残響の足りない部屋

もっと多く!かつ細やかに!世界にジョークを見出すのだ

当ブログの問題点・執筆中の長編小説について

記事の量的問題、並びにわたしの現在の状況についての釈明
えーと、本日のブログのタイトルに特に意味はありません。
あ、いや、あるかな? ブルックナー的といえばそうかもしれませんし。(「本日のBGM」参照)
ただ、基本的に深い意味はないものと思ってくれていいです。はい。

昨日は病院に行った帰りに電気屋に寄って、ブログについての本を買ってみたりしました。
や、アクセスはどのようにしたら増えるのか、とか、アクセス解析とかweb拍手とかってどうやったら取り付けられるのか、とか、いろいろ調べようとしたのですよ。
我ながら涙ぐましい努力です。
え? 何? そんなん当たり前のことだろって?
ううむそう言われたら返す言葉がない。
でもわたしはこの手の実際的・実務的行動が苦手なんだよぅ。
アクセス解析web拍手も取り付けてみようとしましたさ。
けどね……
今までHTMLに触れたこともないような人間がそーやすやすと出来たりするかー!
本の通りにやってみようとしても、わけがわからん。
というかこのブログ、HTMLを書き換えられるタイプにはなっていないような気がする……。どこを探してもそんなところが見当たらない……。
しょうがないから、アクセス解析はこのOCNの「ブログ人」(これが今使っているブログサービスなのです)の有料サービスを使うか……。
どーせそのうちアップ出来るファイルの容量にも限界が来るだろうし、そうなったらバージョンアップは歴史的弁証法的必然なのだ。(大げさな)

それにしても、他のブログを参考までにいくつか眺めてみたのですが、
わたしのブログって、やたら文字数が多いですね! 何でこんなに長い?
書きたいことを自由に書いていったらこうなってしまうのです。
やはりあれだろうか、いつもの「長く書く癖」が出ているのか。うん、そうだろうな。
常々、もっとソリッドに切り落として書かねば、と思っているのに……。
第一、毎回こんなに書いていては、この人ひょっとして暇なのかしら、と思われます。
ここで釈明しておきましょう。
うん!
暇です!
……う〜ん……。
まあ今はしょうがないのですよ。実家で療養中ということもあるのですから。
どの道通常生活に立ち戻ったら、これほどは書けなくなるでしょう。
一日のうち、ブログに割ける時間はそれほど多くないのですから。
今は多少時間があるだけ。
そして出来ることの選択肢が限られているから、ブログに力をつぎ込めるということ、ただそれだけ。

「……あるいはブログよりももっとやるべきことがあるだろう……?」

例えば生活態度の改善。あるいは読書。あるいは音楽鑑賞。ギャルゲーもちまちまやりたいぞ。
図書館から借りてきた画集も見たいし、久しぶりに曲も書きたい。(手元にいつものギターがあれば……)
そして体調の完全なる回復。何より小説の少しでもの進行。
……選択肢が限られている、というのは、この中から「ある一定数しか出来ない」ということ。
それほどエネルギーが有り余っているわけではない……昨日はあると言ったけど、それでも。
それを考えたら、取捨選択するほかなく……。
ということは、ブログよりも先にやることがあるのではないかという道義的問題が、夏の日の陽炎のごとく立ち上ってくるわけです。
そうすると、ブログをやる、しかもこんなに長い文章でやるということがどれほどの妥当性を持っているのか、ということを考えてしまいます。
しかしまあ、まだはじめて三日目。
省察するにはまだ早い。
とりあえずはある程度は続けてみて、それから今のこの「書きまくり」な状況を判断しても、遅くはないような気がします。
パンク精神……まずは行動、体をスポンティニアスに動かしてみるということ。それが今までの自分に大いに欠落していることでした。
冷笑主義者に……わたしが最も嫌う存在に近づいていたという事実。

小説の進行状況
そんなわけで、昨日はブログの手入れ・勉強をしていて、それに予想以上に時間を食ってしまったので、小説にまで手が伸ばせませんでした。
でも今日は違う。何てったってこのテキストをもう午前中に書き上げてしまうのですから。
残りの時間を小説執筆にあてられます。
もちろん他にやらなければならない雑務があるのですが。
特に今日は実家関連の手伝いがあるので、完全なフリータイム、というわけにはいきません。
ていうか、暇そうに見えても、勉強・研究(大学院の)があったりするので、実質詰まっていることは詰まっているのですよ?
ま、もっとも暇人に見えた方がありがたいのですが。

小説のタイトルは「聞こえてくるものだけを」といいます。
音楽についての小説です。ジャンルは……現代ファンタジー? 幻想文学? だと個人的には思っているのですが。
舞台はとある世界の現代で、一人の女性が様々な音楽を求めて世界中を旅する物語です。
連作短編です。わたしは「短編型」の書き手なものですから、自然とこういう形になりました。
全七話で、今第二話の途中を書いている最中です。
「え? まだ第二話までしか書いてないの?」
とわたしの友人は言うかもしれません。
最初に「書きはじめた」と言ったときからかなりの時間(数ヶ月……)が経っていますし、わたし自身も、もっと書いた風に彼に言いましたから。
しかしこれは「話数」で見た場合の話なのです。
総文字数(原稿用紙の枚数)で見たとき、実は結構書いているのです。
というのも、「プロローグ」と「第一話」ですでに全体の三分の一くらいの量になっているのです。バランス悪っ!
短い話もあれば長い話もあって、そのばらつきが結構ある、という具合なのです。
第三話まで書いたら「お試し版」完成、ということにしています。
で、第二話と第三話はどちらも短い話なので、「お試し版」は結構早く出来るのではないかと。
もちろん、「もうすぐ出来るよ」「あと少しで出来るよ」と友人に言い続けてきたわたしなので、その発言はまったく信用なりませんが。

で、今第二話の途中なのですが、どうにも第一話のラストの謎解きの会話部分が自分で納得いかなかったので、絶賛手直し中であります。
一度書ききってから推敲すればいいじゃないか、と自分でも思ったのですが、どうにもそこが「しこり」のように気になって気になって……。
そうなると書き直さずにはいられませんでした。
駄目ですね、ここを直さない限り先へは進めない、ってな感じなのですから。
そういうわけで正念場です。(早いな!)
ここさえ乗り切れば、あとは第二話の続きに戻って、慣性的にぐいぐいと書き進めていけるはず……。
会話はもっとアブストラクトな感じにしたいです。
この小説は読んで楽しい「ゆかいなお気楽小説」をモットーにして書いているのですが、それでもどーせわたしのことです。やっぱり抽象的というか、「文学」方面への欲求が出てしまうこととなってしまいました。
ま、いーか。うん、いいですね。

ブログのこれからの展望
このブログの構成としては、これからは、前置き(いらんこと)→小説の進行状況→さらにいらんこと、ってな具合で書いていきたいと思います。
出来るだけシンプルな構成の方がいいでしょう。
本や音楽の感想とかは「前置き」や「さらにいらんこと」で書いていきます。
今回は「小説の進行状況」が長くなってしまったので「さらにいらんこと」は割愛します。(長すぎるのもさすがに問題だ)
代わりに、ハードディスクの中を漁っていたら見つけた、過去に書いた詩を載せます。
ショートショートを書こうとしたら、詩になってしまいました。そんな経緯の詩です。
このブログではこのように、自作の詩なんかも載せていきたいと思います。
そろそろまた詩を作ってみたいですね。しばらく作っていません。
では今日はこんなところで。
それではまた〜。

本日のBGM:ブルックナー交響曲第7番」指揮:ゲオルグ・ティントナー、演奏:ロイヤル・スコティッシュ管弦楽団(ふくよかなホーン、繊細に積み上げられ、編まれていく音、それが荘厳な空中の城になり、悠久の流れになり……)