残響の足りない部屋

もっと多く!かつ細やかに!世界にジョークを見出すのだ

業務報告・自作詩解説

近況報告&業務連絡

実家(島根県の山奥)に戻ってまいりました。
あー引越し大変だった……絶賛体調不良の中やりましたから、ええ、しんどかったです。
まあ、これからゆっくり療養したいと思います。
何か会う人会う人から「ゆっくり休みなさい」と言われるので、そんなに悪く見られているのかな〜、と思ったりします。ううむ。
休む……とはいうものの、何もしないわけにはいかないので(周りの人からは「そんな風に思わなくていい」と言われているのですが)、実家の仕事(主に事務関係)をやることにしました。
まあ無理はしません。
といいつつも、早速父君の依頼の文書作成の仕事を片付けたところなんですが。
何かわたしが実家に戻ったということで、こういう仕事はことごとくわたしの方へ回ってくるようです。
ま、わたしのこの手の技能が戦力として見なされている、というのは素直に嬉しかったりします。

twitterはじめました。
流行り物には手を出したくなかったのですが、しかしやりもしないで「あれはクソだよ」なんてことは言いたくなかったので、実際に試してみることとしました。
まあ確かにやってみなくてはわからないものですね。
少なくとも、備忘録的に使うのだったら便利ですし、ゆる〜い駄弁りみたいな感じでコミュニケーションするのにも役立ちます。
こればっかりはROMではわからないよなあ〜、と思います。
というわけで掲示板につぶやきを載せることはやめました。
でも案外twitterやめてこっちに戻ることもあるかもしれませんが。

えーと、それから、携帯変えました。何か電話が通じなくなってきたので。
これでようやくmixiが出来ます(7月28日の日記参照)。招待状ももうもらいました。
とりあえずこの日記アップしたら登録しますかね。
それにしてもずいぶん酷使しました、わたしのラジオ付き携帯「RADIDEN」(mova)。
結構気に入っていたんですけどねー。こういう携帯他に無いですし。
カメラもテレビもありませんが、わたしには事足りていました。
もう使うことはなくなりました。寂しいものがありますね。
まあ……うん……
SO213iWRよ、安らかに眠れ。

「BOYAKI about Music '09」の続きは次回。あと1〜2回で終わると思います。
案外ぼやくことが多かったです。

●作品解説

いくつかアップしました。というわけで恒例の解説。
まずは……

「Frederick on the Knife-edge」

すいません〜。やっと出来ました。
書く書くと言っておきながら。
ただ、創作に必要だった時間は短かったです。
プロット作成に一晩、執筆一時間。
昨日書き上げました。
何でこんなに時間がかかっていたか、というと、
ひとえにわたしの体調のせい&引越しがいそがしかった、という理由です。
これからはもっと実現可能な予定を立てます。

で、書き上げた感想ですが、久しぶりのショートショート
うん、個人的には気に入っています。
前作「彼は焦土の大気になる」は、正直を言うと、
何か文体が村上春樹ライクだな〜、と、内心ビクビクしていた&恥ずかしかったところがありました。
内容は気に入っていましたし、自分にもこういったのが(下手なりに)書けるようになった、というのにも満足していましたが、

しかし、「お前さんが誰かを崇拝するとどこへも行けなくなるんだぜ」って言ったのは、確かスナフキンでしたっけ?
まあ村上氏には「小説にはこういう力がある」ということを教えてもらいましたが、村上氏のコピーはしたくないのですよ。
というか、生意気言うようですが、誰のコピーもしたくないですし、出来ないと思います。
わたしはただ自分の文章を書くだけだと思います。良くも悪くも。
……ですが、これはわたしが竹本泉先生を崇拝している、というのとは矛盾はしないのですね。
あれは……永遠の憧憬の対象ですから。
あー何か話が逸れました。
ともかく、この作品、情景も世界観も内容も、個人的には納得はいっています。出来はともかくとして(笑)
やっぱりわたしはファンタジーが好きなようです。一生この道を歩んでいきたいです。
うん、これで小説をメインコンテンツと言っても大丈夫ですね(笑)
もー何ヶ月も更新してなかったからなぁ……。

「2004年ニューヨーク午前1時」
似非狂歌二首

これは過去の創作ノートから発掘したものです。
今読んでみても、わりに気に入った感じの出来だったのでアップしてみました。
ご感想いただけたら、もーほんと、すっごい喜びます。
だってそれが物書きとして一番嬉しいことですからね。

詩の方ですが、う〜ん、この頃はこういう書き方をしていたんですね。
……別に嫌いじゃないですね。正直、八月の頃の新たに書きはじめた詩よりも場合によってはいいかもしれません。
あー、八月のまま進歩がなかったら、何か落ち込んでいたかもしれませんが、「夢は夜の人のために」を書けたので、「うん、前進している」と思えています。手前味噌ですが。
詩なんですから、もっとアブストラクトに書いてもいいんですよね〜。
超今更ですが。

狂歌ですが、ちょっと語釈が必要かな、と。

すすき野……そのまんまです。北海道の地名ではないです。
血袴……「はかま」です。
幾夜……「いくよる」とお読みください。
縁無き衆生は度し難し……(自分と)関わりのない人間はどうしようもない。

小夜時雨……夜の小雨
寂光土……仏教用語。おだやかで苦しみのない境地。極楽浄土のこと。

これはあくまで(似非)狂歌です。
和歌なんて作れねーって!
一応文学部出てますが、そこまでの教養は……。
ていうか、ここで使った古語は、どちらかというと明治・大正時代の本から学んだ言葉なので、あくまで「擬古典」です。
ま、似非狂歌なので細かな語句の乱れは許してね、って感じです。
ちなみに、昨日、ブログに載せている詩・ショートショートを家人に見せたのですが、1番ウケが良かったのがこの狂歌二首だったりします。うーむ……。
でも案外こういうの楽しかったりします。言葉遊び的感覚?
今度は似非漢詩なんか作ってみましょうかね。平仄? んなもん知るかー(笑)

これからの予定

さ、そろそろ連作短編を書きましょう。今なら書けます。
こうやって文章を書けるくらいにまで回復してきているのですから。
ただその前に、引越しの荷解きとか、実家の仕事の手伝いとか、体調を元に戻すのとか、
まあ、あれやこれやありますが……。
でも、うん、悪くない、でしょうか?

本日のBGM:ダイナソーJr.『ファーム』(USオルタナの雄。やっぱりマスシスのギターはすごいです。ジャズマスがーっ、ジャズマスターがーっ)