残響の足りない部屋

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ダイエット日記4月末 血糖値スパイク疑惑、漫画のための腰痛対策

数値2024/04/26

100kg(4月頭)→98kg(4月末)

微量ながらなんとか痩せました!やりました! 成功体験というにはちょっとおしとやかですが、まず体重は増えてはいませんです。ひとつの結果です。

ただ、体調がすこぶる改善されたか?…といったらそうでもないのが実感です。身体を結構使う系の仕事をした後のくたびれ(疲労感)は、前よりキツいような気がします。単純に体力(持久力)がない。

少しずつ暑くなってきています。これから夏を控えています。実は自室でこの文章を書きながら、扇風機を回しています。自室、家の2階にあって屋根裏が近いんですよ…西日の熱がこもって…。

しかし、これから熱がこもるといえば、私の肥満体にこそこもるのです。明白な話です。今少しでもダイエットして脂肪を落とし、身体を軽くすれば、今年の夏はいつもより快適に過ごせるのではないか?という話。頑張りましょう。

 

血糖値スパイク?

↑ これへの対策を意識的にするようになりました。

具体的には、食事をよく噛み、ゆっくり味わって食べること。
水分をこまめに取ること。
そして食後すぐに軽い運動(散歩とか)をすること(15分〜30分くらい)。

半年以上前くらいからでしょうか。食後、とくに夕食後、暴力的な倦怠感・眠気に襲われるようになりました。ゆっくり食べていない(デブの喰らい方)からこうなるのかな?と思っていましたが、もっと症状をつぶさに観察したら、どうも血糖値スパイクではないか?と(素人判断ですが)疑うようになりました。

dm-net.co.jp

この場合一番の問題は自分が確実に「糖尿病予備軍」だということです。というか今実際もう糖尿病じゃないのか?って疑ってもいますが…。まだ決定的に診断はされていません。去年の血液診断ではまだ大丈夫だとは言われましたが…しかしけして「良い」と言われてはいません(当然)。

まぁ、言うまでもなく、生活習慣が悪いのです。糖尿病にギリギリの所にいる、ということは、このままいけば糖尿病になる、という話です。当たり前すぎて涙が出ますね。

せめても、私がこれまで人生で愛していたジュース(清涼飲料水)を控えるようにしました。もっともこれは、ダイエットを意識してのことではありますが、それ以前に単純に自然に、身体が水を欲してくるようになったというのもあります。ジュースばっかり飲むが普通にキツくなってきた。学生時代は水のようにジュースを飲んでいましたが、そういう飲み方は出来なくなった中年化、というわけですね。こういう文章まで書いていたというのにね。↓

redselrla.com

そういえば飲料といえば、私は酒を一切呑まないのですが、これまでの人生で酒も呑まずに体重100kgにまで到達した、っていうのは考えてみれば凄い話ですね。食と薬と運動不足だけでここまで到達しました。デブの才能に満ち満ちたエリートと言わざるを得ない。嬉しくない。

modernclothes24music.hatenablog.com

 

腰痛(あるいは、漫画を描くために)

ずーっとこのブログでは腰痛について書いているような気がします。このブログにある検索機能に「腰痛」と打ち込んでみたら、2020年からずっと腰が痛い旨を書いてました。とくに冬、身体が「固まる」感じで神経痛になる、っていうパターン。

もちろん単純に体重が重く、運動不足だから、っていう理由です。これもヘルニアになる前にどうにかしないとなぁ…。

しかし私がこの腰痛のリスクを一番真剣に考えてるのが、漫画(絵)を描いている時です。

椅子に座って机に向かい、時にアナログ画材で、時にデジタル液タブで漫画を描いているわけですが(最近、ようやく新作の予告編をupしました!)、腰は泣き所だと常に痛感します。真剣に漫画を描いているほど、腰への負担がキていることがリアルタイムで把握出来ます。

今はまだ「腰痛いなぁ」で済んでいますが、この先も今の体重&運動不足のままだったら、確実に酷いことになります。何より漫画が描けなくなる。作曲だって出来なくなる。なるほど、こういう所に創作の危機というのは潜んでいるわけですね。

ダイエットをするようになって、かなり腰をストレッチするようになりました。ハムストリングスを伸ばしたりして。

togetter.com

自分のダイエット生活のなかでも、かなり腰はいたわっています。意識して腰をひねり、動かし、神経からずらすようにしています。そのたんびにゴキッ・ゴリュッ・グキュッ、と音を立てるんですよ関節ちゃんは。あ〜、かなり固まっていますねぇ。ギックリ腰にならないよう注意しましょう。この冬は「ハイパーレベルな」ぎっくり腰になることはありませんでしたが…(「ハイパーレベル」=寝込む以外何も出来ないくらいのぎっくり腰)。

でも、この腰痛対策が続いているということは、やはり私は創作に対してはそれなりに真剣になれるようです。リスクの天秤に「創作」がかかったら、素直にスッと動けるらしいです。自分はそういう人間なんだと自覚が持てたのは、まぁ悪い気持ちじゃない。

 

夏・秋に向けての目標

そんなわけで、これからもダイエットは続けていきます。ひとつの目標としては、この夏を少しでも快適に過ごしたいな、と思っています。創作活動をしながらというか、創作を上手くまじえながらのダイエットというか。

ちなみに、今週末に音系・メディアミックス同人即売会M3-2024春があります。春M3は私の同人サークル・8TR戦線行進曲は参加しません。ですが、今年の秋のM3は参加したいなぁ、と考えています。

それも、体調あってのことですからね。もし夏までにダイエットがかなり成功したら、きっと秋M3への参加がより良いものになると思います。そう目標設定してみると、これはなかなか楽しみですね。頑張りましょう。

 

過去のダイエット日記

前回

ダイエット日記0320 手持ちの確認、料理、仕事、散歩 - 残響の足りない部屋

前々回

ダイエット日記 2024年0313 - 残響の足りない部屋

最近わたしの音の暮らしはこう 2024年春 坂本慎太郎ソロとゆらゆら帝国と亀川千代

坂本慎太郎氏の音楽

坂本ソロ4thアルバム「物語のように」インスト版付きの初回盤CD

この半月ばかり、ずっと坂本慎太郎氏の音楽(坂本ソロ、ゆらゆら帝国)を聞いています。ようやく、坂本氏の音の世界にハマりました。


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zelonerecords.com

さて、ゆらゆら帝国のベーシスト・亀川千代氏が先日逝去されました。

natalie.mu

その追悼の意味でゆらゆら帝国・坂本ソロ作の音楽を聞き直してハマった…というわけでは実はないのです。以下、きちんとお話します。

私は以前から中期以降のゆらゆら帝国のCDを買ったり、近年の坂本氏の音楽をチェックしていましたが、正直完全にハマりきることは出来ていなかったのです。音楽作品の深さやバンドの存在感に尊敬はしていたけど、まだ坂本慎太郎世界にはハマれなかった。

しかし今年の3月末から4月頭に、私はリアル仕事で重要度の高いイベントを控えていて準備に結構忙しく、疲れていました。そんな仕事を終えた夜中、なんとなく近年の坂本氏のソロ作をyoutubeで聞いていたら、すごく心にスッと入ってきたのです。坂本氏の声…歌い方が、メロディが、奇妙な世界にいざなう歌詞とサウンドが、スッと入ってきた。それは、単純な表現で申し訳ないですが…とても良かった。このブログで何度も書いているLo-Fiフィルター以降の耳になっていたから坂本氏のサウンド世界がわかるようになったのでしょうし、今の私の心情が坂本氏の奇妙な世界観を心の底というか根の方から欲していたのでしょう。

↓(Lo-fiフィルターについて)

中年音楽マニアとLo-Fi HipHop - 残響の足りない部屋

 

もっとこの坂本慎太郎氏という音楽家の作品世界を知りたい。そうして私はハマりました。ようやくハマりました。そして当然のことながらゆらゆら帝国の作品&ライヴ音源を聞き返すことになるのです。

 

なので私の坂本慎太郎体験(ハマった順番)は、ソロ→ゆらゆら帝国、という遡り方です。今までレコード屋ゆらゆら帝国のCDをリアルタイムで見かけてはいたのですが、その時は「良さそうな感じだけど、まぁ今はいいかな」という具合でした。でもその当時買っても、多分理解出来なかった(ハマれなかった)と思うのです。そして、もしその当時サブカル趣味的に半端に理解してドヤ顔しているくらいなら、今こうしてしみじみ「坂本氏の世界は本当に良い…」と思えている方がずっと良いと思う。


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今、歌詞カードやアートワーク(これらのデザインも坂本氏によって手掛けられています)を見ながら、あるいはYoutubeの動画作品を見ながら(この動画にもかなり坂本氏は関与していますし、「ある日(One Day)」は坂本氏による全編手書き&自身編集のアニメで最高)、坂本氏の音楽を聞く。独りで。それはとてもすばらしい豊かな音楽体験時間です。良い感じで私は音楽と向き合えている。正座してにらめっこしてシリアスに聞くのではなく、ちょっとリラックスして聞く。

だんだん自室の空間が奇妙になっていく。あの歌詞の独特のズレが、鋭利に刺しこんでくる。奇妙なサウンドが、別世界にいざなってくれる。それは自室に居て異国情緒を感じているのに近い。そして、坂本氏のスタンスというか…どこかとぼけているユーモアと、醒めた認識と、世界に対する居心地の悪い心情と、面白いおもちゃみたいな物が、走馬灯のように夢見心地で展開されるあの坂本世界観…そうしていつの間にか部屋の空間は坂本氏の世界になっちゃっているのでした。

 


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そんなわけでソロ作から中期以降のゆらゆら帝国のCDを遡って聞き返しているわけですから、実はまだサイケでビート感ある初期のゆらゆら帝国にまで聴き込めていません。でもタイプの違う最高がすでにある、っていう状況って音楽好きとして最高じゃないですか? まぁそれはさておき、そんな風に遡って聞いてるわけなので、ビート感ある激しいロック云々よりも、坂本氏のいろんな変な世界を探訪する、というスタンスで私は坂本氏の音楽を聞き、愛好しています。

 

ゆらゆら帝国ベース・亀川千代

そんな中、亀川氏の訃報を聞きました。「えっ」と思いました。もちろん、早すぎます。しかし私は…こういう表現をあえて使いますが、ゆらゆら帝国については「にわかファン」です。さぁてこれからゆらゆら帝国のアンサンブルをライヴ音源も含めて聴き込んでいくぞ、と音楽体験の準備を整えている矢先の事でした。なので、「えっ」という当惑。そしてその当惑は今も続いています。

だってゆらゆら帝国のベース凄いんだもの。例えばゴリッゴリに歪んだリフをぶつけてくる時でも、そのぶつけ方そのものが楽曲の世界観・空気感を表していたり。ギターと完全にユニゾンして長いフレーズを奏でる演奏があり、しかし時にギターのフレーズを裏切るように独自の音をサッと入れてきた時の快感たるや。ライヴ音源のグルーヴというかベースラインのうねりっぷりの心地よさ、限界のなさ。


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ベースラインの限界のなさ…それは初期のロックンロール的曲調でももちろんそうなんですが、中期〜後期の、いろんな不思議な世界の表現でも表れています。その亀川氏のベースそのものが、各「世界」の大事な要素なんだと。亀川氏の自由なベースがそこにあることが、ゆらゆら帝国が描く様々な世界(ほんと「世界」のバリエーションが多い)に欠くべからざる存在。

その事に気づいた時、ゆらゆら帝国のあの有名な解散宣言「バンドが出来上がってしまった。これ以上のものは出来ない。あとはルーチンワークになるだけだ」というのが、別の角度からちょこっと理解出来てしまったような気がしたのです。そういう個性的な存在がそこにしっかりと居る、という幸福な不幸、というか。これだけの存在が横にこうして居て、しかも長いバンド生活でいろいろなことを実験し、いろんな「世界」を表現しまくった。そしてあのアルバム「空洞です」…。いろんな世界を表現し続けて、最後に辿り着いてしまった。そんなゆらゆら帝国の三人の「やりきった」という感覚…それは創作者としては恐ろしい境地なんですが…。


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話をもとに戻しますが、そんな風に私はゆらゆら帝国のニワカファンなので、私なんぞが亀川氏の訃報にショックを表明していては、長年のゆらゆら帝国ファン、亀川氏のファンの方々に対してあまりよろしくないのでは?と思いました。申し訳ないというか。だから語れもせず。

それでも日々は続き、私はゆらゆら帝国を聞いていくわけです。そうするごとに、バンドの楽曲が描くいろんな「世界」を見ていくわけです。そうする度に「凄いベースだ」という認識と「そのベーシストはもうこの世に居ないんだ」という感慨を同時に抱きます。そういうちょっとした思いは、やはり浮かびます。

そこで、だから、ゆらゆら帝国を持ち上げて過度にレジェンド化して聞こう&語ろう、っていうつもりもないです。私はやはり、坂本氏&ゆらゆら帝国の描くいろんな「世界」に用があります。追悼でもなく、レジェンド扱いや歴史的リファレンスで聞くのでもなく、懐メロで聞くのでもなく、「今の私に必要な音楽」として、用があるのです。上で書いたように、それは今の私にとってとても大事なものですから。

その上で。逝去された亀川氏のことを思うに…私は亀川氏に「感謝」することしか出来ません。もうその感謝はこの世では届きません。それでも私は亀川氏のベースに、ライヴでのベースプレイに、彼が作った世界に、感謝をしたい。亀川氏がベースを弾いたから、ゆらゆら帝国は在った。そうしてゆらゆら帝国はいろんな曲、アルバムで、いろんな世界を作り出した。その世界が、今の私をゆらゆらと「良い気分」にさせてくれているのだから。

そんなわけで。
これからも、もっとゆらゆら帝国の音楽を聞きます。少なくともまだ初期の音源で聞いていないの結構あるし、ライヴ盤もだし。それからベースを弾いていた不失者(灰野敬二のバンド)もいつか聞くことになるので楽しみにしています。そしたらまた亀川氏の逝去・不在を思ったりするようになるんだろうなぁ。

亀川千代氏、安らかにお眠りください。

 

 

お気に入り音源シリーズ「最近わたしの音の暮らしはこう」

最近わたしの音の暮らしはこう 2023年冬 - 残響の足りない部屋

最近わたしの音の暮らしはこう 〜2023秋に向けて〜 - 残響の足りない部屋

2023年お気に入りベスト

2023年に良く聞いていた音楽(1) - 残響の足りない部屋

ダイエット日記0320 手持ちの確認、料理、仕事、散歩

前回

ダイエット日記 2024年0313 - 残響の足りない部屋

 

自分の手持ちの確認

さて上記前回の日記で、何度も自覚するために、今現在が「肥満のきわみ、底値」と書いてきました。しかし、自分の現状を冷静に把握するのは必要な事でも、みずからをいぢめ抜くというのはセルフネグレクトであり、あまり頭を使って考えているとはいえないことです。

ゴブリンスレイヤーさんの「先生」(樽に乗る者、圃人の”忍び”)の教えを思い出しましょう。

「お前のポケットの中には何がある!?」 

ーーつまり、今現在、デブの残響さんの「手持ち」は何か、という話です。アドアドヴァンテージ)と呼ぶには頼りないけれども、ポケットの中身を何も考えずに「無」と断じては、ゴブリン並のおつむと先生に殴られることでしょう。

 

料理スキルがあるのは、良いことですね。私の家業は食材や料理と深い関係があるだけに、自炊するのは普通の事でした。調理器具も調味料も、大きめの冷蔵庫も、安価に新鮮な食材を調達するツテもあります。

残響さんクッキング - 残響の足りない部屋

 

だから暴食して良いって話ではありませんよw むしろこのスキルを使って、ダイエット食ーー食べるにおいてストレスを貯めない程度の味のーーを作るのです。日頃食べず、かなりお腹を空かしてからバクバク食べるのは、「相撲取りの食べ方」としてむしろ肥満になってしまう非推奨の食べ方のようです。大事なのは「必要な分を、必要な分だけ食べる」という。お腹を空かし切るのはマズイ。

あと、こう書いておいてなんですが、私は食道楽ではない、というのもアドといえばアドかもです。食べ物を作るのは苦ではないんですが、趣味と言えるほど楽しくもなく。そして、グルメではない。「美味しいもの食べる」趣味、というのは、実は私は持っていなくて。食に対して、「私の嫌いな味でなければ良い」程度のハードルしか持ち合わせておりません。(ただし、嫌いな物はとことん嫌い。体調を崩すレベル)

私がここのところで太ってしまったのは、食道楽ではなく、適当な食べ物を喰らってストレスを解消していたから、っていうのが大きいです。
深夜、ポテチ塩味をポリポリつまんで、喉にコーラでグイっと流し込む。Youtubeの穏やか系BGMのMIXを聞きながら…そんな夜更けを過ごしていました。ストレス解消です。これはあかんわ。食を楽しんではいない。噛んで、飲み込んで、胃を落ち着かせる、ってことでストレスをおさめていました。ひどい…。

まぁでも、「食道楽でない」というのは、良く捉えれば「必要な分だけ食べられれば、それ以上食べなくても良い」ということですから、少しはダイエットに向いているのかもです。

 

私の職場は食品製造業だったり、食品加工だったり、あるいは時折飲食業だったりする職業です。その業務のほとんどは肉体作業です。頻繁に水を使うのであんまり紙にメモとかも取れないくらいの肉体仕事です。ホワイトカラーではありません。

今の仕事の職種のおかげで、私は日々一応は体を動かせている、といえるかもです。なるほど、意外でしたが、これもこれで「手持ち」でした。もし私の仕事がホワイトカラー的な事務仕事・座り&PC仕事が主だと、もっと運動をしていなかったことは容易に想像がつきます。なんということだ、私の体は仕事で作られていたのか…w

 

散歩(ウォーキング)の習慣があった、というのも良かったことです。学生時代、私は近くの史跡公園を延々MDウォークマン東方project(上海アリス幻樂団)の音楽を聞きながら散歩をしていたものでした。当時は、痩せるためとかいうことも考えず、ひたすら考え事というか、いつもやかましい脳内を無にさせるため、というか、そんな感じで何キロもボーっと歩いていました。


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大学院を退学してからもこの散歩習慣は続いています。BGMとしてMP3プレーヤで相変わらず東方の曲を聞きながら散歩です。そこに岸田教団the明星ロケッツやUNISON SQUARE GARDENが入ったり。


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テンポの速いロックやテクノが良い感じです。ジャズは案外合いませんでした。クラシックや民族音楽も…。チップチューンは実に合いました。要するにテンポが軽快で早く、シンプルな構造をした音楽が良いということでした。残念ながらプログレは多分ダメですね。メタルでも、私の好きなポストブラックメタルシューゲイザーブラック)も多分だめでしょう。

おっと散歩BGMに話が逸れた。そんなわけで、大学院を退学してからそろそろ十数年経ちますが、散歩(ウォーキング)の習慣が培われていたのは良かったです。

ただこの数年、確実に前より歩かなくなっています。いろいろ理由をつけています。暑いとか寒いとか、創作が忙しいとか…。

……今考えたらこの挙げた理由、全部理由になっていませんんね。学生時代は暑かろうが寒かろうが、創作を多少遅らせようが歩いていましたし、むしろ創作が詰まっていた状況だからこそ歩いていましたよ。要するに、サボっていただけのことです。これはディスアドです。

 

 

整理しますと、

・自炊スキルがあるから、ダイエット食のためにカスタム出来る

・あんまり食に対する関心もない

・毎日の肉体作業(仕事)

・音楽を加える形で、散歩が好き

これらは私のポケットの中でも「手持ち」のものと言えますね。つまり、自分にとってフィットするダイエット食ならば、それだけの食であっても問題はない。よって、本気で食事改善をするにあたって、仕組みさえ整えれば多分ストレスはそこまでない。

また、散歩が好きなので、身体を動かすこと自体は嫌いではない。人と競争・勝負をすると途端にやる気がなくなりますが、自分ひとりで追求していける何かのスポーツを始めれば、どんどん運動はしていきそう。

というわけで、これからやっていくことは、

 

・手の空いた時や日々の家族の食事拵えの時のついでに、ダイエット食を作っておく

・「自分のためのスポーツ」を探す

この二つを意識して探してみることにします。それが私のまずもってのセルフ・ダイエットプログラムのひとつです。

 

数値2024/03/20、散歩の再開

先日からこのダイエット日記に、暖かいコメントを頂いております。誠に有難うございます。読者さんからの愛を感じます。

毎日、体重と、血圧・脈拍を測定しています。現在は、

・身長:174.5

・体重:100kg(ちょうど)

・血圧:平均150/85(高/低)

・脈拍:平均95

という具合です。今までこういうリアル数値を晒すのが恥ずかしかったのですが、思いきってさらけ出すことにします。この数値(から見えてくる体型)自分の恥ずかしい点です。…が、プロゲーマーのウメハラ氏が「恥ずかしいことと、恥ずべきことは違う」と仰っていました。自分の欠点をさらけ出すことは恥ずかしいけれど、人として間違ったことではない。しかし、人として恥ずべきことを自分でごまかしていると、きっと自分自身への自己嫌悪が止まらなくなる…という話です。


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さてそんなわけで、ちょっとすっきりしましたw あとはダイエットをやっていくだけですね。

最近、長らくサボっていたようやく散歩を再開しました。やっぱりナマっていますね。いつもだったら何の苦労もなく行って帰ってこれたルートが、足首がちょっと疲れるんですよ。おーう。

その先日の散歩のルートで、花が咲いているのをいくつも見かけ、土筆(つくし)が生えているのを見ました。もう春か…。暖かくなってきました。気持ちの良い散歩でした。もう少しこれを継続すれば、大丈夫になっていくでしょう。

でも今日はあられ・雪が降るなどした大荒れの天気でしたがw 流石にそういう日は危険なので外には出ません。気象警報出ていますしリアルに…。

書店・句読点「Only Reading Club(純粋読書会)」に参加、東南アジア諸語の話

私はシマーネ農業王国という地に住んでいます。近隣の大きな町は出雲市なのですが、出雲市駅前の商店街に「句読点」という本屋さんがあります。

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人文系の新刊と古本を扱う、とても雰囲気の良い書店です。私は、句読点がこの商店街に店舗を構えたはじめの頃から通うようになりました。もう数年になりますね。

人文学…つまり文学、歴史、哲学、文化人類学、美術、暮らし、などなど…といった良書を取り扱っています。ちなみに、実は私が描いた漫画同人誌もお店のZINEコーナーに置かせて頂いています。いつも有難うございます。

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句読点は、店長さんと副店長さんの二人で経営されている個人商店(独立系書店)です。お二人は、「生活者」としての視点を常に忘れない読書家です。書店経営だけでなく、お店で積極的に様々なイベントを開催されています。

 

本日3/17(日)、句読点で、「Only Reading Club(純粋読書会)」が開催され、私も参加しました。ORCとは、下記のような内容です。

参加者の皆様は、おのおの本を持ち寄って、黙々と1時間30分読書。終わったら、本・読書生活をテーマにした座談会が開催されます。希望者は、副店長さんが拵える軽食を食べることが出来ます。(句読点は奥のスペースで小さなカフェもやっています)

 

私は本日、趣味である外国語関連の本を持っていきました。フィリピノの教科書、マレーシア語の教科書、インドネシア語の教科書。それから東南アジア九か国の単語帳、そして家族がどっかのスーパーで買ってきたマレーシア産のクッキーの箱です。最後本じゃないやん。否っ、この箱には英語・マレーシア語(アルファベット表記&アラビア文字表記)、フランス語が併記されている、「生きた言葉」そのものです。まぁでもこれはあくまで資料であって、基本はやっぱり本です。

今回私は、ちょっと私的に学習の進みが遅いフィリピノ語をなんとかすべく、近隣・東南アジアの国々の言葉を学んでみよう、という趣旨で、マレーシア語&インドネシア語の教科書を持っていきました。いわば「ことばの東南アジア旅行」をしてみよう、という話です。

 

どうにもフィリピノ語、文法がめっちゃ難しいのですのよね…。語の活用が千変万化って感じ。語尾が変化するだけならまだしも、語頭も変化するし、語の中間部に入り込むっていうのも当たり前のようにあるし。人称も代名詞も、距離感と「私が話題の中のメンバーか否か」によって変わってくるし。語順もVSO(動詞→主語→目的語)という、ヨーロッパ系言語からしたら「What's!?」ってなものですし。このあたり、「やや能格構造に似ている」と表現されているのを読んで「ああなるほどなぁ、上手いこと言う!」と思いましたが、これ「グルジア語とかの、難しいことで知られる言語構造に似ている」って言ってるのとほぼ変わりはありませんからねギャフン。

そんなわけで、どうにも感覚が掴めないフィリピノ語(タガログ語)でして、ヒントを近隣諸国の言葉、マレーシア語やインドネシア語に求めて、本日ORCに臨んだわけです。

 

で、結局ヒントは得られたのか?
ええとまず、マレーシア語とインドネシア語は、かなり近い言葉です。少なくとも私はそのように感じました。語彙はもちろんところどころ異なりますが、語彙や表現で「同じの」を使える所は多い。

今回、どちらかと言うとマレーシア語を中心に勉強したので、そこからインドネシア語を眺めると、単語を重ねたりして表現するところとか、単語の中にいろんな言葉が「混じって」くるところとか、確かに島(地理)がフィリピンに近いだけあって、インドネシア語の方がほんの少し…ほんの少しだけフィリピノ語に参考にできるとこがあるのかなぁ?って思うくらいでした。

でも、文法構造的に言ったら、マレー語(マレーシア語、インドネシア語)とフィリピノ語(タガログ語)は全然違う! それが今回の「ことばの東南アジア旅行」で確実に知れたことです。文法学習においてのヒントはあんまり得られない。今回マレー語に親しむことは出来たのですが、フィリピノ語は依然として難しい。語順構造や、語の活用の仕方が全然違う以上、多少共通している語彙があったとしても、だからといって楽にはならないなぁ、と。

つまりフィリピノ語で私が難しいと感じたのは、日本語でいうところの「てにをは」なんです。語を繋いだり、主語述語を表現&定義したりする、あのおなじみの「てにをは」。マレー語の方にヒントがあるか、という私の目論見はここで外れたわけです。マレー語の方は、フィリピノ語的な千変万化の「てにをは」はない(もちろんマレー語独自の「てにをは」はあるのだ、というのは当然ですが、それでもフィリピノ語的ではない、ということです)。

結局、基本的なフィリピノ語の語彙をまず大量に頭にぶちこんで暗記してから、「てにをは」に挑めってな話ですな〜。これは日本語学習においても全く同じで、海外の日本語学習者に「最初に「てにをは」を学びなさい」って学習法を教えるのがナンセンスなのは誰だってわかるじゃないですか。でも今回、私はその愚をおかしてしまいました。賢しらなショートカットなんてない、って話ですね〜。頑張りましょう。

それより今回よかったのは、マレーシア語、インドネシア語を楽しく学べたことですね。語を後ろから形容していく表現方法のような文法の個性や、音の魅力といったマレー語独自の面白さ。そしてマレーシアやインドネシアにある仏教やイスラームやインドの影響など、混合海洋国家としてのマレーシアやインドネシアを知り、少しは東南アジア諸国についての知識も増えました。よかったですね。

 

 

……っと、ORCの話からだいぶ逸れました。失礼しました。そんな風にORCの1時間30分を、東南アジアのことばの学習で読書をし、終わった後の座談会で皆さんの読書トークに参加させて頂きました。

文化人類学、松村圭一郎、平野啓一郎、森田真生(数学者)、原田マハ、シベリア抑留の体験記、須賀敦子「コルシア書店の仲間たち」……様々に話題が出て、話題が関連しあって。まるで星座を編むような「読書を語る」楽しみを味わうことが出来ました。

また今回参加者の中に、「今まで読書が苦手だったけれど、これからもっと読書をしていきたい」と語る方がいらっしゃいました。
本当になんと素晴らしいことだろう、と私は思いました。その方に対して私は例によって口下手でうまく語れなかったのですが、せめて「これから楽しいことがいっぱいありますよ!」って事はもっと伝えてもよかった…といま反省しています。本の楽しみ方も、本の内容も、著者の人たちも…書物の世界というものは本当に膨大なのですから。自由に楽しんでいってほしい。そう願うばかりですし、そのことをもっと熱く語りたかった。

 

でも、改めて思います。句読点さんはお店を営むことで、こういう「本を読みたい!」という方の熱い思いに応えているわけです。句読点に来て、新しい本を知ることが出来た。だから私達は通うし、書店を信頼する。

句読点のお二人が持つ、書物、そして「知」に対する尊敬と信頼……それを少しでも世界に広げていきたい。押し付けることなく……、という意志を、私は店長さん、副店長さんから感じています。

これからも句読点のお二人には、頑張っていってほしいと思います。本日のORC、店長さん、副店長さん、参加者の皆様、有難うございました。また参加したく思います。よろしくお願いします。

ダイエット日記 2024年0313

過去一番の肥満

先日、家族M氏が私の姿を写した写真を見せてくれました。たまに家族M氏と外出する時、家族M氏は「せっかくだから記念に…」という感じで私の姿の写真をスマートフォンで撮ります。その写真を数年分見せてもらったのですね。

そしたらなんてこったい、私は今が確実に一番太っているのですね。でっぷり。

私の自己認識としては、この数年体重は増えはしないものの、とりたてて減ってもいない……つまり確実に痩せてない、と認識していました。
それでも…徐々に悪化はしているけれど、基本現状維持なのかなぁ…と思っていたのです。

ところが、数年前の写真を見たら、確実に私は今より痩せていました! 数年前も、自己認識は「太っているなぁ、不健康だなぁ」でした。実際そのようにこのブログで日記を書いています。↓

闇の色は脂肪の白さ --仕事に忙殺される日常、スマホ電子書籍依存、生活メンテナンス - 残響の足りない部屋

えーっ、では2024年の現在はこの頃(2020年)より格段に酷く太っている話ではございませんか。2020年の当時でさえ腰痛ピリピリが目立っていました。この4年、私は何も身体が向上・改善されなかったのかい、って話です。そんなあ。

家族はスマホで、約半年ごとの私の姿の写真をサササーッとスライドして見せてくれました。ここで「変化」を見ました。確かに今より痩せている。そして毎年少しずつ太っていってる。そして最後に、一番古い写真と、2024年令和6年辰年3月の今を見比べてみます。

 

わぁ!(すごい驚き) 普通に、肉が蓄積されたな! 中年!

 

未来の苦しさと痛み

よーし、よくわかりました。これはまずい。

自分の姿が太って醜くなった、というのも良くない知らせですが、それ以上に「このままいったら、普通に苦しく&痛くなっていくんだろうな、体…」って思いました。もともと私は神経&精神に持病を抱えています。それの対応も当然しなくてはなりませんが、それと同時に、この不摂生(肥満)状況のままだと、これから生活習慣病を筆頭に、どんどん「苦しい&痛い」状況になります。
具体的には、痛風、腰痛、ぎっくり腰、脳梗塞、尿路結石…山程あるなぁ。というか、今まさに現在、虫歯の治療中ですし…(そこからかよ)

これはまずい。
神経&精神の持病は、なんとか飼いならすというか、お付き合いしていく術を長年かけて身につけてきました。これは、適切な服薬治療を重ねていけば共存は出来ます。

しかし不摂生(肥満)による「苦しみ&痛み」の到来はまずい。どう考えても、絶対に上記のどれかがやってくる。全部やってくるかもしれない。というかやってこない方が不思議であります。それにパッと思いついていないだけで、生活習慣病・肥満由来の病気はまだまだありますぞ。

何度か、この日記で「今が不健康の底値」と書いてきましたが、本当に底値が見えつつある…。少なくとも血圧は主治医氏から「今なら引き返せます」と言われています。ギリギリで血圧の薬は飲んでいません。でもギリギリって状況じゃねぇ。

まずい。本当にまずい。今は歯痛だけで済んでいるのが幸運だと思いましょう。
そんなわけで、このブログではこれまで模型や音楽の話をしてきましたが、これからはダイエットや健康の話題もしていくと思います。使えるものはなんでも使うのだ。2009年からやってきたこのブログですが、こういう路線になっていくとは予想していなかったですね。ていうか私も順調に典型的な中年男性になってきた、って話です。ーーおめでとうございます!人生の新たな展開です!

 

2023年のダイエット日記

日記06/18 多忙感と体力不足 - 残響の足りない部屋

日記0701 ダイエット、血液検査、呼吸がむずかしい - 残響の足りない部屋