード感を感じ、混迷の中で、私は生きているらしく。