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残響の足りない部屋

同人DTMとか模型庭園とかエロゲとかの日記

エロゲーマー諸子百家(12)こーしんりょーさん

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twitterアカウント:@KO_SHIN_RYO

twitter出現度:定期的

ブログ::積みゲータワーをテロ爆破

嫁:炎道イフリナ様

 

※エロゲーマー諸子百家シリーズについてはこちらをどうぞ 

 

【傾向】

分割型客観性レビューの意義とは

 

まずもってこーしんりょーさんのテキストで、はじめにのけぞったのが、この記事でした。

katoutatuki.blog89.fc2.com

 

ほほう、客観的とな! さてどのような手法で……ほんとに数量的客観的に語ってるよこのひと! という驚愕がまず第一でした。

そのあらましは、当該記事をお読みになっていただきたいのですが……それだけでは、こーしんりょーさんのネタぶりだけがクローズアップさしてしまうことになる(じゃあこんな書き始めにすなよ)。実際、どこかでこーしんりょーさんも「自分の記事のネタっぷりがクローズアップされる傾向にある」と嘆いていらしていましたし。

 

そうじゃない、そうじゃない。

あくまでこのネタ記事……に垣間見える、こーしんりょーさんのどこか「理詰めに整頓する」点は、ゲームレビューにおいて、それぞれの要素を分割的に腑分けして、その魅力を、わかりやすくこちらにレビューと言う形でお書きになるところ、と残響は思っております(あくまで残響はね)。

というか、このひとの場合、理詰めに整頓することが、まずレビューの威力を増す、と思っておられる(だろう)から、まず丹念にプレイしながら整頓なさる、というメソッドをとっておられるように思える。それがブログ内の「積みゲー崩し日記」で、スケッチをとるかのように。

それは多くのレビュアーがそうではないか? と問われたら、そうかもしれない、と残響は答えます。ただそれを、定期的に継続して、しかも数多くのレビューという形に表すこと。そして、そのような日常の営みを通しているということが、こーしんりょーさんの文章からは透けて見えます。……と書くと、こーしんりょーさんの日常が、テキストから私小説的に透けてみえるぜパパラッチ!というふうに思われるかもしれませんが、そうではない、そうではない……(今回紛らわしい書き方おおいぞ)。

こーしんりょーさんのレビューを読んでいて思う……感じられるのが、

「このひとすんげー気骨ある組みあいっぷりをされるんだな、エロゲに対して」

というものです。それが、今いった「日常の営みを通している」……日常のなかに、エロゲとの気骨ある組みあいが、しっかりとある。なぜだか、不思議にそう思うのです。

 

 

個人的に「ん?」と最初にこーしんりょーさんのレビューで思ったのが、100点つけておられる「リトルウィッチロマネスク」レビューで、以外にシナリオ点がそこまででないことなんです。

ただそれは、レビュー基準にしっかり記されておりました。

 美少女ゲームエロゲー、アダルトゲーム)と言ってもシナリオ重視からエロ重視まで様々なジャンルがあるので、基本観点別評価は全てのゲームにつけるもののそれは点数には直結しません。
 つまりシナリオの評価がEでも高得点になりえるということです。
 出来る限りそのゲームの魅力となる点を重視し、シナリオ重視・エロ重視で区別をしながらしかし不公平な採点にならないよう慎重に点数を決定しようと考えてます。

だから、一番最初に出した「客観的」なゲーム要素分割が、きちんと「ゲーム総体として、ゲームの特性に応じた形で評価しよう」という意志になっておられる。個人的に、「客観的(形式)レビュー」において、残響が好感を抱くのは、こういうところです。

 

また、氏のレビューが、無機質になりがちな客観的(形式)レビューなのに、ぐいぐい読み進められるのは、レビューのレトリック……というよりは、文章のテンポである、と思っています。

「姫騎士アンジェリカ」レビューでの各ヒロイン要素で、いちいち最後にネタで落とすところ。

それから「ひとりのクオリア」レビューや、「蒼天のセレナリア」レビューで、本来なかなか描きにくい「ゲームの総体」を(とくにひとりのクオリアって、地味だから書きにくい)、的確に描いてみせる……ネタバレなしで! 要素を的確に分割したうえで、その要素の魅力と欠点をわかりやすく提示する様は、「ああ、客観的レビューかくあるべし」と思えます。

 

……じゃあ、こーしんりょーさんの客観性は、ただ客観性にのみとどまるか? そんな無機質なものか? ちがいますわな。それだったら、「君と彼女と彼女の恋。」の誘いとしてのレビューが、あれほど「ここでなんかヤベエことが起こっている!」というソワソワ感、ワクワク感を味あわせるわけがない。

 

なんか「俺このレビュー好き」の羅列になってしまいましたが、客観的(形式)レビューにおいて、より客観的に分析分割して語るよりは、「俺このレビューがとくに好き」のほうが、より魅力が伝わると思いまして、今回このような書き方っす。

なんだかベタ褒めですが、こーしんりょーさんのレビューって、ひとつひとつが「完結」しているし、論点も明確だから「取るかとらないか」なんですよね。「”好き”か、”別にいい”かのどっちか」というか。なかなか自分にはこういう簡潔で完結したレビューは書けないから、こういうベタ褒めっぽい書き方になってしまって、こーしんりょーさんには恐縮ですが。

 

……ああ、あと、こーしんりょーさんのレトリックで好きなのは、「これでもか」ってほど同じことを言って、追求するところです。これとか俺もそれは思ったわ

 

(事実誤認・記事取り下げなどありましたら残響まで!)