「CAPACITY超える構文」とは?
……日本の普通のロックバンド・UNISON SQUARE GARDENの歌詞哲学を汲む言葉遣いのことです(非公式。このブログの筆者が考えた)。相手がUSGファンだと知れたら、みなさんも日常で使ってみましょう。ようはユニゾン歌詞ネタ表現。
のっけから「普通の」と書いていますが、USGファンならこの表現が田淵(ベース&コーラス、作詞作曲担当・田淵智也)の、めんどくさいロック思想(誉め言葉)を汲んだものであると判って下さるはずです。
つまりこの記事はUSG(ユニゾン)ファン前提の書き方になっておりますのでご注意ください。ところで、リバイバルツアーって本当に良い試みですね。
あのユニゾンスクエアなんとか(とかいう普通のロックバンド)
この場合の普通とは、東方projectにおける霧雨魔理沙の「普通の魔法使い」という称号と結構似ているところがあって。
つまり、どんなにデカい舞台でキメようが、テレビに出ようが、youtubeの再生回数が増えようがバズろうが、「それがどうしたの?」という面構えで、今日もレコーディングをしてライヴハウスで演るという「バンドにとって大事なことは2つしかない」という通常営業を今日も続ける。そんな「誰よりも格好良いロックバンドの在り方」が「普通(Normal)」なんですよね。田淵はそう仰っています。
歌詞書いたのは斎藤さんじゃないから田淵に言っといて
責任を逃れる時に使う表現。
もしくは「は?このバンドは斎藤さんと田淵とTKOのバンドなんですけど?メンバーチェンジとか解散とかマジありえないんですけど?」と反論する時の拠り所のひとつ。
HAPPY
01分52秒時点
HAPPYな時、知性の低いサングラスをかけ、ダブルピース顔で最大限バカっぽく表現しましょう。おれらが躊躇ってどうすんだ、あの斎藤さんでさえこれやってんだぞ。
小林くん
彼の知っている番号をぜひ教えて頂きたい男の子。
(ただし)みんな食べてるのに、ちっともこれ食べられませんが……。流行りのあれこれとか……。
浜崎さん
リボンのかわいい女の子。
(ただし)食べなくちゃならないのに、すいません今日は残します……。無理に摂取しなくても良いものは世の中にございます……。
急くから仕損ずる
それも、待ったなしの条件下で起こるから困ったものです。
昔、HUNTER×HUNTERという漫画で、もと暗殺者の少年が「昔の稼業でなぜか良くあった。事前に対策を完璧に練ってはいるのだけど、当日になって、有ってはならない鉢合わせ状況になる事、出てはいけない低確率のものがこの日に限って出てしまうことが、なぜか起きてしまう」という経験則を言っておりました。
科学的根拠はないのですが、しかし、なぜかジンクスめいて起きてしまう、という。こういうのって、あったりするんですよね……なので、我々のおまじないはただひとつ、セク×カラ×シソンズール、と呪文のように唱える他ありません。
深呼吸⇒躊躇う
負けないことに汲々としている前哨戦では、スパイラルのように起こりますね。古代ギリシャで海難事故を誘うセイレーンは、呪的な歌声で人を誘います。「迷い」というのは、そのような呪いの女神による、セレナーデが止まらない状況なのかもしれませんね。
どの道を選び、どうすれば良い?→残念ながら……どの道も何とかなるように細工した!
すべての「たられば」という仮定に対し、このように答える。ゴブリンスレイヤーさんのように頼もしい。
構わないから、バスタオルは任せた!
頼もしいその2。嵐の中、誰かのために勇気をもって駆け出していくヒーローが居て。そんな時、待っていることしか出来ない人は、せめてしっかりと、任されたことを100%遂行するしかないじゃないですか!
レンガ造りのウォールロードが、重なった希望に見える
「自分の心を加速させるような確かな事」。それを見つけたら、たとえ「努力」が求められるあらゆる状況でさえも、意味あるものとして楽しめるようになったりする。努力さえも希望の楽しさに替わる。そうなれば、君はもう無敵さ。もう輝き出してるんだよ。