残響の足りない部屋

もっと多く!かつ細やかに!世界にジョークを見出すのだ

続けるために続けるというのも違うんだけど(日記8日目)

●日付変更したけど

12/8の日付のはナシ。それでも「寝るまでが今日」!なのだから「今日」はセフセフ(抗弁)。しかしこの「1ヵ月更新のために更新する」というのも、またちょっと義務的な感じでイヤンですが、それでも1週間続きました。YATTA。過去に例のないことです。

もっとも、このブログに関しては、書く事によって日々の創作とか模型とかに「常在戦場」の感じで居られることを目的としていますから、この日記をちょいサボっても、創作や模型がokであればそれはそれでいいんですけど。

 

ガルパンSSのちょっとしたまとめ

最終章だからってこともないけど、日々こういうガルパンSSはチェキ巡回してるので、個人的に好きなSSのリンクを貼り付けておきます。全部が全部百合じゃないけど……

elephant.2chblog.jp

ペパロニSSにして、「部活もの」としての戦車道のアンツィオSS。泣ける。

 

elephant.2chblog.jp

 

こちらは本当に「1年」を通してアンチョビ目線で語られているアンツィオSS。アンツィオの陽性な感じが良いですね。黒森峰ではこうはいかん(といいつつも、らぶらぶ作戦最新刊での黒森峰の賑々しい感じというのも全然良いです。JKだもんね)

 

privatter.net

ネットでみほまほSS(同棲シチュ)を探していて、えーいなかなかないぞ!これだけの王道シチュがなぜないっ!おれが書けばいいのかっ!と思いつめていたとき、たまたま見つけたもので、SSサイトやぴくしぶでの公開ではないのですが、とても良い質のみほまほ同棲でしたので、ここで紹介いたします。やっぱり幼いころからの関係性を修復しての仲良し姉妹は西住姉妹ですよ!(興奮で日本語が変)

 

www.pixiv.net

くっそーミカアキ同棲でミカ視点、しかもミカが自分の焦がれる思いを扱いかねているだとぅ!? たまらん! こういうスナフキンな自由人が恋によって堕天するのもまた味よ!まだ攻受が確立していない(この状態を誘い受けと表現するのもまた違うだろう)状態での百合ですよ!善き。

 

今日はこれくらいで。しかしくるわ氏のぴくしぶでのミカアキSSが見れなくなったのは痛いな……

 

●メモ

・模型作品はなんとか出来ました。

・今日(土曜日)は仕事の人員が欠けて、朝から神の忙しさーgodbusyーになるので、一日大変です。夜までどったんばったん大騒ぎかしら

・その分、来週火曜日はガルパン戦車道最終章休暇をとりましたよ! よーっし明日(日曜)になったらこの日の予約が解禁されるから、ネットで予約をまずは1件、出来るものなら連続でその日のうちに2回は視たいところだ! 物理的には可能!

・ブログに手を入れれば入れるほど、自分のブログが自身にとって心地よい「思考の庭」となって、毎日ブログを更新していく、という循環なのだろう。これが「ブログを続けるにはブログを続ければよろしい」というトートロジーめいた言い方になってしまうが、結局は日々「ブログ庭を耕す」ということが大事なんだろね。あ、この「思考の庭」に関しては近年の森博嗣の思想の影響が大

ライアーソフトのファンクラブ会報が届いた。

・先日また森山鉄道模型店に行って、いろいろとジオラマ資材を買い込んだ。

・冬だからか、なんか寝落ちが多い。

 

過集中も良し悪し(日記7日目)

●す、すまねえ!

今のいままで模型の作業していて、超・過集中モードに入っていて、日記をサパーリ忘れていた!

今は23:50!どう考えても今日の日記を今からかっちりとは書けないので、一応今日中にこれを投稿しておいて、お茶を濁して、0~1時で記事を書いて投稿する、っていう姑息なスタイリングをします! ひどすぎる!

あ、それから、今日模型屋さんに行って、どうも本館サイト「HP百合機械」の所在がわかりにくい、って話になったんで、ここのところでちょっと訂正します。

 

●風呂ってきました(本題)

なんだこのtwitterライクな書き方は。まあいいや。いやよくないことを話します。

 今、あれこれの模型作業を終えて、「ふうー、結構良い作品が出来て、写真も雰囲気のあるの撮れたぜ」って悦に入っていました。
 そしたら上司氏(残響は自宅作業&家業です)とすれ違い、なんだかおかんむり(不機嫌)なご様子。


……あっ。

 やっとく仕事ひとつ忘れてたっ!

 
 これはもう平謝りです。上司氏に。即刻仕事モードになって、冷や汗とともにPCをカタカタやっていました。そんな塩梅なので、今日はこれ以上テンションがあがりません。集中も二度とやってくることはないでしょう。
 ひとえに、模型で集中力……ADHD特有の「来るときはクる過集中」の波に乗ってしまったがゆえですね……。もうこれになると、目の前の作業以外サパーリ忘れてしまうのです。このブログの毎日更新にしたってそうですが、仕事にしたって忘れるっていうね。

 その忘我境とも言うべき瞬間は、確かに幸福ですが、まあこの過集中で今までやってきたわけですが。それにより達成できたり、なんとかマクれたりすることもありました。

 ですが、ミスはミス。
 いくら過集中で物事を成し遂げたとしても、その日のタスクすら忘れてしまうようでは、結局トータル差し引きで見た場合、「あんまり良くないよね……」って客観評価です。少なくとも他人の評価はそれだ。
 そんなわけで、久々に典型的な仕事ミス(すっぽかし)をやらかしてしまいました。

 

●過集中でもタスクをこなせる自分になれるか?

 努力の必要はありますが、基本的に過集中に入ったら「もう周りを見るの、無理!」です。「手元の作業以外」のことは、全部頭から掻き消えます。何しろ自分は、テキストを書く場合でも、このモードに入ったら、プロットを書いたメモやアナログ紙の存在すら忘れます。そんで、もともとあったプロットを無視する形で文章を書いて、あとで「あっ、プロットここにあった!」っていう超バカ野郎をかまします。もうこうなると自分のやってることは「文章書き」っていう知的作業じゃなくて、呪術というかシャーマンの託宣に近いものがあるような気がする……。原始……。

 それでいいのか? うーーーーーーーん。わからん。過集中に入ったときの、「ZONE」感覚というか、アイデアがわいてくる感覚、ってものは善いものなんですよ。ただ、「もともと表現したかったもの」とズレがいくばくかは生じますよね。それに、もともとあったプロットの要素をどうしても書いておかなきゃマズい、って場合もダメですね。うーーーーーーん。

 

●メモ

・そんなわけで模型作品は出来たけどさ、まあ
・週末の仕事の忙しさは、現在「並」ってあたりでしょうか。突発がない限り、まあ平穏に済むとは思う。
・年末、ああ、年末。25日を過ぎたあたりで、修羅がはじまる……
・あ、HP百合機械について書くの忘れてた。明日。

 

風邪を半日で治した話(日記6日目)

●いつにも増して時間がない

 そもそもこの時間(11時30分)にようやくブログに着手出来るって時点でどうよ?とは思うけれども。
ただ、今日はちょっと疲れて寝落ちがひどかったです。

 前回(創作におけるヴィジョンと勉強)が特にそうだったのですが、「きちっとした文章」をいつしか書いてしまうところがあって、うわ真面目だなぁとかって思うのですが、これも一つの枷ではあります。

 とはいえ、今日は軽く書くといっても、ネタが寝落ちにより最初からないわけですから、さあどうしよう。

 生き方が雑である。生活が雑である。こまやかな生活をしたい。パスカルが言う幾何学の精神と繊細の精神であるが、幾何学の精神の取り扱いを繊細にする、という含みを考える。丁寧に計算、思考、言葉を紡いだり、図面を引いたり。


●こないだ風邪を半日で治した話

もう32歳にもなると、エネルギーダイナモヴィンヴィン、というのとは違いますよね。徹夜は当然出来ないし、それやったからには翌日のダメージがひどいし。20代後半以降で見る徹夜明けの日差し、か~ら~の続けて仕事っ!……っていうののこう絶望に向かって行軍していく感覚ってなんなんでしょう。

先日、毎日の疲れがたたったのか、風邪をひいてしまいました。朝起きてから、さあどうせ夜は時間がない。早朝(AM5、6時くらい)しか時間がないんだから、創作とかHPデザインとかやるべか、って思っていたんですが、「異常にやる気がでない」。
おかしいなー、と思っていて。
で、ふと昨日、家族がゲホゲホやっていたな、と思い返し、これは風邪をもらったなぁ、と。

 

……さて。

まだ体は動く。でも頭は動かない。
仕事はしなくてはならないけども、今は「自分が居なくちゃ仕事が死ぬ!」のレベルではない。

8分くらい考えて。

仕事場に降りて行って(家業が自宅仕事なんです)、「すんませんが半日休ませてくらさい」
と正直に。

そして、布団に入って、風邪薬飲んで、ミカンなどでビタミンCを補給して、部屋をガンガンに温めて、厚手の靴下はいて、葛根湯飲んで、寝ました。

ウォークマンで音楽も聴かず、貯めてたアニメも見ず、エロゲもせず、本すら読まず、スマホすらいじらず。
とにかく徹底的に「寝る!」を完遂しました。

そうして正午目が覚めると、

「……えー、こんなのでいちおう治るんだ……」
っていうくらい、朝の「体キツい、頭動かない」がすっきりとしていました。

若干腰あたりの体に違和感と、喉がイガラっぽいのはありますが、体は動かせる……ということで、午後からは仕事場にはいって、仕事をした次第であります。


●教訓


また「自然」を教師として科学と哲学しますが、


・体力回復/自己免疫機能とは、「寝る」が一番の武器である
・身体のホメオスタシスを保つにあたって、「寝る」ことに体力を使うというメソッド
・つまりそのメソッドをより意識的に、毎日の入眠でやっていけば、もっと毎日が楽なんではないか。風邪を半日で治すくらいのモンであるから。
・ようするに寝る前は本もスマホも音楽もネットもやめろ、体に良いものを摂取して寝ろ、って話
・それが出来たら夜更かしはしてない。もう寝てるはずだこの23時30分
・ダメやないか


・さかしらな頭でもって「〇〇する!」っていうのよりも、「体が欲していること」を聞くことのが大事
・でもついついライフハックなブログを見てしまう
・それがあかんのか? いや自分の安易さがあかんのだ
・頭に文字を入れていくと、体の声が聞こえにくくなるって傾向はあるなぁ


・ひとつの病識の兆候は「音楽とか、絵とかの【愉しき】表現に、ハマりきれない集中力の欠如」っていうのがあったら、やっぱそれは疲れてるってことなんだと思う。
コンパイルエラー吐くのをチェックするようにね。
・「健康食品」や「健康習慣」を「すればよい」、っていう発想があかん
・「ちょっと困ってるんですけど……」と相談してきてるクライアントはおれの体自身である
・体を適当に洗ってるなぁって思う、風呂場で
・おそらく、運動も「すればよい」ってもんじゃないと
・この「すればよい」っていうのは思考の放棄だけど、体の声を聴くのの放棄でもある。ようは生き方が雑だっていう話である
・人として軸がブレている。


●メモ

冬コミ原稿、誤字脱字の修正終わりましたよ
・締め切りには間に合った
・ちょっとエロゲ停滞中。模型作品の方が忙しい
・時間がほしい
・作品が一応出来たら、次は机を整備しなおさないと
・PCもバラしてホコリをとらないと
・仕事用のPCもそうしないとなぁ
人間椅子・和嶋(gt)の自伝「屈折くん」は本当面白いなぁ
・ならびに、人間椅子のweb連載やインタビューも読んでる。以下リンクはっとく

 

honcierge.jp

 

www.beeast69.com

 

www.barks.jp

 

www.hotpepper.jp

 

33man.jp

 

 

ヴィジョンと努力・勉強ーー創作における楽しさと苦しさ(日記5日目)

●これで5日め


三日坊主はなんとか回避できたけど、早くもネタ切れに近いです。いや、自己紹介の「ジャズ、ロックの他の音楽趣味」とか、「エロゲ、百合ゲーの趣味」とかって書いていくことはあるんですが、毎回自己紹介っていうのも。
 それに、今これを投稿してる時間もそうなんですが、ちょっと最近忙しくて、なんかをしよう、とするのが23時を超えてから、っていう。よくないですね。 無理に日記をするのもまた「違うな」とは思うのですが、ちょっとは自分にルールでも定めないと、なんかこのままずーっと「本格的に何もしない」まま終わっていくような気分がする。そんな予感だけでこの日記を書いてます。

 

●人生の意味を「楽しさ」と定めて以降の、創作におけるヴィジョンと努力・勉強についての考察
 

  他人にとっての意味とか、人間一般にとっての意味はしらん。ただ自分にとっての意味を定めるなら、「楽しむ」ことかなぁと。「今を楽しむ」と表現すると、それなりに近くはあるのですが、でもやっぱり違う。

 それっていうのは、「今を楽しむonly、だけじゃダメだろう」の理由は、「今をちょっと我慢して努力することによって、この先においてやってくる満足度の高く深い【楽しみ】がくるかもしんない」っていうのがあって。
 ただ、「今をちょっと我慢して努力」するそれそのものに価値があるか、っていったらこれもわからない。「今をちょっと我慢して努力」するってことがまた微妙なる楽しみになってる場合もあって。そしてその「日々の微妙なる楽しい」努力の果てに「満足度の高く深い楽しみ」がくる、ってなったら最高だと思いますが。

 

 抽象的なので例を出すと、絵を描くことについてです。
 例えば、自分の中に「うわっ、すげえ良い崇高ななんかのヴィジョンが生まれた!」って発見があったとします。(この「発見」に至るまでがすんげえ苦しいっていうのもありますが、今は割愛。後述はします)
 それで、それを表現するために筆をとりますが、自分の技量の少なさによって、上手く描けねえ。そんな状況があったとします。

 ここで、
(A)絵の勉強・努力をするのが楽しい
人と、
(B)絵の勉強・努力をするのが苦しい
傾向にある人と、で分かれます。

 

(A)勉強がたのしい人


 前者(A)「努力も勉強楽しいよ」の人にとっては、苦労するって認識もなく、黙々と絵の勉強をします。デッサンを毎日やったり、デジタル絵の導入をしたりスキルを学んだり。たぶんこれが「才能」ってやつなんでしょう。自ら発見したヴィジョンがあって幸せ、それを表現出来る技術を「楽しんで」会得する……この過程も幸せ。そんで、勉強の努力の結果、発達した技術でヴィジョンを形作れて最高に幸せ! ってことです。

 

(B)勉強が苦しい人

 一方、(B)「努力も勉強も苦しい」って人は、幾通りかのパターンに分かれます。

 

(パターンB-1)

……それでも苦しんで努力を続けて嫌々勉強をする人。それが結果、苦しんで得た技術によって、ヴィジョンを形作れる場合があるかもしんない。ないかもしんない。日頃の苦痛と苦悩を経て、ようやく「美」にたどり着けるパターンというか。
 ただ、この「日頃の苦痛と苦悩」がヴィジョンを遠ざけたり、歪めたりするのが曲者ですね。やっぱり苦痛や苦悩って「蝕み」ますから。己っていうものを。結果、ヴィジョンとはちょっと違ったモノが形作られてしまう。「労作」であることは認めるけども、それは結局テイのいい「努力賞」であって、本人が幻視したヴィジョンとは違う……これもまた、本人にとっては辛いです。

 

(パターンB-2)

 ……さらにまた別のパターンが「努力も勉強も苦しい」の人にはあります。「この表現形式は、自分にとって違うんじゃないか」っていう風に、絵から別のジャンル(表現手段)に移る人です。なにしろ、自分のやってる努力は苦しい。でもそれは向いてるものじゃないからなんではないか?と考える。そして、例えば音楽をしたり、小説に移ったりする。
 それが正しいのかどうかはわからない。これもケースバイケースで、

(α)その新しい勉強(音楽、小説)が楽しいかどうか 
と、
(β)その新しい勉強は、ヴィジョンを達成するものなのかどうか
っていうのが、この「ジャンル変え」の時点ではまだわからないからです。これも、ある程度やってみなくちゃわからない。

 

 とにかく「幸福なる天才」っていうのは、この「ヴィジョンが見えていて、勉強も楽しい!」って人です。もしそういう方が今これを読んでる方でいらしたら、本当大切にしていただきたいです、その天才ぶりを、幸福ぶりを……と言わずとも、もう幸福ばっかりなんですから、そういう人は。もう悩みもないでしょう。ハマってる(そう、これが「ハマる」です)その手段(勉強)と目的(ヴィジョン)に邁進するのみです。没頭というやつです。
 今、目的に向かって「辛いなぁ……」と思ってる方。今回の文章はそういう方に向けて書いています。
 あなたは、上で書いたパターンのうち、
(パターンB-1)でしょうか、それとも(パターンB-2)でしょうか。
 言い換えれば、今も苦しんで絵を描いてる方でしょうか、それとも絵をあきらめようとしてる方でしょうか。

 

●努力・勉強が楽しいひとの妬み

 この文章には答えはありません。わたしでさえ、今なお悩んでるとこですから。「そんなに苦しんでるんだったら他の手段(ジャンル行こうよ)」とは、時に的を得た忠告にもなりますが、冷や水にもなります。本人は往々、「俺にはこれしかない!」って思ってますから。
 そして、ジャンルを変わったけど、不安でいっぱいのひと。今まで得たスキルと時間と熱意を無駄にしたくない人。これも辛いですよね。何しろ、自分の周りは、すでにそのジャンル(音楽、小説)で長く努力を続けてきた人たちばっかりですから。

 

 ただ、ヴィジョンが見えてる、っていうのをここでは前提にしてきました。それって、ものすごく幸福なことなんですよ。
 なにしろ、「スキル(技術)はあっても、勉強が楽しくても、ヴィジョンが見えなくて、何に向かっていけばいいのかわからない、小器用な秀才
っていうのが、世の中には結構いて、「くそう……」と妬みながら日々を過ごしています。自分の得たスキルでもって、誰かに奉仕する形で生きていますが、やっぱりヴィジョンを得たい得たいと、妬んでいます。

誰を? 

 あなたのような「ヴィジョンを持ってるけど、まだ技術がない人」です。なにしろ、こういう小器用な秀才にとっては、ヴィジョンこそが遠くて仕方がないものなのですから。
 そういう意味では、「勉強や努力がたのしいよぅ!」の人だって、足下が怖くなる可能性だってあるのです。ヴィジョンが無くなったら、こういう「小器用な秀才」になってしまいますから。

 

 

 そうこう考えると、人生の意味っていうのは、ほとんど「ヴィジョンが見えてる」ということ……言い換えれば「自分の作りたいものの意味」をきちんと見定めている、ってことと、かなり近いのではないか? ほとんど近似で同じなのではないか? と仮説します。
 このヴィジョンっていうのは、持ってる人は持っていて、努力で誰もが100%手に入れられるか、っていったらそうでもありません。なにしろヴィジョンは「あなただけのもの」なんです。というか「あなた」そのものがヴィジョンの大いなる母胎、というか。お、なんだ「自分探し」っぽくなってきたぞイヤだなぁ。
 じゃあその「あなた」って何なのよ、って話ですが、これって頭で「おれって何?」をしても、案外たどり着かなくて。それよりも日々なんかを作っていたりして、その時々で「おれってこういうことに楽しみを見いだすんだな」とか「おれってこういうことが我慢ならないんだな」というのを「発見」していくもんですし。その繰り返しで、いつしかヴィジョンが見えたら……やっぱりそのヴィジョンを、後生大事にしてほしいと思うんですよ。ほとんどそのヴィジョンは、人生そのもの(あるいは象徴)に近いものなんですから。まとまってないですが、今日はここまで。

 

●メモ

・相も変わらず人間椅子ばっかり聞いてる。

www.youtube.com

・最近目が悪くなったなぁ、といってもまだ両目1.2はあると思うのですが、乱視が入ってるようで、ちょいボヤける。昔の視力2.0以上っていうのにはもう戻れないのか。乱視用の眼鏡をかけると楽っていうんだからなぁ。歳か。

・模型を作っています。毎日何かしらの手は動かすようにしています。現在作品を作っています。

・音楽表現(同人音楽活動)で、ヴォーカルを入れようと考えている。自分の。

・少しずつ絵を描き始めた、というか「線の引き方」を勉強するようになったというか。あまりにも「物の形を線で表現する。手で線を引くことによって」という技術が、自分の手にはない。この場合、手こそが脳なのだ

・つまり、本を読みすぎて「テキスト・オリエンテッド」な人間になっちまった、っていうこと。文章はこうやってガガガと書けるのに、線の一つも引けないというこれね。

・やっぱりあの「とりあえず物語の本(小説)をパラパラっと最後までめくって目で見てみること」→「次にもうちっと深くパラパラっと読んでみること」→「そこから熟読していく」という「CTRLスキップ読書」が一番自分に合ってるみたいで、よく本が読める。もちろんこれは「パラパラめくりをやって、それで【読破した!】」というあほではない。何度も読むことが重要というか、当然のことであって。これはまた日記で書こう。

・今日も3800字か

・上の「CTRL読書」は、映像認識の人間というか、デザイン表現ってものが血肉にしみ込んでる人間にとって意味のあるものだと思う。そこまで映像特化の人間でなかったら(どちらかといえば聴覚優位?)、やっぱり最初から一文字ずつ読んでいった方がよいのかもと思う。その区分っていうのは「高校のあたりで漫画を最低1000冊は読んでた、読めてた」類の人間かどうか、っていうあたりで分けられるのではないか?と思う。

 

膝をぶつけて科学と哲学する(日記4日目)

●やばい時間がっ!

うおお、連続毎日日記更新、本日が終わってしまうっ!(今23時30分をまわったところ)
三日坊主は回避したが、4日で終わると、それは本質的に3日坊主と変わらないことは確定的に明らか……!

さすがに今から昨日のような3000字超えのようなのは書けないので、日常のちょいとした発見のことを。


●自然の中の学び

こないだ、読書傾向のとこで、「本ばっかり読んでても仕方がない」って書きました。同時に「生のなかで鍛え上げる思想」みたいな大それたことも。
これは最近の森博嗣のエッセイの影響があります。自然を見よ、そこから学ぶのだ、と。それは自然科学者にして哲学者然としてる最近の森博嗣の根幹の主張です。

今日、床にアグラかいて座っていて、そこからさぁ仕事だっていうんで立ち上がろうとしたんですね。そしたら態勢を崩して、落下! 右膝から全体重をのっけて床にゴツン!って体が崩れてしまったんです。
いや、立ち上がるのをミスった、ってだけなんですが、地味に痛い。歩くとなると、ちょっとひょこっとするくらい。
うわー捻挫? ってほどでもないな、打撲か……。それにしても結構痛かったよな、自分の全体重をいっきに膝にかけたしな、と。

 

まあ放置していたら痛みは引いたのですが。
それで、先ほどお風呂に入って、右膝を洗おうとしたら、見事に内出血していて、傷まではいってませんが、赤いシミみたいなもんが出来ていました。

これは、個人的に「学び」の多かったことですね。以下箇条書きにしますが、

 

・あんまり痛みがなくても、こうやって実地で破壊された体を見ると、自己認識と客観現象ダメージ度合いって違うもんだなと。

・外傷という形でなく、内出血という形で現れたことに、自分の/人間の体のバッファ機能ってよく働いてるんだな、と

・見なかっただけ、というのもあるんだけど(冬だから長ズボンだし)、それでも時間差でこうやって内出血が出てくる。傷ってものは時間でもって視認できるということでもある

・なかなか不吉な色合いをしていました、その内出血シミは。どういう観点から見ても、自分に対する警告の一種であるのでしょう。ここいらにしとけよ、と。もっと慎重にしないと、次は外傷だぞ、と。メメントモリだぞ、と。

・これくらいの内出血な痛みでも、やっぱり体のバランスは少し崩れる、という感覚を得ました。走れはしなかったので。

・わたしは自分を(心理的に・神経的に)傷つけるプロではあるのですが、こうやってケアレスミスでもってフィジカルに・物理的に自分を傷つけると、それはそれでちょっと考えるところはある。心理的に・神経的に傷つけるよりも、よほど内省的かもしんない。

・人間の体ってよくできてるんだなぁ、っていう当たり前の結論ですが、それでも実際にどう動いてるのをきちんとみて、その上で「よくできてる」っていう感想を持つことには意味があると思える。それなしに人間スゲーと言ってるのは、ほとんど盲目的ナショナリズム右翼と変わらん。

・つまりは、自分の生活も観察だし、それにより修正をきかせていくのも、また科学だし。


……なーんてなことを考えました。本を読むよりよほど考えたかもしんない。膝をぶっつけただけでね。そして、そういう頭の悪いような考えをしてるのが、たぶん自分を成長させてる、と思うのですよ。


●メモ

冬コミ原稿は書きあがりましたよ。
・明日、この膝のこととは別に、持病で、病院に行きます。
・明日は休みのはずだったのに、諸事情により明日も軽く仕事をするハメになってまったオウノォ。
・日付ギリギリで日記書くのって、あんまりよくないなぁ。余裕がない。

自己紹介・音楽趣味(日記3日目)

●昨日の日記

 

完全に3800字は書きすぎでしたね。そんな調子だから三日坊主に終わるのだ。
さて、今日は自己紹介第二弾。
いちおうこのブログ「残響の足りない部屋」は、過去に音楽レビューブログとして動いてた時期もあったので、今回は「音楽趣味」に限定して語ろう……

……と思ったけれど、昨日のノリ(読書傾向)で書くと、昨日のにしたってざっとであんだけになったのだから、音楽ともなるともう過積載もいいとこになってしまう。なので、まず大雑把にジャンルだけ書いて、あと語りたいことがあれば項目ごとにちょこっと書いてく感じで……。

 

●まず世界一好きな作曲家は

www.youtube.com


・ZUN(上海アリス幻樂団)。これは不動。語るとなると文量がエラいことになるので今回は割愛しますが、「紅魔郷」「蓬莱人形」「妖々夢」をリアルタイムで触れて頭ブン殴られて以来、今も幸福に頭ブン殴られています。以下の音楽趣味をやっていった原因そのものでもある。

 

●ジャズ


ジャズが好きです。古臭い、ちゅうイメージでしょうか。「ええっ、ムーディな大人!?」なイメージなんでしょうか。そればっかりじゃありませんが。
とにかく「バンド編成によるビート」と「アドリブ(インプロヴィゼーション、即興演奏)が好きです。なんでそうなったかと言ったら「亡き王女の為のセプテット」あたりからですねやっぱり……(わかりやすい)

主に、いわゆる「モダン・ジャズ」と言われる分野を好んでいます。1950年代ビ・バップ以降、1970、80年代のフュージョンまで、みたいな。ストレート・アヘッドなバンド形式=小編成のジャズが好きです。要するに、トランペットとサックスがフロントで吹いてて、ピアノとベースとドラムがバッキングを奏でているのが好きっていうことです。ギターが入る分には全然問題はありません。


なのでそこまで「ビッグ・バンド」が得意でもない、っていうのもあります。嫌いじゃないんですが。緻密なアレンジを書いたようなビッグバンドは良いですね、ギル・エヴァンズとかジェリー・マリガンがアレンジ書いたバンドのは。それから、ヴォーカル入りも嫌いじゃないんですが、最優先してるのはやっぱり最初に述べた2~3管編成のインスト・バンドです。
それから「モダン」と書きましたが、それ以前のいわゆる「トラディショナル・ジャズ」「スウィング・ジャズ」だって決して嫌いじゃないどころか、この頃ますます好きになっていってます。

 

好きなジャズメンの具体例を出すと、

www.youtube.com


レスター・ヤングテディ・ウィルソンのpと組むともはや最高に涙出てくる。

www.youtube.com

バド・パウエル。ピアノトリオ編成でもソロでも。ただ「パウエル系」って呼ばれてるピアニストでも、パウエルみたいに「重く、鬼気迫り、メロディアスで、疾走!」っていうのは代替えがきかんよなぁ……とかって思いつつもクロード・ウィリアムソン聞いてるわけなんだけどさ。

 

www.youtube.com


アート・ファーマーの入ったジェリー・マリガンのバンド。ジム・ホールがギターを弾いていたら最高

www.youtube.com


・なんか癖になって、つい手を伸ばしてしまうのがジャッキー・マクリーンで、いつの間にか聞いてる

www.youtube.com


・どうもそのあたりのポジションに入りそうなのがウェイン・ショーターで、一時期どうにも扱いに困ってたけど、最近妙に癖になってきて……
・やっぱり書かねばならん、チャーリー・パーカー。天才だし……。
クリフォード・ブラウンマックス・ローチ双頭バンドに、ソニー・ロリンズが入ったらもう無敵ですよね云わんでも分かってるわ
・どうも「ヴィック・ディッケンソン」という名前に弱くて、ついこの人の名前が入っていたらレコードを買ってしまう。
・レディス、エン、ジェトルメン、スターン・ゲッツ!(「アット・ザ・シュライン」ライヴ版のMC)

 

オルタナティヴ・ロック

 

ようするにノイズ過多のヒリヒリする90年代以降のロックが好きです。以下列挙

www.youtube.com


ピクシーズが最高に好き。それからブラック・フランシスのソロも追ってる
ソニック・ユースは本当、大学時代「世界のアートの最先端シーンがここ、ニューヨークにあるぜ!」って感じで憧れてましたね。

www.youtube.com

・しかしソニックユース以上に今聞きこんでいるのが、ダイナソーJr.。この歳になってくると、こいつら非常に染みるんだ……。J・マスシスのギターソロの延々とした最高っぷりよ
ニルヴァーナは、死んだ友人のフェイバリット、ということで長い間聞けなかったけど、今素直に聞いたら、いいバンドですよね。
・UKですが、マイ・ブラッディ・ヴァレンタインの夢幻の轟音には衝撃でした。
・日本では、とにかく向井秀徳ナンバーガールZazen Boys)。ヒリヒリしてササクレだった音と、言葉にシビレた。

それから、このオルタナ・シーンに至るまで、遡ってアメリカと、イギリスのそれぞれ異なった「パンク」のシーンも好んで聞きました。

www.youtube.com


・クラッシュ。ジョー・ストラマーはわたしのアイドルでした。こいつらのおかげで、自分は「世界中を音楽を聴いて旅をするんだ!」という想像上の音楽旅行をさしてもらいました。

www.youtube.com


パティ・スミスとか、テレヴィジョンとかの「ニューヨーク・パンク」系も聞き込みました。音と言葉の世界が芸術です。そこからソニック・ユースに繋がっていくんだなぁ。

とりあえず今日はこんなとこで。結局書きまくってるんじゃねいか。明日以降も音楽については語ります。


●メモ


・寒いですね。
・お歳暮の季節ですね(いつも怠慢していてすいません)
・師走ですね(今年こそはgdgdな忙しさを乗せかからせないようにしないと……)
・案外この自己紹介文って、こうやって書いていったら、全部語るのに結構かかるぞ……。いつになったら模型とかエロゲとかっていうジャンルにいけるんだ
・自分を語りたい、っていうことでもないんですけど。ただ、ちょっとわかりやすくしとこう、と情報量を増やしたらこんなことになっちまいまして……
ガルパン最終章は、たぶん12/12の火曜日に時間とれるっぽいので、その日に見にいきたいと思います。

 

www.youtube.com


ボブ・ディランを聞いてる。「今はこういう疾走曲ばっかり聞いてる自分だけど、いつかボブ・ディランとかカントリー・フォークを聞いてマッタリするようなおれになんのかなぁ」ってかつては思っていましたが、うーん。でも、「まったりするはするでも、“これまでやこれから”をかなり考えながら聞いてる」という「深度」の違いはありますね。客観的に見たら「マッタリしてる」に見えるのかもしれんけど。