残響の足りない部屋

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2023年の夏休みの工作

模型工作が楽しすぎる! 

前回の記事ではオタクとしての「鈍り・ナマり・壊死」がどうの、と申しておりました。それは、良き小説との出会いもあって、少しずつ「物語(小説)」への苦手意識を修正しようとしています。

そういう良い流れのなかで、模型工作趣味も再始動すべく、先日から模型キットを買いためておりました。ラインナップはこんな感じ:

30MS SIS-A00 ティアーシャ[カラーB]|バンダイ ホビーサイト

30MM 1/144 bEXM-33T ヴォルパノヴァ(タンクVer.)|バンダイ ホビーサイト

HG デイジーオーガ|バンダイ ホビーサイト

Figure-rise Standard ミオリネ・レンブラン|バンダイ ホビーサイト

HG 1/144 ガンダムキャリバーン|バンダイ ホビーサイト

なんだかんだで全部バンダイのキットですね。

 

本日、最近良く行くようになった家電量販店併設の玩具コーナに行きました。2ヶ月くらい買うのを迷っていた「水星の魔女」のミオリネさんプラモデルをいーかげん買うか、と思って行ったら、そこにあったのはミオリネさん……と、「水星の魔女」キット最新作(最終作)ガンダム・キャリバーン。

これまで私は「水星の魔女」を未視聴で、キットも手を出しておりませんでした。キットのシリーズラスト作から作り始めるのってどうなの?と自分でも思いますが、しかし、興味を持っていた機体なのです。そんなわけで、これもまた良い機会かなと思い、キャリバーンを買った次第です。しかし「水星の魔女」本編を見ずにキャリバーンを作る奴はあんまり居ないんじゃないかな……

 

30MM「ヴォルパノヴァ【タンクver】」

さて本日(7/19)から夏休みの工作を開始します。え?学生と違って長期休みなんてない?そりゃそうですけど、気分だけでも夏休みです。気分だけかよ。

しかし、そうして初めた模型工作が楽しくて仕方がない! これは本当! 

この日記ブログで書いていたように、この二ヶ月ばかりどうにも毎日が忙しくて、精神的にどうにも詰まってきた感がありました。ところがニッパーを握ってザクザクキットを組んでいたら、どんどん気分が晴れやかになっていくこと! 工作って良いなぁ。

まずは手慣らし的にヴォルパノヴァから。さすが30MMです。私が贔屓にしているシリーズ。物凄い組みやすい。これは当然です。そういう「組みやすさ」をメインコンセプトにしているシリーズですからね。しかしそれでもさすがです。
腕や足など、各部の構成が共通化されているので、一度組んだことがあればどの機体もサクサク組めます。

見なよこのつぶらな瞳を……。

そんなわけでヴォルパノヴァはバックパックまで組み上げ、ほぼ30分で完成です。ちょっと今はこれで遊んでいるので完成写真をupっていなくてすいません。しかし遊び甲斐のあるキットですね。プレイバリューもブンドダビリティも良き。そしてこの半円形ヘッドのおまぬけな可愛さが最高ですね。この雑魚っぽさ、ヘタレ山賊っぽさが独特のゆるい魅力を放っております。では、遊んでいる写真は次回で…

 

ガンダム・キャリバーン

買ったその日に作る、このイキの良さ。我ながらモチベ高いなぁ、と思いながら、ヴォルパノヴァを作った後すぐにキャリバーンの工作に入りました。

なんと本日、上半身と右足はすでに組んでしまったのです。我ながら頑張った!

「水星の魔女」、私未視聴なのですが、今作におけるガンダムって、医療技術にもリンクした設定だったらしいじゃないですか。このキットを組んでいて、とくに足なんですが、なめらかなフォルムやディテールがなんか先端医療器具というか高性能義足というか、そんなニュアンスをうっすら感じました。……そこのところ視聴済みの方々、いかがでしょうか?
それからやっぱり機体の全体のフォルムが「女性的」ですね。

機体の各部に独特な色合いの文様が発光するシチュエーションがあるらしく、それをクリアパーツ+シールで再現することが出来ます。一部、独自成型の着色済み特殊クリアパーツ(輝羅鋼みたいなもの)も導入しています。

ここは、同じ箇所をノーマルバージョンとして、文様なしの「黒だけ」を選ぶことも出来ます。

私は今回の工作で、ボディの文様は「クリアパーツ+シール」でいくことにしました。文様付けていきます。メーカ側の心意気に答えたいのです!(本編見ろよ、というツッコミが聞こえてくる)

ただ、ヘッドだけはこの「文様」ヴァージョンにしないようにしました。私はこのキットでブンドド遊びをするつもりなんですが、ヘッドもギラついた感じだとちょっとtoo muchかなぁ、と。

そんな感じでヘッドだけは、「玩具ブンドド」志向のため、ちょっと抑えめにしました。実は、その志向のあまり最初はカメラアイのシールすら貼らないつもりだったのです…が、しかし、とはいうものの、ちょっとそれは玩具っぽさが「過ぎた」感じになってしまい、やっぱりシールは貼って組み直しました。

ここのところ、なかなかむずかしいですね。ガンガンブンドドをしたい、という気持ちと、キットの女性的で優美な佇まいを尊重したい、という気持ちと。

 

ところで、最近はキットの組み方が個人的に変わってきまして。

こういう感じに、腕や足などの左右対称なパーツ、胴などの大きい箇所のパーツ、大型武器のメイン箇所など、「わかりやすい」パーツは、最初からどんどんランナーからザクザク切りはずしていく制作スタイルです。

これはモチベ管理のための工夫といいますか。いちいち説明書と照らし合わせて、各項目ずつパーツを切り離していく普通のやり方だと、どうも私は「作らされている」作業感を覚えるようになってしまったのです。

私は模型を「作らされている」のではない、みずから意志をもって「作ろうとしている」のだ! という態度で模型工作に臨んでいます。よく界隈で言われるじゃないですか、「積み(罪)プラ崩す」っていう。あの表現、そりゃ言葉の問題ですが、しかし良くないですよ。模型工作を義務にして、腰が重くなってしまう、っていうのは良くない。模型工作は楽しんでいくものです。

とはいいつつも、工程が多いのが模型工作です。なので私の場合、リズムに乗ってザクザクやれる箇所は、なるべく快適&快速でやろう、と思って、こういう「わかりやすい」パーツ事前切り、というスタイルになりました。

ただこれは、模型をそれなりに一応長く作ってきたから出来る組み方ではあります。「だいたいこのパーツはこういう組み方になるだろう」っていう予測が出来るから、このスタイルでやれています。初心者には向かない。

もちろん、関節みたいなメカニカル駆動部のような「パーツ間違い厳禁」な箇所は、こういうザクザク切りはしません。ちゃんとランナーと取り扱い説明書との番号対応をして、部分ごとに箱に入れながらやります。そこはきちっとする。

まぁようするに、自分なりに模型工作を「楽しんで」やっていきたい、という気持ちですね。一般的なやり方とはちょっと違うかもしれないし、場合によっては完成度が低くなるかもしれないけど、「楽しみ」を第一にしたい。そう今は思っています。作らないよりは作った方が良いですから。これ前回の小説読みのときと同じこと言ってるな…。

そんなわけでこのブログは、音楽話題と並行して、夏休みの工作を行っていきます〜。よろしくどうぞ。

 

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