●中古ネット書店で本を買う
いつも使っている中古ネット書店で本を24冊買う。これでも10冊ほど減らしての結果でありますから、頑張った方なのではないでしょうか。
町の図書館では現在11冊ほど借りています(貸出制限2週間20冊)。模型キットに比べて、そんなに本は積んではいないので、大丈夫なはず。(オタクのこの手の発言を信用してはいけない)
ただ、最近は速く読む(読破)ことは、あんまり良くないなぁ、と考えています。むしろ、外国語勉強や童話・神話・民話読み聞かせの観点から、テキストを「暗唱&翻訳」したい、って気が湧いているんですよ(せねばいかん、とはけして言わない)。いくらラピッド速読出来ても、「じゃあ最初の1pをゆっくり暗唱してみ?」って言われたら、沈黙の艦隊になってしまいますからね。
ひとつでも「暗唱して語れる」物語を持っている人、って、素敵じゃぁないですか。物語って、そういうものでもあったはず。そういう訳で今読んでいるのはこちら。
『“グリムおばさん”とよばれて メルヒェンを語りつづけた日々(改訂版)』
シャルロッテ・ルジュモン 著 , 高野享子 訳 こぐま社 刊
(出版社サイト ↓)
https://www.kogumasha.co.jp/product/829/
それからこのいつも使っている中古ネット通販サイトに、ものは試しで「洋書」って検索ワードボックスに打鍵して入れてみる。そうしたら、びっくりするほどの「穴」だったでやんの。出るわ出るわ、エンターティメント小説や、映画のノベライズ、鉄道関連、海外模型カタログ、本場西洋ファンタジー……「穴」でした。洋書の穴。皆、他で買い取ってもらえないだろうから、ここに二束三文で持ち込むんでしょうなぁ。というわけで1時間ばかり、ぢーっと検索して眺めていましたとさ。
しかしふと「ハッ、これいつまで経っても終わんないやつだァッ」と気づき、とりあえずこの発見を忘るることなく、このブログ日記にしたしめて記録するわけでございます。D&D(ダンジョンズアンドドラゴンズ)の洋書ルルブ(ルールブック)を超捨て値で買いました。フフフ今アマゾーンで価格見たら、タイムセールでも5500円だぜ……。
似た話でゲームブックの話なんですが、ファイティングファンタジーのBOX、これも今アマゾーンでプレミア15000円ですからね。BOXの発売半年前から買おうか迷いましたが、当時お財布が寂しかったのですね。じゃー洋書ペーパーバックでいいかーと思い、「火吹き山」と「ソーサリー!1シャムタンティの丘」個人輸入したわけです。前にも書いたような気がしますなこの話。コロナ禍でちょい時間かかりましたが、届きまして、毎晩楽しく読んで(攻略して)おります。
村上春樹が中高生時代に神戸で過ごしていた時、「港町だから英語のペーパーバックが超安かった」ので洋書を読んでいた、ってことをエッセイやインタビューで読んだのですが。自分がそれを読んだ15年くらいまえは「そんなんあり?!」と思ったものですが、いつの間にか同じようなことをしているでござった。
●まんがを描きました。
こないだ36歳になりました。それで、この晩夏8月から10月半ばにかけて、ずーっと漫画を描いて、同人誌(小冊子)をコピ本製本していたのですね。14pの短編ゆかいまんがです。内容はいつもの通りのレッズ・エララ神話体系・中世篇。
(本館ホームページ掲載分)
(同じものがnoteでも読めます)
生まれて初めて漫画を1作描きました。これまで「自分のこの人生では、漫画を描くのなんて無理だな。夢のまた夢だな……」って思っていたのですが、うーん。今は夢のただ中でしょうか。
頑張って描いたので、絵はまだまだの低力量すぎます。でも、「絵を描く生活」をずっとしてみたかったので、そのスタートラインには立てたかな?と思うのです。よろしかったらどうぞ本館ホームページなどで読んでやってみてください。
●最近の音楽
土曜日と人鳥とコーヒー スタジオライヴ
オルタナティヴ・シューゲイザーバンド・土曜日と人鳥(ペンギン)とコーヒーが、彼らがいつも音源レコーディングをしているスタジオ「LAN MUSIC STUDIO」(大阪)でのスタジオライヴ。
この日、LAN MUSIC STUDIOはリアルタイムweb配信ライヴ企画を行い、どよぺんも参加した形です。土曜日と人鳥とコーヒーのサポートドラマー・イサノ氏は、このLAN MUSIC STUDIOのスタッフ、レコーディングエンジニアでもあったりします。
彼らがいつもレコーディングしているスタジオだけあって、実に「空間を隅々まで把握している」&「親密にリラックスしている」好演です。シューゲイザーノイズの暴虐性と、夢見る幻想の耽美音がこちらに届いてきます。
At the Garret 秋M3新譜「The Guest of Honor」クロスフェードデモ
同人音楽サークル・At the Garretの新作はハロウィンです。秋も深まるこのタイムリーな時期に、確信をもってこのテーマの音源=盤をガツン、これですよ。同人音楽の恰好良さ。
(特設サイト)
トラック1&トラック2の壮麗なユーロ歌謡・退廃ミュージカル・闇夜のゴシックワルツ調な感じの音の良さもさることながら、トラック3の「霧夜純・新展開」な美メロが昇天するほど凄い良さ味。
バラードですが、空に向かって歌唱が伸びやかに羽ばたいていくような。歌手も、歌詞と曲に心を込めて歌っていて説得力が凄い。高音を出す場所・折れそうな儚さを出す場所がサビの中に両方あるにも関わらず、この説得力。
メジャーキーを感じさせる明るさのコード進行ですが、それは内なる力強さ……誇り高き荘厳さに繋がっている明るさ。過ぎ去った何事かや、逝ってしまった誰かに対する、静かで、けして忘れまいとする……そんな荘厳な葬送の感情を妄想してしまう。そういう心象がどこかTK from 凛として時雨の名曲「like there is tomorrow」をすら思わせる。コード進行もですが、どこか同じような心性があるような気がする。この曲「Identity」、素晴らしいメロディです。
そんなわけであとぎゃれ、M3秋新譜、わたくし残響はすでに予約しております。自宅に届くのが楽しみです。
(ううっ、今回もリアルイベントには参加しません……。それからサークル参加もしません……オンライン一般参加です……)